ページを印刷 ページを印刷

ヤマギシ会発足70周年 今の景色・新しい景色


ヤマギシ会発足70周年
今の景色・新しい景色

元に戻らないで、新しい発想で

印刷 ⇒ 令和5年6月テーマ

◯年間テーマ
ヤマギシ会発足70周年
今の景色・新しい景色
 
◯6月度テーマ
元に戻らないで、新しい発想で
 
 
大潟実顕地での田植えも順調に終わりました。各実顕地でも夏野菜や果樹の成長で賑やかなことでしょう。
この3年間、「外出を控えてください」「人が集まる企画やイベントは中止して下さい」など、人々の日常生活は大きく変わりました。5月8日から、新型コロナの感染症法上の位置付けが「5類」に引き下げられ、観光業も賑わいを見せ、人々も動き始めた実感が出てきました。
かつて経験したことのない3年間は、予定通りに行かないことも多くありましたが、一方で今までに考えてみなかったことが実現できたという話もよく聞くようになりました。
実顕地でも「感染しないようにすることが一番だった」「研鑚会にあまり出なくなった」「3年間県外に出たことがなかった」「愛和館であまり話をせず短い時間で過ごした」「人との接触を避けるため距離を取るようになった」「夕方7時頃になると人通りがなくなった」「自分の趣味や読書に時間を使った」「PTAの役員になったけど一度も飲食の機会がなかった」など以前に比べると生活様式も大きく変化しました。
この夏は子ども楽園村や特講などの企画が計画されています。卵取り体験や生活体験など人を寄せる企画も予定しているところもありますが、今月のテーマは「元に戻らないで、新しい発想で」としました。この3年間をマイナス面だけにとらえないで、3年間があったからこそ新しいものが生まれてくるチャンスでもあります。コロナ禍前に単純に戻るのではなく新しい発想でやっていきたいです。
ヤマギシ会発足70周年、今までヤマギシではこうしてきた、実顕地生活とはこういうものとしていることも、社会全体が大きく様変わりしている中、私達も頭を柔らかくして、元に戻らないで新しい発想で考えていきたいです。

実顕地研鑽部