牛虎の旅
「人形浄瑠璃」と「鳴門の渦」を観た僕たち
１０人乗り２車に １６人の男女が連れ立って
淡路島の西海岸通りを 北上するはずの車が
なんと山道に入ってしまった
「先導車の運転手はダレなの」と後続車の中で声が上がる
「△△△さんよ」「エッ△△△さんには無理よ」
「アレレ、山道に入ったわ」
「△△△さんだからしょうが無いわよ」「ねえ」
と実に温かいまなざしである
結局 先導車は 山道で止まってしまい
先導車が入れ替わって 先導車はボクの運転する車になった
それでも やがて なんとか 海に出た
みんなとてもヤサシイのだ
責めのない温かさで包込む感じ
「みんながやさしいのか」
「すこし馬鹿なのか」
「ヤマギシズムなのか」 は定かでない
目的地は 海岸線にある「幸せのパンケーキ」
「あのパンケーキが食べたい」という
願いを叶えることになったという
海岸のリゾート地 若い恋人達がウヨウヨしている
大きなパンケーキ屋さんに 団体客で入場
注文に手こずって 器械のまわりは
ジイサン、バアサンの群
やがて
ジイサン、バアサンが 恋人達に混じって
パンケーキの皿を前にする
かのジイサン 抹茶クリームの乗ったパンケーキ
もう 本当に 嬉しそうに 見つめているのだ
恥ずかしさと
一緒に ７４才
お爺さんの シッ、シアワセの パンケーキ
字余りなのである。
ともかくも 楽しかった 牛虎の会でした
春日山実顕地 柳 文夫
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◎気の合う者同志でも無く、同職場の者同志でも無く 丑年(74才)寅年(73才)の人で出掛けた、牛虎の旅。大変楽しく、湯快な旅でした。みんなから送り出してもらい有難うございました。
◎淡路島での人形浄瑠璃、渦潮クルーズ、幸せのパンケーキ、蒜山高原で乗った電動自転車といい、初めての体験や観光は大満足でした。行く着く先で集合写真はいつも出発時に 持たせてくれた横断幕の前にみんな寄っての撮影、最初は少し恥ずかしい気持ちだったのですが、終盤には平気になっていましたネ。
◎姫路城では色々有ったのですが、帰り道で迷路にはまり 方角を見失った時、自分の中では元に戻ろう(横断幕には、元に戻らない！)と思い姫路城が見えた時は『これで先に進める』 とホットしていました。(みんなは、また姫路城に行くの、観たばっかりなのに？)
◎牛虎のメンバー16人で何回も寄って、意見を出し合い計画して出発し、寝食を共にし、行着く先では色々有りながらの珍道中。また、北条Gメンバーとの交流会（カクテル付き）と言い、まさに研鑽学校の様な味わいのある2泊3日の旅でした。