ページを印刷 ページを印刷

被害状況ーその後の岡部、那須②


今日も、この報告を書いている最中に二回、地震がありました。

まだまだ続いています。

16日、最初の計画停電。夜7時から9時。
そして、今日17日は、夕方4時から7時。
真っ暗になる前に食事をしようと5時には、愛和館へ集まってきました。

「停電なら、明るい時間に食べよう」

「暗いなら早く寝よう」

「ストーブが使えないなら布団で暖まろう」

…などなど。

『風なら風で、雨なら雨で』の通り、事実にそっていく生き方の実践です。

窓際での夕食

少しでも明るい窓際での夕食。

岡部と那須では、被災に会われた人たちを受け入れていく準備を進めてきました。

当初、岡部へ十数名受け入れてほしいと連絡があり、待っていたところ、那須の近くまで来て、道路が混んでいて、疲れて岡部まで行けないというので、那須に泊まってもらうことになりました。

被災にあって、そこからの移動は、かなりの心労だろうと察します。

それだったら、岡部から那須へ人を送り出そうとなりました。

これからも那須へは、被災に遭われた人が来ることになっています。

また岡部は、27~30日で春の子ども楽園村の開催予定でしたが、やむなく中止にしました。

毎日続く地震、深刻な事態の福島原発、計画停電、などなど絶対安全とは言えない状況では、子ども達を受け入れることは避けたい。

今は、被災にあった人たちを受け入れていくことに専念してやっていくことになりました。

那須は、福島原発から直線距離で約120kmです。

地震も岡部とは、揺れが違うそうで、地震がある度に決壊していく場所があるとも聞いてます。

こういう時だからこそ、私たちの生き方が顕現できるのではないでしょうか。

(岡部実顕地 早川眞二)

岡部_瓦修理

生活館の瓦修理始まりました。