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モンゴルの地元から現地視察に見えました【春日山】


 バイヤンチャエンダマン市の市長さん、 バヤラネメフ氏 と、土地計画担当の、エレデネバヤルさんが、春日山に来訪しました。

 バイヤンチャエンダマン市は、特講会場のあるウランバートルから50kmのところにあります。

 「地元ですから、一度この目でヤマギシを見て、触れておこうと思って来ました。」
とおっしゃっていました。

 『地元』というのが印象的。

春日山の印象はどうですか?

  なじみやすくって、歓迎されて、ずーといたい気持ちになりました。

お年寄りが大事にされている感じをうけます。

 人が気持ちよく暮らしている、こういう社会ができている実態はなんだろう?と探りたいです。


今回の来日の目的はなんですか?

  モンゴルで定着型の農業を模索しています。 砂漠化が進んで、国としては、循環型農業を探っています。

 人口の集中しているウランバートルに近いので、色々な事業をこれから、やっていくのにヤマギシの経験を学びたい。 

 ビニールハウスのこと、酪農の事、牧草の保存、何より、仕事に対する姿勢に感じるものがありました。  人の気持ちが入ってこそ良いものができる。

 堆肥の循環にはビックリしました。信じられない、感動でした。

 考えていくことがたくさんあります。

 酪農国ではありますが、牛乳不足のこと、野菜不足のこと、食生活の改善、環境問題、等々事業についても地元の人から、色々、提案してもらっています。


日本について

 全体に意識がたかい。真面目な印象。

 どこに行っても、清潔で、誰かがなにか言うわけでもないのに、片付いていて、きれいですねー  笑っている人ばかり、、、私もふだんあまり笑わないのに、笑ってばかりです。


最後に

 松本さんを初め、皆さんに出会えたのはなにかのご縁です。みんな友達。世界はひとつ、その中のひとりとして、仲よくやっていきたいです。春日山の人達にありがとう!!

左から土地計画担当のエレデネバヤルさん・市長のバヤラネメフさん・通訳のゲレルマさん


 食事をしながらお話を聞かせていただきました。
メニューは酢豚、トマト、キュウリ、レタス、かき卵スープ、オレンジゼリー。「日本のスープは具がないですね」と。

 味噌汁は苦手のようでした。生野菜と一緒に出ていたパセリに首をかしげて、コレ、食べ物?というお顔でした。

【春日山実顕地 平島春美】