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やること・やらないこと


やること・やらないこと

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◯年間テーマ・1月度テーマ

やること・やらないこと

 

 

あけましておめでとうございます。

各地から新年を迎える様子が届いてきています。

一志でのクリスマス会は、話術巧みな福崎さんのマジックショーに始まり、1ヶ月間練習をしてきた男女混合コーラス隊他。観客動員数が多くてびっくり。お惣菜パンを作って、手渡しした人とのやりとりを楽しんだり、持ち寄りケーキも色々と運ばれてきて、それぞれの得意分野発揮の場でした。豊里に羊羹づくりを習いに行ったり、例年にない企画では、里帰りの人達で進める餅つき。マグロの解体ショー。そして、しばらくなかった門松もお目見えしそうです。

美里実顕地では、12月はもちの製造、美里店や名古屋ファームの歳末売り出しなどあわただしい年末でした。もちの出荷や鶏のワクチンなど、他実顕地からも馳せ参じてもらいました。里帰りの人も年々増えている感じ。2日の夕食はみんなでお店を出して楽しむ予定です。

豊里実顕地では年末に中学生合宿を開催しました。大晦日は普段の5割増しのそば打ちがありました。元旦は、蛇踊りに始まり、年女の三婆さん達で新年の挨拶、2日は里帰りの家族達が楽しみにしている餅つきをする予定になっています。

岡部実顕地では、5年ぶりに3泊4日で楽園村を開催しました。男の子8人女の子8人の参加があり元気いっぱい過ごしました。

別海実顕地では、元日は初食をみんなで揃って頂きます。初日の出は牛舎で作業中の方は其々に、生活関係は一緒に。あ~登って来たね!って一緒に待ってます。

内部川では年末はクリスマス会、新年は恒例のもちつきなどをして過ごす予定です。

春日山では28日から特講が始まり12名の参加者があり、里帰りの人も多く賑やかなお正月を過ごしています。

5日からは、各地実顕地から小中学生が参加してスキー合宿が2泊3日で開催されます。

今月26日からは実顕地研鑽学校一週間過程が内部川実顕地で開催される予定です。

昨年の1年間のテーマの流れをみると、「今年こそ」とは何か、「アレ」とは何か、で始まり、「すべてのことはどちらでもよいこと」「どちらでもよい人になる」「そこから始まる世界がある」と進んできました。ヤマギシ会が発足して70年、特講が始まり、実顕地ができて様々な活動が行われてきました。

8月の「どちらでもよい人になる」というテーマの時に、豊里では「明日24日より、展示場をお休みしてみたいと思います。私達の暮らしの見直しや、これからの実顕地生活を描いていくきっかけにしていけたらと思います。まずやってみましょう。調正世話係」とのお知らせがでました。

それに対して「もっとみんなの意見を聞いてみてはどうか」「閉めるのは反対だ」「いらなくなったものをみんなで活かす仕組みだったのに」といろんな意見がありましたが、閉めたことによって、今まで回転していなかった頭が動き出してきたという意見があり、様々な角度で話題になり、閉めたことが良かった悪かったでなく、全く新しい観点が見えてきたことがありました。

美里での有精卵用雛の2回目の育成も順調に来ています。元肉鶏の鶏舎のため、今までとは随分飼育方法が変わりました。

エサは自動給餌で草はやらない。大部屋で飼う。寝枠はなく寝かせもしない。それでも各地に行ってからは元気に卵を産んでいます。ただ寝かせにはさすがに手がかかりました。

以前の育成が良かった悪かったという話でもなく、この鶏舎ならこういう育成もできるんだ、この飼い方だと色んな作業が楽だな、など新鮮な気付きがあります。各地の養鶏メンバーもこの飼育方法を見出すに当たってグッと心が寄ったように思います。

今年は「やること・やらないこと」をテーマに考えていきたいです。

共に村づくりをしていく中で、探り進んでいきましょう。

実顕地研鑽部