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国際交流とレスリング合宿


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津市出身のレスリング選手吉田沙保里さんの名前が冠せられたスポーツ施設「サオリーナ」で「吉田沙保里杯 津市少年少女レスリング選手権大会」が開かれました。これに出場参加する海外4カ国アメリカ、カナダ、フランス、モンゴルの選手64名が10月30日から11月12日までの間、豊里実顕地で合宿を行いました。
宿舎は豊里交流館、講堂がレスリングマットを敷いての練習会場です。
このため豊里交流館は4カ国の少年少女で毎日楽園村状態。英語やモンゴル語、フランス語などいろんな言葉が飛び交う中で、いったいどうなることかと思いましたが、子ども達は打ち解けるのも早く、朝食の準備、後片付け、掃除など、それぞれ手分けしてやっています。


大会は11月3日・4日と新築なったスポーツセンターで行われました。6面の試合会場で3歳から17歳までの選手が試合を行っていましたが、いつもは日本人が勝つと嬉しいのに、この日はいつの間にか、アメリカやモンゴルの子が勝つよう声援を送っていました。

 


試合が終わって5日の夜、実顕地の若い人達が野外食を用意してくれて、講堂前の子ども広場でバーベキューパーティ。選手や日本の関係者など総勢150人が焼肉などを味わい、各国の選手の歌なども披露され、和気藹々の国際交流の場になりました。

翌日は、緑地公園でみかん狩りを楽しみ、昼食は赤松さんが自慢の腕を振るってくれて焼きそば、デザートでは村人ロビーでソフトクリームを自分で巻き、とてもうれしそう、試合後ののんびりした休日を楽しんでいました。

フランスの選手は今日の早朝に帰国しましたが、残ってる選手は今日も講堂で練習に汗を流しています。

豊里実顕地 沖永和規