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支援物資第2便、仙台へ


プリンや豆腐は貴重品


 仙台若林地区へ支援物資第2便を届けました。
 第1便は、緊急ということもあって豊里実顕地から直接、仙台までトラックを出してもらいましたが、第2便は、27日に豊里から岡部実顕地まで、供給所生産物便で運んでもらい、そこからは関東メンバーで仙台に届けました。

 28日、埼玉北Kの高木さん、関東お父さん研の会員・本橋さん、松本の3人で、岡部を朝4時に出発し、仙台市若林区に8:30着。

近所で分け合います。


 今回は、西田さん宅の庭に近所の人達が10時から集まってくることになっていて、そのお手伝いの人が何人か9:30頃から集まり、庭先に並べて、西田さん夫婦、息子2人と私達も手伝って、10時から「豆腐1丁、プリン2個、甘夏2個・・・」というような感じで地域の人達に渡しました。
「2週間ぶりの豆腐だ!」
「プリンが本当に食べられる、嬉しい」と、喜んでました。
中には「ヤマギシの村って何処にあるんですか?」と質問も・・。

お知らせの張り紙


 今週から若林地区のスーパーにも生ものや野菜が並び始めたようです。並んでも買えない状態から、並べば買える、になったようです。震災以降、食料入手困難になったのはガソリン不足が原因だったようです。仙台駅近くまで行って並べば食料は買えるが、車で行けずに困っていたようです。
 まだまだ、ガソリンスタンドは営業している所が少なく、営業していても時間短縮営業のようで、長蛇の列で、それで道路が渋滞してました。

 今回のヤマギシからの緊急の「食料など支援物資提供」は、町内会の役員もとても喜んでいるようでした。「わざわざ、三重から・・」と何度も言ってました。

 それにしても、若林区の津波の被災地は、TVでは見てましたが、言葉が出ないほどすさまじいものです。
 高速道路は、福島県に入ってから、波打ってたり、段差があったり。緊急補修個所が至るところです。高速道路SAもガソリンは長蛇の列。仙台近くでは私たちも3,000円分の軽油しか入れてもらえませんでした。