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青年研in
西海実顕地


[11/10 青年研in西海 やってみて]

新たに創っていくという原動力

美里実顕地 樋口幸七

前々回の榛名の青年研から始まった、いざ西海へ!という思いつき(!?)から一年。思いが意志になり、意志が行動になり、念願の九州上陸です。

今回のテーマは、
●自分の原動力 モチベーション
●実顕地ひとつ
●自己より発し自己に還る、の資料
●これからの青年研を画く

夏の楽園村懇談会や、西海での楽園村や特講の話しを聞いたところから始まり、そこに関わってきた人達と何かできないかと、今回は初めて福岡や熊本など地域の若者も一緒にはいっての交流会があり、賑やかな夜になりました。

40年前に実顕地をつくってきた人達が建てた鶏舎をみんなで解体し、そこから新たに創っていくというのは、これからの青年研にとっての原動力になりそうです。

今回、西海実顕地でやれて本当に良かったと思う。次はこちらで!という所があれば是非声かけてください。

[11/10 追記]

青年研in西海 感想文

青年達のつながりを大事に楽しく

北条実顕地 小野口真樹

今回青年研に参加してみて、いろいろと良かったなと思います。
「原動力、モチベーション」「実顕地ひとつ」「自己より発し自己に還る」「小林夫妻の今までやってきたあたり、そして画いているところを聞いてみて」「これからの青年研を画く」とやってきたけど、どれもこれからの自分がやっていくところを考えていく上で良いテーマだったと思う。
日頃やっていて、一日の中のほとんどが職場で、その中で実顕地らしさを顕していくというのはあったけど、自分達の産業の成績が良くなるように、自分達のためにと、いつの間にかその中だけに収まっている感じがあるなと思った。地域や社会のために自分は何をやれるか、そのための職場づくりという視点を入れてやっていこうと思う。実際に自分が出ていくこともそうだけど、間口を広げ、誰でも受け入れられるような職場づくりを目指してやっていこうと思う。
そのためにも、北条実顕地のメンバーとどれだけ話してやっていけるか。また、何でも軽く話し合える青年達とのつながりを大事にやっていきたいと思う。
実際にはいろんな考えの人達の中でやっていくわけで、いろいろすんなりいかないこと、嫌になることもあると思うけど、そういう時にネックになるのが「自分」を外してやれるかかなと思う。そして状況をしっかり整理して考えていくことかなと思う。
まだまだ考え足りないところもたくさんあるけど、この青年達のつながりを大事にして楽しくやっていきたいと思う。
今回西海でやれて、鶏舎解体をしたり実顕地参観をしたりと、西海の人達に暖かく迎えられてとても良かったです。

中身を進化させながら続けていきたい

春日山実顕地 宮崎卓海

今回の研鑽会で思うことは、理想とか理念とか運営方法とか機構とか先人によってつくられたものはあるけど、今生きる自分達が心の底から思っていること、やりたいこと、やってみたいことを軽く出す、で本当はどうか?どうやっていきたいのか?というのが大事だと思った。固定観念という話が出てたけど、これはこうですとなったら、良くなっていきようがないと思うし、幸福な社会づくり、生き方はできないかなと思う。自分の原動力や自発力、原点といった自分の元の部分を探っていくことは、幸福に生きていく為に必要なことだと思った。
日々の暮らしの中で今起きている事実、実態を受け入れながら、ではどうしていくかの連続で、それを理想や理念であてはめようとせず、まず自分はどう思い、感じ取るのかを探る、そこから、理念、理想、自分の立ち位置などを振り返る。思ったことをいろいろこねずに軽く出して、みんなで考えていくのが楽でいいのかなと思った。
それから産業規模は変えないで社員の人や地域の人達と一緒にやっていくというのはどうだろう?という話が出ていた。これから働ける人が減ってくるだろうという話からの話だけど。
春日山でもモンゴルの研修生を受け入れて、実顕地生活を味わってほしいと思ってやっている。社員という形で。社員とか、参画者と未参画者とか、関係なく幸福社会づくりをやっていきたいと思う。どうやっていったら良いのか?自分から外に出ていくこと。モンゴルの人達ともっと仲良くなること。書き出してみても、あまりピンとはこないが。昔はもっともっと地元の人との関わりがあったらしい。そうでないと実顕地もつくれなかった。実顕地の中でまわすような感じになったのにもいろいろな理由があるのかもしれないが、もっともっと外の人との関係を大事に考えてもいいのかなと思う。でもまず実顕地メンバーの仲良しが進まないと、とも思うけど。
最後に、青年研の中身を進化させながら続けていきたいと思った。やっぱり寄って考えるのはいいと思った。

