ページを印刷 ページを印刷

幼年期を考える会に参加して


S__14721084

誘われるがままに、気軽に参加しました。

夜の研鑽会で。
印象に残ったのは、今年の春から子どもを幼年に送るお母さんの話し。
「以前は幼年を決めてるのが、うちの子と東芳ちゃんの子の二人だった。
もし幼年ができなくても、子ども同士の交換留学でもいいからやろう、と話していた時期
もあった。」
「今決まってるのは3人で人数は少ないけど、一度幼年をやめると次に立ち上げるのが大
変だし。下に続く子たちはまた人数が多くなるから、今年は(我が子の幼年は)繋ぎでもい
い。人数が少ないと逆にどんなことでもやれそうだし、どのようにしてもらってもいい」
みたいなことを言ってて、何か衝撃だった。
うちの子は、その“下に続く子たち”の中に入ってるんだけど。
そうやって繋げてくれる親たちがいて、自分達の幼年送りも考えていけるんだなぁと
その気持ちを聞くだけで胸がいっぱいになった。

私は今まで、我が子が5歳になったら幼年、、、と漠然と思ってた。
けど、何でそう思ってるのか自分でもよく分からなかった。
まぁ今回参加したのは、そんなところも皆の中で少しは考えられるかなぁというのもあった。
でも、幼年に送るつもりといっても。
もし我が子の代で幼年がなくなったら、保育園でいいや~くらいの感じ。
だから先ほどのお母さんの話を聞いた時は、何かズドーンとやられたというか。
そこまでしてやりたいことって何だろうーーって。

他にも研鑽会は、沢山の話題があって。
超笑ったし、普段では聞けないような話や考えないようなところを、
みんなの中でゆっくり考えたかなぁという感じ。

次の日は村参観。
参観されることはあっても、する立場はあまりないので。
ちょっと楽しみ~だった。
どこもそれぞれに良かったけど。
ベジタ部で、宮崎君が話してたことで。
「今度の建てる苺ハウスは自分たちで建てたいと思ってる」
「バイオから出る温水を使っての、苺ハウス。これから村も高齢化だけど、みんなが散歩が
てら元気にハウスに来れて、温かい中で作業ができて、そんな場所としても…」
「ハウス建設は、子ども達ともやれたら。中学生位ならやれると思うし、自分たちが建てた
ものが残っていくのもいいな」
「今度、磯部農場にジャガイモを植えに行く。加賀もサツマイモを植えに行って、それが定着
してきてる感じ。実顕地一つと言うのも、産業面で繋がってるのは大きいと思う。常に繋
がっていることで、もし何かあった時もいつでも話ができる。離れてしまうとそれも難しく
なると思うし」
みたいな内容だった。
自分のやってることが、直接村づくり(?)に繋がっているように感じ。あ、いいな。みた
いな。ちょっと刺激を受けました。
参観やってみての感想を出し合った時。以前村にいた人だけど、
「老蘇さんの所行ったり、愛和館の人達の話聞いて。久しぶりに、真っ直ぐな人たちに触れ
たような…」
と笑っているお父さんがいた。
村の中にいて、普段当たり前になっていることも、こういう機会に改めて新鮮に感じるとい
うか初心にかえるというか…。
まぁ色々な意味で良かったです。
今回はフラっと参加した感じだったけど。こういう機会があれば、今度は他のママ友も誘っ
て行きたいなぁと思いました。

豊里実顕地 松本瑞季