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関西集中研 [4/19~20日]


初めて参加しました。一泊二日、研学と較べたらかなり短期間。どのくらいのことができるのだろうと思っていたけれど、朝9時から翌日の16時まで。研鑽会づくし、思いのほか、なかなかの密度の濃さと、目標レベルの高さ?、なるほど集中研という感じでした。今回も、テーマは一貫して「聴く」。自分の中でも「聴く」は大きな位置を占めているけれど、何故?? 
日常に満ち満ちている「聴く」を、途切れることなく皆で出し合いながら、愉快に楽しくまた次回へ継続です。耳元に手を添えながら「鼓膜から内側に入ったら、もう全て自分の世界だよね」と誰か言っていたのが印象的。「言ってくれる人がいて、聴くが出来る。」「どんな言い方でもね。」「それって目から鱗!!」「コミュニケーションの語源は一つになるということと何かに書いてあった。」「聴くをしていくと愛が湧いてくるんだよね」などなど。
研鑽会中、誰かが話している文脈の中で出てきた「はい」と言う言葉に呼び覚まされた。20年前くらいに特講を受けた後、「自分で何が変わったと思う?」と尋ねられたことがあって、その時、具体的な事で振りかえってみたら、「人の話を聴くときに必ず、ごく自然にまず『はい』と言うようになっている。」と答えた。あの「はい」の感覚が蘇る。
今回は豊里実顕地で行われた。前日の夕方、駐車場から来客館まで行く道すがら、色を落としかけた佇まいの中から、牡丹の紅い花の大輪がぐっと僕の心をつかんだ。

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【加賀実顕地 新村正人】