若い力が集まって成せる大きな事

春日山実顕地 葛原桃子

私は前回の美里でやった青年研が初参加で、今回2回目の参加だった。
今回は来てみたら女の子が2人しかいなくて、男の人は18人もいて、こんな中で発言していけるのかなぁと思った。でも始まってみたら、あまりそんなの関係なかった。晋さんが最初に言っていた「かけ足になると思う」というように、作業や他の時間を通して全体の空気が暖まってきて、研鑽会もやりやすくなった頃にもう明日帰るのかと思う程で。
私は西海で青年研をやることになった流れの中には居なかったので、ここへ来るまでに西海に思いをはせるということもなかったけれど、いざ行くとなれば、飛行機に乗って“わざわざ”行く距離だったのと、こんな遠くの地でこんな大勢の青年を受け入れて青年研を開催してくれる西海実顕地に、気持ちがグッと寄った感じがする。
前回も思ったけど、こうやって同じ世代の若い人が寄るというだけでも頼もしいのに、一つのテーマで考えたり、色んな想いを出し合って、お互い何を考えているのか知り合えるこの機会って、自分が何をもたらすかは別として、とっても大きな事で、参加する意義があるなと思う。
今回は鶏舎の解体という一斉作業で、実際に若い力が集まって成せる大きな事を示したと思う。これから先、何をやっていくかというテーマに対しても、色々考える事も大事と思うけど、こうやって具体的に動いてやれることがたくさんあるなと思う。
初日の受け入れ研で西海の村人が話してくれた中で、30年以上の歴史あるこの実顕地で、その時に今やれることをやってきたというような言葉が印象に残った。
昨日、小林さん夫婦の話が聞けたことも良かった。2人とも、時代の流れで色んな動きがある中でも、せーので足並みを合わせるわけでもないけど、同じ志でやってきた感じがして、なんだかすごく前向きな姿勢で、その時にやれることを、自分がやるという所に立ってやっている結果が実際に形になって、今楽園村や青年研がこうしてあると思った。
私はまだ村に来て短いので、まだ全体まで見れていないと思うけど、みんなと一緒に考えていきたい。

11/2 九州の会員さんとの交流

交流研にて

九州の会員さん・西海実顕地メンバー・青年研・スタッフみんなで

九州の会員さん・西海実顕地メンバー・青年研・スタッフみんなで

会員さんと会食

【大潟実顕地 岡田晋】

11/2 西海実顕地参観

【大潟実顕地 岡田晋】

11/1 青年研作業

解体終了!

解体終了!

【大潟実顕地 岡田晋】

10/31 青年研作業

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朝7時過ぎ、実顕地中に槌音が響いている。その音に体の中から沸き上がってきた。
鶏舎の解体現場へと突き動かされた。若者たちが、倒した鶏舎のトタンの上で釘を抜いていた。女の子は、外したトタンを運んでいる。嬉しかった。


また9時半頃行ったら、ほとんどトタンは剥がれていて若者達がキビキビと動いている。
トタンをひぱって走っている、リフトで運んでいる、なんか夢の様。みんな声かけ合って。早い早い!
平山さんも「早いな~!」と若いパワーはすごい勢いだ。

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【西海実顕地 小林美智江/フォト:大潟実顕地 岡田晋】

10/30 青年研が始まりました

青年研in西海スタート

青年研in西海スタート

【フォト:大潟実顕地 岡田晋(西海より)】

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10月30日、いよいよ青年研です。
昼には、先発隊が到着します。21日から、一志の平山さんが来て鶏舎解体の準備をしています。

生活スタッフ、世話係も到着して今朝の出発研はみんなで顔を合わせました。
青年が20人も集まるなんて、かつてないと思ったら、37年前の昭和51年8月養鶏法での鶏舎建設の写真がありました。
今日から5日間にぎやかになりそうです。楽しみです!

【西海実顕地 小林美智江】

2-2013103011160000
10月30日~の青年研鑽会に向け世話係の人達も各実顕地より送り出され、日頃12人の暮らしから今日は22人、夕方には37人の生活になります。
朝から食生活では準備でバタバタしながらも、春日山から本田秀子さん、美里から馬場洋美さんと日頃やりこんだ一人一人の力が一つとなり、西海の智恵子さんが頭となり、早くも一体の料理に仕上がっていきます。

私も昨晩届いた豊里パンメンバー手作りパンを、早速昼食に用意させてもらいました。
3日迄青年研鑽会の食事作りやらせてもらいます。

3-2013103011180001

【西海より 観音寺日和佐農場濱崎忍】