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意外な展開むらnet
【第3回全国むらnet研鑽会】


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むらnetが出来てもうすぐまる2年が過ぎようとしています。

始めた頃考えていたよりもはるかに予想を超えた展開になってきたように思います。

実顕地によって温度差はあるものの、村人の交流の場だけでなく、これからの村づくりをどう進めて行けるのか?を考える大きな場にしていける、いや、していきたいと参加したひとりひとりが思えたのではないでしょうか?

よく出る話では、
「こんな事書いてもいいのかな?」
「この程度で投稿してもいいのかな?」

という自分を自分で規制してしまってはいないだろうか?
実際に
「こんな事書かないで!」
と声がかかってへこむという声もありましたね。

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私達はいつでも村づくりの過程なのだからその過程を公開しながら参考にしてもらったり、笑い合っていきたいもの。それこそが面白いしやりたいこと。

さりげない日常の中に真実がある。自分では気づかなくっても見る人によって、そこにひかりがあたったり、それをキッカケに思わぬ展開になっていく。発信する事で思わぬところから意外なものが降ってくる。
そこがむらnetの面白いところ。

もちろんネット上のやりとりだけでは解決しないけどそれがキッカケで新しい展開になっていったり、そこの実顕地だけとか、その職場だけでは解決できないことも、大きな場で考えようとなるケースも生まれてきました。

投稿やコメントを入れるのはやっぱり敷居が高いという話も出ましたが、気楽に力が入らない所でやっていきたいものですよね。

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『世界中の人が見てるんだから、、、』と自己規制(他へも規制?)するのではなく、「そんな風になったらいいな、、、」ですよね。実際には言語も違うし数多あるサイトのなかをここまでたどり着いてきてくれたらしめたもの、くらいでしょう、、、?

ひとりひとりの出来具合(?)より、寄った時のハーモニーが私達の真情、このデコボコ加減でなり合っているところに味わいがある。

そういえば、こんな話もでました。実顕地にはグレーゾーンがいるのではないか?白・黒はっきりしない部分、日本人の文化でもあるのかも、、、。
どっかで「はっきりしたら、いいんじゃない!」みたいに言われ続けたし、言ってきたようにも思う。反面「そのまま認める」なんても言ってきたのですが、、、。

これから若い層の人達や諸国の人とやっていく時に「提案しないと、、、」「いゃ~そんなこと提案できないし、、、」という回路ではひろがっていかない。例えばいきなり来た友達に気軽に「ご飯食べてってー」と言えない空気。

とは言っても提案はいらないと言う事なのか?この辺を考える所から村づくりかしら?

「勝手にやらない」
という話もでましたね。「勝手にやると叱られる・でも勝手にやるから面白い」この辺も極めるところでしょうか?

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「むらnet用に書くってどんなこと?」
という話題も出ました。むらnetに載せるなら自分は何を言いたいのか?何を狙ったら反応があるのかを考えるという人や力が入ってしまうという人。

「裏話は書けないなー」というのも出ました。ここだけの話(この実顕地だけ)と思ってることこそ、面白いとか何かを現している、と言う事に敏感になっておくなんて話もありました。

そんなこんなの2時間がいつものことながらあっという間に過ぎて、明日からネット上にどんな影(?)をおとしますでしょうか?

帰りがけに私と栄子さんが来客館ロビーでおしゃべりしているところを内部川の律さんが

「あっ、パパラッチがふたり!」ですって。

「そんなこと言うから書けないんじゃなーい!」と栄子さん。
「へぇ~そんな風に認めて貰ってるんだー」と私、、、でした。(ちょっと無理したかな?)

【春日山実顕地 平島春美】