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令和、新時代への幕開け


令和、新時代への幕開け

 

みんなで考える。一つで考える。

一致する。一つ。

 

印刷 ⇒ 令和2年6月、新時代12
年間テーマ

○令和、新時代への幕開け

 

6月度テーマ

〇みんなで考える。一つで考える。

〇一致する。一つ。

 

大潟実顕地での田植えも順調に進み、各地から寄った若者たちもそれぞれの実顕地へ出発してきました。飯田からは、豊里創年部の人たちがリンゴの摘果交流に訪れての様子が、美里からは新茶の便りが届きました。別海では牧草収穫が始まろうとしています。

先月のテーマでは、日々の暮らしや職場、村づくりの中で「一つ」を意識する機会が増えたのではないでしょうか。職場の出発研や各種研鑽会でも関連しての話題で賑うことも多かったようです。

・最近の愛和館は、目安の案内表示が多いように思う。一つで考えるとはどんなことだろう。最後の一人までみんなが同じメニューを食べられるようにするのが実顕地?

・交流で他の実顕地に行くと、その間、研鑽会が無い場合もあったりする。帰ってきて久しぶりに研鑽会に出ると、一つ一つみんなで考えていく感じが新鮮に思える。たまには、研鑽会で、ハッと気づかされることもある。研鑽会の有る・無しや、研鑽会に出る・出ないと一つとは関係あるのかな?

・いつもは自分が思う道具で美化をしていた。先に美化をした人が「これをどうぞ」と道具を用意してくれていたが、普段の自分なら使わないものだった。そのメモを見たとき、ふと、それでやってみようと思ってやってみた。それを使ったから一つでも、使わなかったら一つではないでもないんだろうけど、「一つ」ってどんな感じなんだろう。

・自分が休んだ日に職場で検討され変わっていたことがあった。他の人にどうして変えたのと聞かれたときは、自分のいない時の話でもあるし・・
そんな気持ちが、次の日職場で経緯を聞いたら納得できた。こんな場面での一つで考えるってどんなことだろう。

・いつもなら、その場に居合わせたみんなで、「どうしよう?」と考えていた職場の一コマで、「私に任せて」と軽く声をあげた人がいた。そこにいた全員がスッとそれでいこう、と収まっていくものがあった。もしかして、「一つで考える」に繋がっているのでは?

・みんなで出し合って、聴き合って一致点を見出していくのが一つと捉えがちだけど、「一つ」ってもっとありそうだし、全く異うことかもしれない。「一致」についても見出された事柄に目が行きがちになっているかも知れない。

・職場研の部門研で、日頃行き届いていないが大切な作業項目について話題となった。今までは、その部門全員が同じ意識をもって取り組んでいけることが一つではないかと思っていたが、どうもそうではない気がしてきた。一人一人違ってよいし「一つ」とは自分の内面のことではないか?

そんな中から感じたことが村ネットに寄せられてきました。

「今日の、ある研鑽会で皆の話を聞いている時、突然テーマはこんな事が言いたいのかなと感じる場面があった。《みんなで考える》《みんなで研鑽する》は目に見える現象、形、そして《一つで考える》《一つで研鑽する》は目に見えない無現象の世界、形には現れない心の事かな。心が《一つ》の状態になっているか、整っているか、それが一番大切だと思った。自他の境の全く無い、「一つ」という互いで、自分一人でもみんなと共にでも、考えたり研鑽する世界はどんなだろうか?」

今月は自動解任の月でもあります。「放す」というあたりでもテーマに繋がっていきそうです。みんなでいろいろな実例を出し合う中で、行きつ戻りつしながらも共に探り進んでいきたいです。

実顕地研鑽部