ページを印刷 ページを印刷

赤鶏の出荷を明日に控えて【美里】


image2

今日(3/29)の午後、熊田理恵さんから明日の鶏出荷羽数を増やしてほしいとのTELがありました。
予想以上に要望数が多かったとのこと。
「期待されてるみたいね。」という理恵さんの声に、ちょっとジーンときました。

いよいよ明日、豊里実顕地に向けて『赤鶏』を初出荷します。
「出荷する」というよりも「送り出す」という気分です。
拙い飼育技術ですが、社員さんたちの助けを借りながら、心を込めて育てました。

日齢70日。
肉付きのよい大きめの鶏が多いです。
「よくぞここまで成長してくれたネ。」
顔がほころびます。

この鶏たちは、ひよこの頃に得体のしれない獣にたべられたりして被害をうけましたが、
それ以外は、おおきな病気にかかることもなく健康正常に育ってくれました。

かつて私は、生産現場から届く実顕地生産物を予供車に積んで「作った人の心を受け、食べる人に繋げます。」「ヤマギシの供給ってどういう事なのだろう?」「自分のやっていることは、ヤマギシの供給といえるものなのだろうか?」あーでもない、こーでもないと自問自答しながら供給活動をしてきました。

そして今、生産現場から実顕地生産物を送り出そうとしています。
そして今、胸を張って言えます「実顕地生産物を送り出します」と。
全人の幸福を念い、そう念える人になることを志している自分を見い出しえるから。

3月30日 美里実顕地 渡辺舟一