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初釜【豊里】


1-初釜 2014-01-15 15-38-14
小正月の1月15日やわらかな日差しの中、初釜を楽しみました。
床の間には「寿」の掛け軸をかけ、香合やお茶碗など干支の午のお道具とお菓子は中井さんの大和芋で作った白い薯蕷まんじゅうという席でした。
今回は全国の研鑽会と重なり、遠くの実顕地の方にも来てもらうことが出来てうれしかったです。続けていくことで、いろいろな方に味わっていただける機会ができると感じました。

掛軸 「寿」 相国寺 梶谷宗忍
花 「蠟梅 唐子梅」
花入れ 「竹一重切」
香合 「左馬の絵馬」
    左馬の意味は「うま」の反対で「まう」
    おめでたい席で踊りを舞うことを連想させることから、福を招く縁起のよいものとされています。
棚 「竹寿棚」 ゆずり葉と水引きのしめ飾りをつけました。
水差 「黄交跡」 鶴、宝づくし
茶碗 「赤楽富士」
棗 「棯梅」
茶杓 「津軽塗」
蓋置 「駅鈴」 駅鈴は馬につける鈴だったそうです。ドーナツ型で鈴の音がします。
お菓子 「薯蕷まんじゅう」
待合 玩具馬扇子を飾り、今年の歌会始の御題「静」という銘のお香を焚きました。

【豊里実顕地 横田陵子】