ページを印刷 ページを印刷

養鶏法研鑽会開催中in飯田 その2


参加した人たちと共にすすめていこう。
以下
職場で受け入れしてるメンバーの声です。

養鶏法の受け入れをやってみて

実習生見習い 内田淳平

 今回の養鶏法を飯田でやるのは知っていましたが、初めは参加者0の予定でした。 がしかし、前日に参加者4名、しかも当日に参加者変更ということもあり、急に受け入れに入らなければいけないといけなくなったので段取りも詰めてないままで、受け入れ自体も初めてやることだし、養鶏を初めてまだ一ヶ月もたってないこともあり不安でいっぱいでした。

 作業内容は鶏移動がメインで、その準備のために鶏糞出し。鶏糞出しは自分が教わったときも「このくらい」みたいな感覚でしか教わっていなかったので伝えるのが難しくて上手く伝わったかは微妙でしたが、終わらせることよりも鶏にとってを考えて丁寧にやるというのを考えて貰えればと思ってやりました。

 人に説明することで自分のなかではっきりと仕事を見つめられたり、段取りや周りを見ながらやることの難しさや重要さがわかって自分でもすごくプラスになったと思っています。

 女性陣が多いなか3日間の鶏糞出しが終わり、明日から本番の鶏移動。

 養鶏法の人達の体力と体調が気になりますが、みんなで考えながら楽しくできたらなと思っています。

養豚部で受け入れ

飯田養豚  岡部 知弘

 中島さんも稲井さんも、頭でゴチャゴチャ考えるよりは、自分の心の面を大切にしていきたいと言っていたが、受け入れる側としては、作業に関わる事柄に気が行きがちで、気持ちを聞いてないように思う。今井有紀ちゃんが、久しぶりでやる養豚が楽しいと、笑顔で話していたのが心に残った

養豚部で受け入れ

飯田養豚  熊田宗幸

 描いていた時には養鶏法の人たちに作業を進めてもらい、日頃なかなかやれない所をぜひ進めたい!!! その中で話も出来たら一石二鳥だと思っていました。しかし実際といえば、もちろん作業も着々と進んでいますが、寄り合いの時間がとても楽しいです。

 今回受け入れる立場の自分ですが、養鶏法の人達の話を聞いているとそれが自分の中に入ってきて繋がって拡がっていくのを感じます。

『豚は育てたように育つ。だから育てる自分が変わらないと・・・』と、一日目に出しているのを聞いて、それはそうだと思いました。

 日頃種付けをやっていて成績が良くなるように方法を考える日々の連続で、昔と今ではやり方もだいぶ変えてきました。自分のやり方次第で成績が良くなると、もちろん思っていました。しかしこれが子育て、ましてや2人となるとどうなる事やら?

 豚ならある程度見えてきて、こうすればよくなるとわかってきた気がする。でも子育てはそうもいきそうにない。

 そうなると、そりゃそうだと思っていた自分になんだかしっくりこない。もしやと思い考えていると、今の良かれと思っている種付け方法は押し付けでしかない気がしてきました。では、どうしたらいいんだろう?

 それから数日後の出発研で、養鶏法の人が『白紙になってやってみる』と出していました。もちろん自分も、白紙って何だろうと思いました。そしてふと、『本当はどうか』という言葉が浮かんできました。

 このフレーズは今まで谷畑のじっちゃんから沢山聞いてきたけど、今回はいつもと違う感じで頭の中に浮かんできました。

 それからまた考えていると、

自分が良いと思う方法をやる=押しつけ

わからないけど本当はどうかでやってみる=???

と、まったく同じ方法でも出所が全く違うと思いました。下なら子育てにも養豚にも使えるなぁ。きっとじっちゃんはこのことをよく言っていたんだろうなぁ。と繋がったような気がしました。それが今、養鶏法の人達と一緒にやっている自分の頭の中の1コマです。

その3につづく・・・・かもしれない。

【飯田実顕地 ryuutarou】