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第36回養鶏法


30日

あっという間の2週間でした。

でも、これからが養鶏法の本番です。

「実顕地用養鶏法の真髄を探り 顕す」

太陽が 豊里の坂の下から 上がり始めました。

私たちは その場の人となって養鶏法を顕していくスタートに立ちました。

一緒に やらせてください

28日

「遮るものがなかったら、空気のようなもの」というテーマで研鑽してみて、、、

”空気のようなもの”とは 何でしょう

一瞬、目の前のついたてがなくなるような感じだ、空気が広がる感じ、充満しているもの

空気は どこでも いつも あるものという いろんな話が出され、

それにつながって 春日山の 福田律子さんの実例。

肉牛部の出発研で、”春日山でも和牛を育ててみたらどうか”という話が出た。その時の出発研では ”何かしらやってみようかな”という気持ちになったそうだ。

その研鑽会の中で”大きい犬を育てると思えば、”という話が出たりして、律子さんも 軽い気持ちで その提案を聞けたそうだ。

この実例の話を聞いて まわりの参加者達も いっしょに笑い、うれしい感じだった。”一人の人が 空気のような状態になったら、それが、みんなに伝播するんじゃないか”

どこでも、だれとでも、何でもやれる自由。

力まなくても瞬時に そうなれるという爽快な 空気が研鑽会場に満ちてきた。

シン オクチン

 
六ツ川の熱い思いに送り出されて、途中 春日山G参観(少し、玉ネギ苗植えと昼食も)。

その夜から、ロビーのコタツを四つ くっつけて、大炬燵研 始まる。

翌朝、豊里の朝日を浴びて、職場研 養豚部へ。

テーマ
「実顕地用養鶏法の真髄を探り 顕す」
実践テーマ
「その場の人となる」

「養豚部の出発研が、一番 私にとっての研鑽会。」と、晴子さんが楽しそうに語る。

午後の研鑽会テーマ
仲良しになる以外ないから その中で 鶏でも飼おうか
から始まる。

研鑽を通じて、私の中に、船南実顕地のロビーに貼ってあった書が蘇ってくる。

絶対を願うもの 本当を願う者は

物象界を 本当の在り方にするために

無現象界を 本当の在り方に持っていかねば

現象界を 本当の在り方に持っていけない

山岸巳代蔵 口述

 

24日

昨日8日目は
テーマ
「実顕地用養鶏法の真髄を探り 顕す」

実践的テーマ
「その場の人となる」

というところで、 広野のデコポンの袋かけ を一体作業でやらせて貰った。
中味はとりあえず写真で。
そして今日は、午前中研鑽会で、、午後1時から3時まで精肉、生活、果樹で受け入れて貰って、昨日と同じテーマで取り組む事になった。
午後4時から参観、7時から研鑽会そして交流研。
夜8時から始まった交流研は先ず、順子さん、貴子さん、オクチンと中庭が行った精肉班が口火を切った。
オクチン言うところの「20分遅刻事件」。
「こりゃあ、直ぐ仕事ちゅう訳にはいかんなあ。まあお茶でも飲もうか」と佳恵ちゃんが言ってお湯を沸かし始めた。
お茶を飲みながら、20分遅れの経過が解明されていく。
美代子さんの言葉にハッとする。
「貴子さんの持ち味 と言えば聞こえが良いが、研鑽に成らない。それは クセと違うんかい。持ち味という言葉で焦点がボケてしまうんじゃあないかい。」
初めて会った私にズバッと言ってくれる。
結局、3時の終了まで、一本の焼き鳥の串を刺すこともなく研鑽会は続いた。
こんな受け入れをしてくれる佳恵さんや美代子さんに私は驚いた。

これまでやってきて、実顕地用養鶏法の真髄は、稲と鶏の 「と」、
われ、ひとと の 「と」にあるのではないだろうか、と思っていたが、ここで 「と」は親愛の情が根底にある、水臭くない、遠慮や気兼ねが無い「と」だと思った。
9時40分まで交流研は続いて、心が暖かくなってきた。

 

