ページを印刷 ページを印刷

加賀日和


20170305221014
朝の出発研で、その日の朝放映のNHKテレビ「短歌の時間」の話題になった。
春日山実顕地の上門善和さんの歌が紹介されていました。

父玄関  母は東戸  われら裏
第二室戸の 台風に押す

題は 「父」

*室戸台風っていつや?
*(スマホで調べる福崎さん) 1961年やて
*私生まれてなーい
*六川実顕地あたりって、台風すごいらしいもの。
*あそこって部屋の窓が高いのはその為なんでしょ、夏行くと風が通らなくって暑いよねー
*私思い出すわ、阿山もそうだった、子供等と台風の時、中から戸、押したわーと康ちゃん
*きっと、上門さんの『原風景』なんだろうね。

妙にみんな納得

後日、再放送を見た古坊さん
*父というと思い出す風景が僕もあるです、と整理研で言ってました。

私は『原風景』という言葉にみんながうなずく光景が印象的だった。
そこにお互いの共通理解があって、それが日々の生活の基盤になっているような気がした。

いやいや、そこが危なっかしいのかも知れない、なんて思ったり、、
そんな事を考える今日の整理研でした。

加賀実顕地 平島春美