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榛名研鑽学校・その後


181719
研鑽学校の後、女の人たちで毎週水曜日の夜7時から寄ることにしました。

その経緯を海衣ちゃんが書いてくれました。
「女の人で集まってはどうか、という調正所からの提案を聴いて、やりたい、と素直に思いました。限られた人数の中、職場を越えて、女性みんなで榛名のことを考えたらいいな、と。世間話から研鑽会になっていく感じが、ムリなく楽しい。暮らしの中で気になってることを、自分の中で止めずに、みんなのことにしていく。みんなが近くなっていく。高齢化も進む中、今いる人で、今後のために、今何ができるか。共にやっていきたいです。」

桃ちゃんも、「子供のこととかなんでも出せる場が欲しい。」ということでスタートした女の人研の楽しさがどこから来るか、私も考えました。

気になってることを誰かが出して(私意)、それを聴いて、みんなで寄ってたかってそれを何とかしたい(尊重して)と考えを出し合って、じゃあこうしてみようと、何となくなっていく(公意を見出す)。それがなんとも楽しいのです。
時には美味しいお菓子を食べながらなので、なおさらのこと。至福の時を共にしています。

日々の暮らしも、それぞれ自分のテーマでやっている人、特にやってない人と色々で、それもいいなあと感じています。

先日のことです。
斉藤さんが、「草刈り機のことでもう一度どんな具合なのか言ってほしい」と声をかけてくれました。私が機械のことについて感じていることを話し始めたら、すぐに斉藤さんが何か言いかけて、「あっ!」と言って、それから私の話を最後まで聴いてくれました。うれしかったです。

またある日のこと、愛和館のテーブルで夕食の鶏もも肉の鉄板焼きを食べた田中伸ちゃんが「ああ、美味しいなあ、これは柔らかいからブロイラーやろな?」と言った時、私は「伸ちゃん、今はもう親鶏肉は食べていないんだよ」と返事して?????あれ、これって変だよね、伸ちゃんの返事になってない、と同じテーブルの慶子ちゃん、弘子さん、森路節ちゃんと目を合わせて笑いあいました。へへへへへ! そして「うん、伸ちゃん、ブロイラーだよ」と返事しました。

こんなふうに、二週間を共に過ごした仲間で反応し合うのがなんともたまりません。「アッ、今あんたの私意を尊重しなかったわ、私、フフフ」と笑いあったりの日々です。
--続く--

榛名実顕地 平尾和子