22日

一週間が過ぎ、振り返ってみた。
山内さんが出していた。「それぞれが言いたい事を言い合っている中で、オクチンが話している時だけは一人の例外もなく耳を澄ませて、聴こうとして聞いている。」
それが、今日のこの研鑽会では、オクチンに対してだけでなく誰が出していようと、皆んなが聴こうとして聴いている。
言い合い、出し合いの研鑽から、聴きあって反応しあう研鑽会へ。
ようやく、「実顕地用養鶏法の真髄を探り 顕す」をやれる態勢が整ってきた。
高年齢者が多いせいかどうかは分からないが、「随分とゆっくりした足取りだなあ」とか「何かもう一つもの足りない」とか出たが、
Slow but steady wins at last!
目標の「真髄を探り 顕す」という頂上へゴールインスタートする為、
今、六ツ川に行くバスの中、スマホを打っている。
「その場の人となる」という実践テーマで続けてきた職場研鑽は、昨日、養豚部から送り出されて、塩焼きにするゴマサバの捌きを大勢でやった。
真髄を探れていないので、何を顕せたか分からないが、兎に角楽しかった。

 

21日

紅葉狩りに行かずに連絡研に出動

昨日の連絡研を受けて律君といくちゃんは、紅葉狩りをやめて連絡研へ。
金谷さんが研鑽会のながれを出して、律君の話。
「自分たちを実験台にして呉れてどう思ってるんや!」にお父さんが「それがどうしたんや?」。
養鶏法研鑽会を共有した感じ。

養鶏法職場での一コマ
食生活出発研に井波さんがとびこんできて、「ゴマサバたくさんとれたので、今から取りに行きたいけど、どう?」
食メンバーは目を丸くして、、、
明日のメニューは麻婆豆腐だし、とうふどうする?
24日に魚メニュー入れたし、、、
捌いて 塩焼きまで やれるメンバーは? etc
少しやり取りがあった後、「じゃ サバ 300本」
ウーン、何かしら 面白くなりそう。

こうなっていますという世界から”今”に合わせようとする明るい世界へジャンプした感じ。
律子

18日

11月18日(金)は豊里愛和館の大掃除、それに伴い愛和館は10数年ぶりに終日閉館となりました。
前日の夜から うどん、白菜のお浸し、刻み葱など 持ち帰り食材が用意される中、養鶏法メンバーは、その一食をどうすごすか、研鑽が始まりました。
外食する、突撃お宅訪問する、養鶏法メンバーで作って食べる、他Gへ行って一緒に作って食べる、色々だされました。
そのなか、連絡研で建設女子二人が老蘇愛和館で、「うどん食べられます」が公表され、養鶏法メンバーの多くはそこにのっかかることにしました。
牛肉のしぐれ煮を作り、豊里のメンバー持ち寄り有り、たくさんの人でにぎやかでした。
このうどんにかこつけてトヨサトの人達のこころもとに飛び込んで行きたくて誰かの部屋で食べようと思っていたけれど、老蘇愛和館での計画が出て来てからは、老蘇愛和館にトヨサトの人達を呼び込んで一緒にたべて、なおかつ お部屋訪問も欲張ろうと思い、川渕朝子さんの部屋に、貴子さんとおじゃましました。
大阪Kを閉め、川渕さんを見送った朝子さんは、どんな部屋で、何を思って人生の後半を生きようとしているのか知りたくてーーー。

 

養豚部に受け入れてもらって3日目。
豚房洗い仕上げを10過ぎまでやった後、豊里ファームに送り出してもらいました。
豚肉丼に入り、まずはまかない食で味を見て、豚肉の焼き方を習うところから。
早めに切り上げて、後はファームの参観。養鶏法メンバーもあちこちに。
今日も楽しい職場研鑽でした。

17日

17日、養豚部に受け入れて貰って、初めて2階建て(高床式?)の豚舎の豚糞出しをやらせて貰いました。
天井が自分より20センチぐらい低いところも多く、ヘルメットが思いの外役立ちました。牙切りや乳付けなど見せてもらったり、分娩担当者研に入れてもらったり、初めての体験学習面白かったです。
テーマの「実顕地養鶏法の真髄を探り 顕す」についてはバトンタッチして、女性軍から。

 

16日

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第36回養鶏法が始まりました。係を入れて29名、どんな研鑽会になるのかな~。

養鶏法参加のメンバーからどんどん、様子を伝えてください。全国のメンバーが楽しみに待ってま~す。
初日の今日は、豊里で月に一度の食事会の日でした。メニューは豚しゃぶフルコースです。
テーブルには野菜や肉、たれや大根おろし、鍋、あく取りなどがキレイにセットされ、食材も途切れることなく、豪華な食事を美味しくたのしみました。
というのも、今回は豊里食生活から会場メンバー4人、魚菜、調理からも参加しているのです。月曜日の三重県地区実顕地つくり研でも話題になり、どうしていくか楽しもうとなったのです。

豊里実顕地  喜田栄子