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第37回養鶏法


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2/28 養鶏法交流研

あまり決めないで、何も用意しないところから一緒につくっていきたい。というところからスタートした養鶏法。春日山で暮らしを共にしながら16ある全職場が受け入れOKの中、今まで受け入れしたことのない養護部や学育、介護部に養鶏法のメンバーが行くことで、新しい風が吹き、新鮮な発見や味わいがあったようです。また春日山に住みながら初めて行く職場では、溶け合ってイキイキやっている姿に触れたり、年齢や男女に関係なく自分も一緒に関われる喜びを味わった一場面もありました。

今回来ようと思ったキッカケの中に、周りの人を送り出して実顕地が変わってきている、動いているなー。と思い来たくなったという声も。楽しそうだなー。そこに何があるのかなー?若い人のエネルギーが新鮮。

「それでいったい何が言いたかったの?」と職場で聞いてもらった時に私の幸福社会づくりはしゃベることより聞くことかな。聞くことを意識したら若い人の話がすーっと入ってきた。普段これをジャマしていたのかなぁ-。

春日に来てみて、六川にみかん穫りに来てくれた人がこんなにたくさんいたんだなーと思った。一体作業でジャガイモ定植をやってみて、みんなと一緒にこの場にいながら、普段は現場を回すことに必死になっていなかったかな?そこに顕されているものは何ナノかなー。人とやる面白さ大事にしたい。
ジャガイモ定植の中間研で「こんなんで本当に仲良しなんですか?」と受け入れの望月くんに突っ込まれる場面も(笑)

「その人がその人らしく生きてもらうために、私は…」そんな実顕地や職場づくりをしていきたい。
繋がる精神。うどん作り、坂本さんの懸ける想い・心、仕事じゃなくて一緒にやりたい気持ちが溢れていた。自分の職場でも、いるメンバーでそんな風に楽しくやりたい。
「幸せなうどんができたね。」農産加工のメンバーみんなが「来てくれてよかった」穏やかな空気が流れていた。去年の養鶏法の時から温めていた坂本さん。うどん製造=幸福を紡いでいる(?!)

ヤマギシズム社会観に立ってみてみると容易に理解できる。カツ丼のネギ切りしていて、一体だったら…話に入ろうとも思ったが、談笑を聞くことを楽しんだ。今まで自分は関わらないことは他人事だった。
息子が色んな人に声をかけていて、みんなが応えてくれている。本当は嬉しいのに、自分の本当の気持ちを表さないで遮っていた。こんなことをしていていいのだろうか、という自分の気持ちに気が付いた(涙)

かける精神50=幸福。
その人の懐に飛び込んでいける仲間がいる。衣生活の職場で着物の着付けを、実顕地を舞台に思い切りやりたい放題やらせて貰った。
実顕地をつくっていくのは人の心だなー。そこに焦点を当ててやっていきたい。あることがキッカケで「研鑽会にはもう出ない。」自分で決めていることが実顕地づくりを止めていたんだなーと思い5年ぶりに研鑽会に参加したHさん。
今回の養鶏法は男の人が多くて小っ恥ずかしいの連発。青蓮寺で男2人で出発研。ぎこちなさハンパない。
4年半前の養鶏法。やることがハッキリあって豊里ファーム立ち上げの熱気で進んでいった養鶏法、もっと心が伴った辺りがやれないかなー。形から入ったものは無現象界が崩れた時に立て直しがきかない。心を大事にして沸いてきたところで。そんな辺りを村づくりの中で足していきたい。

光太郎「人とやっていくというのが入った」人との繫がりでやっていく。北条の阿部さんに会って嬉しかった。今までは恥ずかしいなー。で終わっていた。ある日のカレーを作った日はみんなが「美味しかったよ。」と、声かけてくれた。

学育の出発研で「分相応ってなんだろう?その人らしく子供らしくって?」おとなにとって生意気な口をきいたときに何をもってそう思っているのかなー、昔のイメージ。村には子ども達がたくさんいてどんな風に育っていくのかなー、昔は可哀想なイメージ。村の子を村全体で見ていく。
自分らしさは自分じゃわからない。転けた時にまわりに見てくれる人がいる。

色んな話題が飛び交う中、2週間やってきた養鶏法メンバーと、包み込むように集まった、幾重にもなった人の輪がそこにありました。

春日山実顕地 稲井ゆかり





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今回の養鶏法の職場受け入れで養護部も名乗りをあげ、だいぶ久しぶりでの長期研鑽会メンバーを職場で受け入れることになりました。

春日山  佐藤元泰

初日は穴沢さん:
「春日山に来たら先ずは養護部へ行かなくては、と思い来たんだよ。」
「若いメンバーと同席してみて思うことは、参画してから今にいたるまでに溜まった、自分の垢をこのへんで落とそうと思っているんだ。」
「養護部男子棟ってどうなっているんだろう、って予想してきたんだけれど思ったよりきれいでビックリした。」(???)
2日目は麻野幸子さん:
「今日は洋平の親としてではなくて、一人の村人として養護部に来させてもらいました。」
「参画してからこんなに長期間春日山で暮らすということがなくて、いつも仕事のついでにちょっと養護を覗いていくということばかりだった。こうして研鑽会に参加させてもらい、落ち着いた目で養護部も見させてもらえる。」
(実は初日、養護部の夕食時間にちょっと立ち寄って、食事風景を眺めて帰りました。)
朝の出発研の後、男子3名と一緒に春日山場内を散歩しました。
始終、「ひなまつり」、「さくら」など歌いながらの春日山散策でした。

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(随時追加予定)