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実顕地づくり研で研鑽してきて今思うこと


靎さん(大垣供給所)◆内部川ふるさと村で

靎さん(大垣供給所)◆内部川ふるさと村で

今年、正月の実顕地つくり研(産業・流通編)から始まった今の動きを体感してみて、今、私が思うこと。

昨年12月までは、全国供給所(24ケ所)メンバーだけで、研鑽会を数十年もやってきた。
今年からは「実顕地一つからの出発」というテーマで、全国産業メンバー20名前後も入り始まった。
供給所メンバーが多いので、供給の話がほとんどなのだが、突然、春日山の波田さんが「供給所メンバーの熱い思いを聞いてみて、熱く伝わってくるけど、それも一度チャラにして、一緒にみんなで考えていきましょうよ!」と言ってくれた。
私は供給所メンバーの生きがいを無しにして考え直すって、ありえへんと思った。豊里の川瀬さんからは「供給所の売り上げとか、赤字、黒字も関係なしに、共に一つでつくっていきましょう」とさらに追い打ちが・・・。固まっていた頭と肩が少しづつほぐれてきた。

やっと、ほぐれてきた私に今日(7月26日・土)の全体研の中でそれも突然、広島供給所の広川さんと豊里の沖永さんからのダブルで「靏さん、3ヵ月間夫婦で、オーストラリア実顕地に交流に行ってみませんか?」と提案された。
一瞬、無理でしょうと出てきたけど、その時、23年前の特講で聞いた言葉が甦って来た。
世話係の「この特講は明日で終了しますが、その後ここに残れますか?」との問いかけ。
「仕事もあるし、家族・親・ローン返済等々山積みだから無理」と、発言した私から徐々に、自分と向き合って考えていけたことを思い出し、現在の大垣供給所を放せない自分に気づかせてもらった。

この半年間の研鑽会を振り返ってみると、産業部メンバーの発言は新鮮でインパクトがあっておもしろいと感じながらも、供給所メンバーの発言はありきたりで頭が固いなぁと他人ばかり見ていた。
いざ自分に白羽の矢が飛んでくると逃げる自分がみえて、真正面からみんなの話を聴いていない自分が恥ずかしくなった。
周りの供給所メンバーは頭が固いなぁと思っていた自分が、一番頭が固かったのは私なんだと思えた瞬間は感動ものでした。
大垣供給所を放せない私がまだまだいますが、オーストラリア交流もありかなと、やっとスタートラインに立て、自分に向き合えたことが、この半年間みんなと一緒に研鑽してこれた成果かなと実感しています。一緒にやらせて下さい。

【大垣供給所 靏誠】