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豊里ファームで海の幸が


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3月6日(日曜日)豊里ファームで、南伊勢町奈屋浦などから水揚げされた新鮮な魚をトラックにて直送販売します。
「鮮魚まつり」のポスターを見たお客さんは「えっ!魚も、うれしい!」とどの人も大喜びです。
魚販売に至る経緯や背景などを「豊里交流会」で井波さんに話してもらいました。

豊里実顕地 喜田栄子

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井波茂樹

魚の販売と云うよりも、実顕地で魚を食べて行こうという話です。
実顕地はお肉は豊富にあって、かなりお肉を食べてきたのですが、前から実顕地生産物は、あと魚ぐらいかなと思ってきたと思うのですが。
今回魚をいろいろ食べるきっかけになってきたのは、春日山の方で三重県志摩市磯部と云う処に養豚場を買ったのです。
その養豚場を始めるのに生活館を、磯部の養豚場から海に向かって30分位の安乗という所に、古い民宿があって、そこを買い取ったんです。
そこに今3家族住んで生活しながら磯部の養豚場を創っているのですね。

安乗と云う処は漁港で、安乗ふぐで有名な所です。
安乗漁港と云うのは毎日、毎日漁に出て、水揚げされた魚を仕分けして競りを通していろんな所に流れて行きます。
余ったりすると、「安くしますから町の皆さん買いに来てください」とか町内放送で流れて、安乗に住んでいる実顕地の人が買いに行くんです。そういうことがきっかけで安乗漁港の人との付き合いができるようになって、三重県、三重漁連との繋がりができたんです。

三重県漁連は伊勢湾の内側と伊勢湾の外側があるんですよ。
伊勢湾の外側と云うのは志摩、鳥羽から南、49の港があるんですよ。
外湾漁協組合と云って、そこ49の漁港との繋がりができたんですよ。
その49の港の中でも奈屋浦漁港が一番大きいのですわ。そこに水揚げされた魚が集まってきます。
だいたい捕れるのは青いモノ、鯖に鰯に鯵、秋刀魚この辺が漁獲量高いです。
それに付随して後、何が捕れるか分からない。
春日が一番最初に買ったのがマグロだったんです。
今は丁度、ブリが捕れ始めているらしいです。
ついこの間、鯖も2回やりましたね。てな感じで毎日漁に行った場合は競りが行われます。
うちの方にもいろいろ販売ができるのですが、漁に出ない日もあるんです。
鯖を何匹欲しいと言っていても出なかったらナシ。
そういうきっかけを大いに活用して新鮮な魚を毎日食べれるようにやって行きたいなと、思ってやってきている訳です。

そういう魚の場合は鮮度はいいのですが、加工しなきゃいけないですね。
内臓を採ったり、頭落として、骨や血を採ってとか、食生活の作業が増えてくるんですね。
お肉は精肉場で食べれる状態にやってきてくれていますね。
今も魚メンバーでさばいてくれていますが、そういう人たちを強化していくのがひとつありますが。
外湾漁協との繋がりができましたので、今後いろんな魚が食べれるようになります。
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それに付随しまして、できたらファームで魚を売りたいなと、肉でもかなりお客さん付いて来ていますから。
これに魚が加わるとさらに強力なお店になっていくなと、思う訳です。
この間漁連の人たちにお話をさせて貰ったら、既に2トン車4台持っていらっしゃって、それに魚を積んで、捕れたその日に主に地域から近い所、49の港に近い所に売りに行っているらしいです。
さらに最近はぎゅうとらさん、芸濃店もやっていたらしいですけど、芸濃店は止めたらしい。
津市の渋見店に2トン車でやっているのですが、お客さんがすごい、10,20,30という10の付く日にやっているのですが、2トン車が来る前に50名位お客さんが並んでいる。トラックが来たら10名ぐらいに区切るのですが、買う量がすごいの。例えばね、鯖2匹入って250円そんなの籠にぼんぼん入れていくんです。
だいたい一人の買う金額が2500円から3000円。
その人たち50名ぐらいいる訳ですから、その1台であっと云う間に15万位売っちゃうんです。

漁連の人たちは最低でも10万売りたいなと。売れるのでしたらヤマギシさんの店頭にも行きますよと言ってくれた。
うちの店頭では3月から第1週と第3週にやって貰おうかと、お話させてもらいました。
まず、3月6日に第一回目。やってみますので。
どれだけ売れるか分からないです。だけど渋見点はすごいです。
本当にあっという間に売れていく。で、芸濃店が止めた理由が集客量が弱いというのと、さばく手間を嫌がる人が多いみたいで、だんだん減ってきて残る量が多くなって止めたらしいです。

もう一つはビックにも来ているんです。
捕れたものを箱詰めして毎週日曜日にビックに納めているらしい。
その関係で、日曜日のビックに納めた帰りにヤマギシさんに寄れたらいいなということで、日曜日の第1週と第3週をうちの店頭で予定しています。
驚くことに赤塚さんの道の駅あるでしょう。
あそこがね6月18日プレオープンだけど、毎週土曜日外湾漁連と話がついてやるようです。
うちが3月からやるのみたら、びっくりすると思いますよ。

えと、実際どういう魚が来るか分からないです。
しかも天候によったら漁にも出ないから、3月6日チラシに入れてあって、やるというふうにはしてあって、
もう一つね、ファームのピークが10時から1時です。
だいたい。お客さんが多く来てくれるのは。
だけど、漁連の人が朝早く漁に出て、網引いて持って帰ってきて、仕分けして箱詰めして来るのに、大体ビックさんに12時。うちに来たら1時になる。
うちのピークは10時から1時。午後の1時じゃずれるでしょう。
それで、いろいろ手を打たなければならない。その時間に来てもらうために。
それで、今回ぜんざいふるまいを入れてあるわけです。その時間帯に。
ぎゅうとら渋見店はだーっと並んでいたのですが、うちはどうなるのか、スタートだし。
実顕地の人も見に来る人は見に来て、買いたい人は買ってもらったらいいんだけど、ちょっと様子を見て欲しいんです。お客さんがだーっと並んでいるんだったら、遠目で観て欲しんです。
並んでなかったら、並んで欲しいんです。できるだけ買って欲しんです。
と、いうのはちょっとあのー漁連の人と話しているんですけど、残ったら、あの人ら持って帰らんとあかんわけですよ。新鮮なのがどんどん古くなるでしょう。
そしたら、持ってくる量がドンドンドンドン減らしちゃう。売れないと。
そうすると、衰退の方向。
話、どうなるか分かりませんが残ったらうちは買い取りますと、だから最初のスタートどれ位か分からないんですけど。
やっていけば分かると思いますが。

持って来たもの残ったら全部買い取りますと言っているのですが、まーそれは、漁連の人喜ぶのですが、じゃ、うちの人がどうかな。
ねぇ、鯖がちょっと、秋刀魚がちょっと、鯵がちょっと、愛和館の人はちゃんと料理してくれるけど、食べる人側がどんな感じか。
最初鯵が出て来て、鰯が出て来て、何が出てくるか分からない魚のメニュー。
ある面では面白い、それも皆さんに協力願いながら楽しみにしてください。
まず、3月6日、チラシ3万部入れていますから。チラシの4分の一が漁連の話になっているから。
かなりお客さん来てくれるんじゃないかなと思っているんですけども、それをきっかけにさらにファームが繁昌することを願っていますので、みなさん協力お願いします。