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全国むらnet研鑽会
が開かれる!


 
 5月15日に初めての「全国むらnet研鑽会」が豊里で開かれました。全国28(スイスも入れて)実顕地に声かけして12実顕地が参加し20名で研鑽会が出来ました。

 むらnetが始まって一年2ヶ月が経ちました。開設当時は村の中でも結構風あたりも強かったり、インターネットへの無理解だったり、どう発展していくのか?全く予想がつきませんでした。一年あまりやってきて、今それぞれが思っているあたりを忌憚なく出し合えたかなと感じています。

 各実顕地の今の現状は関心が高いところとパソコンを触るのすら難しいというところと色々ですが、情報を知ろうと思ったら、

「伝言ゲームのようではなくダイレクトに知る事ができるし、自ら発信もできるようになったことが大きい」

と出ていました。

 「実顕地が違ったり、研鑽会などで一緒じゃなかったらその人に出会う機会もなかったような人の記事に触れることで、その人の内なる世界を知ることができた。むらnetがあってよかったなと思った」
とも。

 今までだったら、その役割が主に長期研だったのでしょうが、むらnetで日常的にもそこがやれたら長期研や基本研がもっと広がる可能性もみえてきたかな?。

 「その人の世界と自分の今が重なって思わず反応したくなる、そこに事柄でない世界が広がっていく手ごたえがネット上でもやれるのではないか?そこがやりたかった、しかもそれは実顕地内だけでなく、村の外にも広がっていける世界」

と広報部の正二郎さんはあつく語ってくれました。

 六川の晶子さんが

「日和佐の丸田さんの記事に時間差で外で暮らしているお子さんからのメッセージに感動した」
とも出されていました。

「ひとりひとりの日々がシェアしあえたら実顕地がかわっていくのではないか?」
「いろんな人がいていろんな実顕地があって、それぞれ違っているけどひとつ、みたいなところがあらわせたらいいな、、、」

 発信したい人がいて、機械操作などのハード面として、ハードルが高いということと、投稿やコメントすること自体のソフト面でのハードルと、両面あるねという話も出ました。

 そんなところを拾いたいね、と北条の国子さん。

 又
「むらnetは興味ないし、発信もしないけどひとりひとりは何がしかやろうとしていて伝えたいものがある。そんなところを紡いでいく役割が僕らにはあるのではないか」

と建介さん。

 日々の営みの中に伝えたいものがある、、、。むらnetでそこをやりたいものだとみんなの気持ちが寄った感じでした。

 5月25日から始まる『ネットストア』の話題でも盛上がりました。ソンジュンさんから各地へセットを無料で送ろうという話があると出されたらみんなから、

「そりゃーダメ!そのものの価値を下げる」と。

 榛名の矢頭さんからは「榛名では『ネットストア』が始まったら、

「まずは発注してみよう!、どんな形状で来るのか?価格は適当なのか?フォーマットは使いやすいか?鮮度は?クレームはどこにするのか?等々」

みんなでとっても楽しみにしている話が出されました。

「むらnet」にしても「ネットストア」にしても、参加してこそ面白い、なにがしかで関われるものにしていきたいとこれからの方向も探って行きたいですね。

 実際に顔を会わせて意見を交換してみると、

「やぁー誤解してたわー」
みたいなことが解けたり、みんながみんな[むらnetむらnetー]って言わなくてもいいし、そんな人がいて当り前の世界でありたねという話もでました。

 次回は8月後半頃にやりましょう。

 今日参加した一人ひとりが味わった分が、その人の中で広がってその人の言葉でどう実っていくのか?楽しみです。

【春日山実顕地 平島春美】

*蛇足ですがこの記事を翌日の16日に投稿しなくっちゃ!と思っていたのですが、収録していた研鑽会のテープを聞ているうちに面白くってつい2時間分聞いてしまい今日になりました。
 ほんの雰囲気しか伝えられないのが残念ですが、、、。