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ある日の連絡研 【内部川】


内部川の連絡研

 

 販売部の典ちゃんが
 「日曜市のチラシまきが、まだまだあるんだけど、何とかならないかねぇ」と。
 「時間を決めて、便を毎日出そうか」
 「誰がその便に乗るの?」
 「便だけ出してもあかんよ」
 …確かに。う〜ん………
 「じゃあさ、職場ごとに、便を作ったらどう?」

 そんな話のあった翌日の連絡研では、根本さんが
 「養鶏部はみんなで話して、明日10時半発で4人、チラシまきに行くことにしました。」と。

 そして翌日には6人、チラシまきに行ったそうです。
 やるなぁ、養鶏部。
 その空気を感じて、生活部からも3人チラシまきに送り出しました。

 「選卵センターの窓口に誰か入ってくれんか?」と律くん。
 「卵が増えてきて、ラインを回すのに精一杯で、窓口に来てくれたお客さんの対応ができない日がある。誰でもできる仕事なんだ。」とのこと。

 「よし。それはわかった。考えよう。」
 「それはそうと、誰でもできる仕事って、他の職場でもいろいろあるよね。」
 「来期にはさぁ、誰でもできる仕事を各職場から洗い出して、誰でも入ってもらえるようにしたらどうだろう。」なんて声もありました。

 こんなあたりって、今まで調正所が考えることで、自分には関係ないと思っていました。でも、こういう、微妙な、かゆいところに手が届く様な職場運営って、連絡研メンバーでないと、出来ないんじゃないかなぁ。

 そんなことを思っていたら、根本さんが

 「養鶏部で、みんなで寄った時に、誰がどこにはまったらいいか考え始めてるんだ。」
 と出してくれました。

 やっぱり養鶏部もこの時期に、そうなったか。受け身じゃなくなってる。と、なんか嬉しくなりました。

 こんなことをやってきて、今までひとごとにしてきた実顕地運営の像が連絡研の中で、見え隠れしてきました。
 ついこの間までは「誰かが実顕地を運営してくれる」って思っていたかもなぁ。
 連絡研って,前は「人が足りないところにどうはめるか」みたいな話ばっかで、たるかったんですが、この頃は面白くなってきました。職場の中でじゅんぐりに出る様にしていますが「面白いから明日も出たい」と言う人も出てきました。

 昨日なんか、部屋に入りきらん位、人がいっぱいでした。

【内部川実顕地 諏訪花】
 今回の自動解任の研鑽は、頭で考えるだけでなく実行研鑽をしたい!という声があがって職場の枠を超えて動いてみたり一斉作業もどんどんやろうとなったら必要に迫られそれまで週三回やっていた連絡研を毎日30分やり始めました。自分や職場や周りの人だけでは手に負えないこともここに出すと、なんとかなっていく感じです。

 少し前は人を送り出したい話になってもなんとなく忙しいから無理かな~て゛止まるからちっとも面白くなかったけれど最近はいかにその提案をちゃんと受け止めて、具体的に描くとか繋げるといった力がついてきてるんじゃないかと思います。だから面白い。

三角 文 内部川実顕地