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みんなが気になる実顕地運営(1)


年間テーマ

みんなが気になる実顕地運営
 
1月度テーマ
正月、気になることがここにもあそこにも

新しい気持ちでチャレンジしてみよう
 

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新年あけましておめでとうございます。
今年の年間テーマは「みんなが気になる実顕地運営」とあります。日ごろ私たちが暮らしている中や村づくりの中で気になっていることにはどんなことがあるでしょうか?また、ここでいう「気になる」とはどんなことを云わんとしているのでしょうか。

3年前のお正月「実顕地一つからの出発」で始まった村づくりも、「実顕地一つの実動」「実顕地一つの運営」と、「実顕地一つ」を継続テーマにしてきました。
この間、全国実顕地づくり研が毎月開催され、全国から一堂に会する機会ができたことにより、様々な面で一つを顕していこうと進んできました。
各地にヤマギシファームがオープンしました。年中、適期作業などを通して人の交流も盛んになり、また諸国から実習生などの受け入れも多くなり活発になってきました。全実顕地生産物も実質ともにタダで実顕地間を贈りあえるようになりました。昨年は新しい繋がりの中で、ヤマギシ鮮魚部も発足しより豊かな暮らしを味わってきました。

今年は、豊里実顕地では新牛舎が完成し自動ロボット搾乳が始まる予定です。同時にバイオガス発電の計画も進んでいるそうです。水沢地区では新しく養豚部がスタートします。
関東では、町田ファームで新たに肉屋を始めたりパン屋の移設と新しい動きが出てきました。
年明けには、恒例となってきた全国の子供たちが寄っての2泊3日のスキー合宿を予定しています。また、今期は新たに本庁介護部が発足することになりました。
この年末年始に新しいことをやってみた、という話題も村ネットなどを通して伝わってきます。
 
こうしてみてみると「運営」といっても、誰かがしてくれるものでもなく、その職場・実顕地の人だけでするものでもなく、その役割りに就いている人がするのでもなく、ひとりひとりの中から湧いてくる「どこか気になる」ところから始まったり、進んでいくことも多いのではないでしょうか。
「他のことだから」「委し合いだから」あるいは「一つだから」と自分の中で止めてきたものがあるとすれば、今年はそんなことも外してみて、何気なく通り過ぎていきそうな、見過ごしていきそうな私の中にある「気になること」に光を当て出し合っていくところから、何かがが始まり動き出していくのではないのでしょうか。
新しい年に、新しい気持ちでチャレンジしてみよう!
2017年、共に明るく楽しく躍動的に進んでいきたいです。

実顕地研鑽部