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特講・研鑽学校交流研【三重】


11日午前、春日山西会場で4日に始まった特講と、7月28日からの研鑽学校の交流研がそれぞれありました。

特講交流研

特講交流研

特講

今回の特講は、参加者や世話係からアットホームな雰囲気の特講だったんだなあというのが伝わってきました。
よく泣いたねというのが合言葉のようでした。
泣いたのも、自分が悲しいというよりは、研鑽会の中で感動や、感謝、特講の仲間を思っての涙だったようです。

特講の暮らしの中でも、周りの人が気づいて動くのを見て自分もそうなりたいと思ったり、日常、会社で、食事の時間でも自分は自分という動きが当たり前に思っていたけど、ここでは他の人の食器を片付けたり、ごく当たり前に自分のことのようにできる、そういう人に触れて、自分の中に愛情が湧いてきた、という発言もありました。

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また、
「あ、怒らなくてもいいんだ」とふと落ちた。
「自分のこだわりに気づいた。思い込み、決めつけが自分を縛っていたのに気づきすっきりした」
「自分は自分でいいんだよって言ってもらって、それが大事なんだと思えた時、心がすかっとした」など、
実感のこもった特講生の発言に、交流会の参加者の心もその場でひとつになるような空気を感じました。

研学

研鑽学校交流研

研鑽学校交流研

今回は日本も含めて5か国から集まった参加者と、世話係あわせて31人の研鑽学校でした。

●自分の我執にとらわれないようにしようとする我執があることに気づいた。
●次々と人や事柄に引っかかる自分が見えてきて落ち込んだりしたが、今は人がどんどん自分の中に入ってくる、出発してもやっていけそう。
●研鑽と議論はどうちがうのかというテーマを持ってきた、少しだけわかった感じがする。
●マンツーマンでいっぱい聞いてもらってから出せるようになった。
●始めは出すのが怖かった、頭で物語を創ってそれが事実のようにふくらんでいく、頭の中で大きくふくらむ前に出すとシンプル、それは他を変えようとしない、自分が変わっていけるということに気づいた。
●国、文化、年齢の違いではなく、一人ひとりが違うんだと思えた。
●“自覚”を促されてる、自分を通して見るものと、そこにあるものが違うんだという“自覚”、自分が何に凝り固まっているのかが見えると楽になる、世界が違って見える、“自覚”すると凝り固まった状態にとどまることはない、穏やかな方向に向かっていく。

などなど、やってみてを聞くと、ヤマギシズムはやはりどの国の人とも一緒に考えていけるもの、どの国の人の心にも通じるものというのを実感しました。

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【豊里実顕地 沖永雅子】