モンゴルの地元から現地視察に見えました【春日山】
Posted by 春日山実顕地 平島春美 | 2011年 7月 1日 AM 9時 55分 in 来訪

バイヤンチャエンダマン市の市長さん、 バヤラネメフ氏 と、土地計画担当の、エレデネバヤルさんが、春日山に来訪しました。
バイヤンチャエンダマン市は、特講会場のあるウランバートルから50kmのところにあります。
「地元ですから、一度この目でヤマギシを見て、触れておこうと思って来ました。」
とおっしゃっていました。
『地元』というのが印象的。
春日山の印象はどうですか?
なじみやすくって、歓迎されて、ずーといたい気持ちになりました。
お年寄りが大事にされている感じをうけます。
人が気持ちよく暮らしている、こういう社会ができている実態はなんだろう?と探りたいです。
今回の来日の目的はなんですか?
モンゴルで定着型の農業を模索しています。
砂漠化が進んで、国としては、循環型農業を探っています。
人口の集中しているウランバートルに近いので、色々な事業をこれから、やっていくのにヤマギシの経験を学びたい。
ビニールハウスのこと、酪農の事、牧草の保存、何より、仕事に対する姿勢に感じるものがありました。
人の気持ちが入ってこそ良いものができる。
堆肥の循環にはビックリしました。信じられない、感動でした。
考えていくことがたくさんあります。
酪農国ではありますが、牛乳不足のこと、野菜不足のこと、食生活の改善、環境問題、等々事業についても地元の人から、色々、提案してもらっています。
日本について
全体に意識がたかい。真面目な印象。
どこに行っても、清潔で、誰かがなにか言うわけでもないのに、片付いていて、きれいですねー
笑っている人ばかり、、、私もふだんあまり笑わないのに、笑ってばかりです。
最後に
松本さんを初め、皆さんに出会えたのはなにかのご縁です。みんな友達。世界はひとつ、その中のひとりとして、仲よくやっていきたいです。春日山の人達にありがとう!!

左から土地計画担当のエレデネバヤルさん・市長のバヤラネメフさん・通訳のゲレルマさん
食事をしながらお話を聞かせていただきました。
メニューは酢豚、トマト、キュウリ、レタス、かき卵スープ、オレンジゼリー。「日本のスープは具がないですね」と。
味噌汁は苦手のようでした。生野菜と一緒に出ていたパセリに首をかしげて、コレ、食べ物?というお顔でした。
【春日山実顕地 平島春美】
茶目っ気たっぷり、愉快な客人
至る所で握手をし、「あなたのような人ばかりだといい!」と絶賛。
緑地公園では大空の下、モンゴル相撲を披露。
鷹の踊りから始まり、いとも簡単に成瀬さんをころりと倒して、また鷹の踊りで締めくくりました。
シャイバンドのコンサートでもリズムあわせて踊り、一番のりのりで盛り上げていました。
風呂では日本人の変なおじさんが「あなたのようなお腹の出た人は、ゆっくり風呂につかって、やせなさい」と日本語での助言をもらい、1時間以上風呂に入り、1キロやせたと喜んでいました。
こころには国境がないとも言っていました。