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水沢の老蘇さんを受け入れ【一志】


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下田妙子(一志)
美里・内部川Gより老蘇さん15名を一志参観にお迎えしました。
食事の前に参観した時は、新緑が目にまぶしくさわやかで、筍もほらだいぶ出てきてるね、と指さしてもらい感激です。
いつも鶏舎と生活館の往復で明け暮れている自分に気付き、別の空間にふと出会った感じです。
よっちゃんが毎日まいにち取ってきたワラビの入った山菜ごはんや、芸術的な卵焼き、それを「ぴったりの味だった」と言ってもらって嬉しかった。食の人たちやったね!と思いました。
実顕地の周りを歩くと3時間かかると遠藤さんの話も驚きました。鶏舎も多いけど山なんですね、此処は!一度まわってみたないぁ。新発見の連続!
そして交流研では、どの方ともこれまでの人生のどこかで出会ったり、お世話になった懐かしい方ばかりで、ほのぼのとしたものを感じさせてもらいました。

宮本零子(一志)
いつだったか春日山の老蘇さんが一志に来た事がありました。そのときは防疫の事もなかったのでバスで一志全体の参観と懇談をしました。(食事は春日山で済ませてきました)
今回水沢地区の老蘇さんたちは防疫の事もあり、生活空間だけの参観でどうなるかと思いましたが・・・
遠足に来た子供のようにわいわいと蕨採りに出かけ、楽しそうに戻ってきました。一人ひとりの顔を見て元気そうで変わりなく明るい顔が見れてうれしかったです。
愛和館で食事をしてもらい、食器洗いはどうする?と準備研でも出しました。
「まとめて洗浄機にかけようか」etc.一志では浅野さん(78歳)、遠藤さん(76歳)も自分が食べた食器は三槽で手洗いして次の人が使えるように戻しています。
「水沢の老蘇さんにもいつも通りでいいんじゃないかなぁ」「その時でまとめて洗浄機にかけてもいいし・・・」となり、当日80歳の吉田さんやほかの人も皆ワイワイと楽しそうに食器を洗っていました。
ロビーでは淺野さんの手品や安井さんのギター演奏もあったようで・・・
私は出なかったのですが・・・(筍をゆがいていた)
懇談会に出た60代の人は「60になったからと年寄りっぽく(引退ムード)なってしまいがち、80の老蘇さんからしてみればまだ20年やれる」、「なんかパワーをもらった」と活き活きして戻ってきました。
一志の平均年齢は63歳だそうでまだまだやれる、やらねばぁ
食事も美味しかったみたいでよかった・・・
楽しかったです。ありがとう

中村仁(一志)
美里・内部川Gの老蘇さんが参観に来るということを聞いて、より楽しんでもらおうとお茶の時間にやる企画をしました。一志Gのいろいろある名物?「四畳半のエンターテイメント淺野爺」と一番弟子エンヘバヤラさん(モンゴル研修2期生)によるコミックマジックショーとエンヘさんのモンゴルの山の歌、飛び入りで安井さんのギター演奏。スベリあり、失敗あり、老蘇さんたちは何をやっても笑って楽しんでくれて、僕たちも一緒に楽しい時間を過ごしました。
懇談会では一志Gのウェルカムモードが涙の出るくらい良かったとか、一志のメンバーからは20数年前参画したときに受け入れてくれた人との出会いの事等々、短い時間でしたが人と人とのつながりを味わい、本当にこういう事がやりたいのだなと思いました。