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茹でたてを



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毎月第2水曜日、お昼はみんなが楽しみにしている手打ちそばの日。
実は食のメンバーだいたいの人は、厨房のそば茹での目の前で、食べていたんです。
なぜってそれは茹でたてのすぐが一番おいしいから♡
それでも、みんなにおいしく食べてもらいたいと、茹でて→すぐしめて→急いでワゴンにのせて→急いでエレベーターにのせて→上で受け取って→カウンターに出すという、食べてもらうまでの工程を出来る限りみんなで迅速に動いていた訳ですが、、、。

ある日の出発研で「もっと、茹でたてのおいしいの、みんなにも食べてもらいたいよね、、、。」「食のメンバーはめっちゃおいしいのを知っているけどさ、みんなにも味わってもらいたいよねー」「みんな下に食べに来たらいいのに、、、。」なんて、わいわい話していた時「よし!それやってみない?」と、なった。
「地下の通路にテーブル用意してさ、なんか立ち食い蕎麦処なんて、どう?」と。「おもしろいね、いいじゃないの」と、話は盛り上がり、早速、調正研などにも出してみた。
「おもしろそう!」と云う人もいれば、「立って食べられない人も多いんじゃない?地下まで降りられないおじいちゃん、おばあちゃんもいるのでは、、、」「今ので十分おいしい」と、反応は色々。
そっか、そうだよね、うちには450人。元気で足腰丈夫な人もいれば、老そさんもいる。どうしたものかなぁ。
また、食に持ち帰って考える。愛和館でも食べれて、来たい人は地下で食べられるようにするか。「あ、それイイネ!みんなにやさしい」
「でも、2カ所のセットとそこを観て行くのは結構大変なことだよ」「愛和館で普通に食べられたら、みんな地下にまで、来てくれないんじゃない?」食の反応もイロイロ、、、。

「よし!思い切って今回は地下のみ!みんななんとか来て貰って、茹でたてそばを味わってもらおう!」と、なった。「立ち食いじゃなくて、イスも用意したらイイよね」とも、なった。

決まれば、早い早い!丸椅子を運んで来てくれる人。テーブルセットは会場のメンバーねー」と、言った割には、食器を下ろしてきた時には、テーブルセットは厨房メンバーがワイワイやりながら配置してくれたようで、完了していた。来た人が迷わないように、入口はこちら、お茶、ごはん、出口等々表示もたくさん貼った。
そして、10時30分オープン!

お客さんがぞくぞくやってきた。「お、一番のりか!」と嬉しそうな吉田一昭さんと葛原さん。「はい、お待たせ~!」と、いきのいい秀樹さんの声。来る人来る人、みんなワクワク。30位ある席がどんどんうまって行く。おいしー。サイコー!の声。茹でている阿部さん、美佳ちゃんにも、食べている人の声が聞こえて嬉しそう。

食べおわった食器は、それぞれが持って、愛和館の洗浄機へ。何人かに伝えると、自然に流れが出来て行く。食器を持ったら杖が持てないようなおばあちゃんがいた。そういう人のために私は待機していたのだけど、、、隣に座っていた人が「私が持って行くから置いてって」と声かけていた。あっ良かった!他のテーブルでも「これも持っていってくれんか?」と、老ソさんの方から隣に声かけている場面も。なんかあったかい雰囲気。
いつもの会場より、だんぜん狭いし、席数も少ないのに、、、長蛇の列にもならないし、席が足りなくなることもなくて不思議。和気あいあいとした、ガード下食堂?茹でたて手打ちそばの日でした。
※次回、開催するかは、要、研さん。広くみんなの感想も聞いてみないとネ。

豊里実顕地 今井有紀