ページを印刷 ページを印刷

資材倉庫がぴかぴかの愛和館になった!


たまご採り体験 4.23
長年関わってきた供給活動を離れ、夢にも想像しなかった「津木実顕地」にやってきたのは今年の3月21日のことでした。

西宮供給所での10年間に知り合った会員・活用者の皆さんに津木に遊びに来てもらったら、と軽い気持ちで「たまご採り体験」を提案しました。しかし、津木では今までたくさんの人を受け入れたことがなく、あまり多くの人数は難しい、ということで定員を20名にしました。

早速チラシを作って堺ファームの4月の大市に持って行き、なんとその日のうちに早速8名の参加の申し込みがありました。その後も堺ファームのお客さんや社員さん、フェイスブックの知人など、続々と参加の申し込みがあり、ちょうど20名になりました。

資材倉庫が愛和館になった!

かつてない経験に津木のメンバーは戦々恐々としながらも仲良し研や養鶏部研などで受け入れ準備をすすめました。

花壇や住居まわりの整備もすすみましたが、いちばん大きな問題は食事をどこでしてもらうか?ということでした。

実は津木はメンバーが大人13人と子供が4人の小さな実顕地で、今の愛和館は10人でいっぱいなのです。

そこで以前楽園村で使っていた愛和館はどうかということになったのですが、そこはもう十数年も愛和館としては使用していないし、選卵の資材などがいっぱい積んである倉庫になっていたのです。

はじめ、私は倉庫で食事もそれはそれでいいんじゃないか?とも思ったのですが、やっぱりきれいな所で食事をしてもらいたいよね、と4月11日から倉庫の片付けが始まりました。残り2週間を切っていました。

選卵資材や段ボールの移動、穴が開いた床の修理、汚れたカーテンの洗濯や窓ガラス磨き、照明器具や電球も埃まみれになっています。それら全てを入れる人が入れる時間に入り合って、ついに前日にはピカピカの愛和館になったのです。

たまご採り体験をやりたいという私の一言から始まって、全てが一人一人の「やりたい」を足し合ってできた「たまご採り体験」でした。そして、またやりたいね、と5月28日に第二回目をやろうということになりました。

津木実顕地 鎌田茂樹