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石巻炊き出し報告会【春日山】


 今日、4月22日昼に春日山で、「石巻炊き出し」の報告会がありました。

 帰ってきたメンバーが揃って報告をしてくれました。平島進さん(春日山)斉藤隆さん(一志)小川洋平さん(オーストラリア)岡田和志さん 岩崎静さん 橋本豊子さん(春日山) 妹尾薫さん(春日山)達でした。
 それぞれの人の報告はその人らしくて、胸をうたれるものがありました。現地での、実際は女の人は炊き出しを、男の人は泥出しを淡々と進める毎日で、日常と変わらないと口を揃えて言っているのが印象的でした。

小川洋平
自分ができることはスコップ1本でこの程度。

その家の人と一緒に泥出しを進めるだけ、至極シンプル、そこに心の交流があって、一緒に復興をしていくだけ。

小川洋平 オーストラリア実顕地(交流中)

岡田和志
やることはいっぱいあるけど、何でもやったらいいわけでもなく、ボランティアとして、なにをしたら、次へつながるのか?現地で、いろんな人と繋がり、人と人との情みたいなものが惹きつける。人がおるだけで成り立っている。 これが原点なんだ。
岡田和志 豊里実顕地(子弟)

岩崎静
東北の人は我慢強いから、愚痴なんて、言わないけど、こちらから、声かけしたら、聞かせてもらえた。実は生活そのものが成りたっていない。物があっても、人がいても、繋ぐルートがない。ヤマギシだったら、それができる。それだけの力がある。やれることがうれしい。これから、支援していく中身が問われる。どこまで、やっていけるのか?やるのか?ヤマギシには社会的に役割がある。
岩崎静

橋本豊子
自分等は日頃、愛和館や野外食で、培っているもとがある。テーブルに漬物や箸立てをおくことで、くつろぎの空間 ができたり。やっぱり、食べることは大きい。母ちゃんがデンといる大きさ豊かさを感じた。
橋本豊子 春日山実顕地

妹尾薫
これからは、炊き出しだけでなくやれることがいっぱいある。 鳴子実顕地の様子も伝えてくれました。 鳴子実顕地で、3回も全研をひらいて、受け入れを考えてくれた。日頃の倍以上の人を受け入れてのこと、鳴子があってこその今回の支援の実りがあったのではないか。
妹尾薫 春日山実顕地

斉藤隆
被災者とボランティアというのでなく、一緒に作っていく方向で、そこの人がやっていけるような方向で。 それができるような規模でもあるので(石巻が)条件は恵まれていると思う。
斉藤隆 一志実顕地

 光太郎さんが実に頼もしく柔軟にしかも淡々と活躍している様子も語られました。(お嫁さんこないかなー)

 和志さんが最後に「もっと近くに拠点がほしい。一つ実顕地を作るつもりで、、、長期にわたるだろうから」と呟いていました。

【春日山実顕地 平島春美】