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ロボット搾乳スタート❗❗


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✨新牛舎に引っ越して2週間。
もうすっかり我が家になりくつろいでいる牛たち🐮🐮🐮
たまにベッド間の柵に挟まったり、牛の舌が届くところに電気のスイッチがあり、消しても昼夜ついていたり…と、イタズラっこも中にはいますが、住めば都🏡のよう…。あの、引っ越しの日の表情がウソのよう。
時々牛がいることを忘れてしまうくらい静かで穏やかな毎日を送っています。

そして酪農部にも緊張感が、高まってきました!

24時間体制で3回牛を入れてのロボット搾乳が7日午後2:30~スタートしました❗❗
メーカーやロボット専門の業者の人5人と豊里から村岡さん、本田さんも駆けつけてくれ、あと彰久くんをはじめ春日山のメンバーが入れ替わり立ち替わりで6・7人。

4カ所のロボットのそばに牛を囲み、1頭ずつロボット枠に入った所で、エサ箱におやつ代わりの美味しい粒餌が入る。初回は手動で消毒・タオルでの拭きとり、センサーで1頭ずつ異う乳房の形をコンピューターに記憶させ、1本ずつライナーが乳頭を見つけ搾乳が始まる。
タッチパネルの画面には牛の体重から1分房ごとの乳量がグラフで表示され終わった分房からライナーが外されていく。

絞りすぎもなく、これからは人に追われず、絞りたいときに(おやつが目的の牛が大半かな??)いつでも入れる仕組み。
この1週間で味をしめ、中には1日16回もロボット枠に入る牛もいるとか…。
(そんな時はスルーされます😉)
このロボットは初代から4代目でかなりの進化を遂げているそうです。

春日山のように2週間パーラーで絞りながらロボット枠を通過する練習…なんてできる農場はごく稀なケースらしく、ほとんどが入ったその日からロボット搾乳が始まり牛も人もかなりのストレスのようです。
うちの農場のシステム・変化を嫌う牛の性格・みんなの知恵を合わせることでこんなに豊かな新しい発想が生まれ、みんなのものになり実現できることがすごいなぁ~✴と改めて思いました。

ここに書いたことは酪農部メンバーがほぼ全員共有している内容で、毎日の出発研があっての今日。という感じです。

淡々とそしてイキイキ✨と新牛舎の管理や運営をみてくている彰久くん。
(時にはハラハラも…)
合間に授精や治療もこなしながら幅がでてきたのではないでしょうか…☆
そんな彼がひと言。
「これからです❗」

ぜひ1度そんな牛舎へ足を運んでみませんか?