ページを印刷 ページを印刷

新GPセンター完成間近に


完成間近の新GPセンター 壁には豊里の学園舎で使っていた材料も再利用されています。

完成間近の新GPセンター
壁には豊里の学園舎で使っていた材料も再利用されています。

嘗て全国実顕地づくり研でも話題になった一志の新GPセンターが、いよいよ完成間近になってきました。建物の方はほぼ完成し、6月初旬に建物完了検査を受けた後、下旬に選卵機の据え付けして7月初旬より本格稼働を目指して進行中です。
今回の新GPセンターでは集卵の方法が、鶏舎から選卵機まで直結したインライン方式から、ファームパッカーと呼ぶ集卵機で一旦ラックに貯めて、その後各GPに分配して選卵する方式に変わります。
それに伴い集卵という作業が新たに加わります。
稼働も間近に迫ってきて、具体的な事柄をどうしていくか研鑽が始まりましたが、実顕地一つの実働が試される機会となりそうです。
GPの人たちの新GPセンターに対する思いと、関連する養鶏部の様子などをお知らせします。

GP(Grading and Packing)センターは?

○GPを新しくしようと思ったのは?
1.運営メンバー(*1)の減少により3箇所のGPセンターはみきれないので

1.機械の更新時期に来ていて、当時の卵量だと何とか2台でやれそうと判断

1.インライン集卵だと防疫上防虫防鼠対策に不備があるので建屋を新しくしたい

1.GPが3つある事で、社員さんの移動が頻繁にあるため効率がわるい

1.卵量が3台では3時以降の仕事量が少なく社員さんの仕事が用意出来ない

○今までのGPから新たなGPになると何が変わるのか?
1.仕事量が適正になり仕事が無くて困ると言う事がなくなる

1.第1~3GPそれぞれの運営だったのがGPひとつの運営になる

○新GPで新たにやって行きたいことは?
1.すべての事柄の見直しを進めていて、誰でも無理なく継続してやれる様な GPセンターにしたい。

注(*1)実顕地メンバーのことで今はGメンバー6人、社員さん20名強で三つのGPを運営

養鶏部は?

今まで4ブロックある鶏舎群では集卵に関してはほとんど気にする必要はなく(一か所を除いて)飼育作業が主な仕事だったのが、各ブロックで新たにファームパッカーでラックに集卵するという仕事が発生します。先日の職場研ではそこをどうやって行こうかと喧々諤々、「機械も新しくなりもっとワクワクするする心境でやれないかなー」「現状からどうやってやるか考えると、ワクワクするどころかドキドキだわ」・・・
さてこの先の一か月でどうなっていくでしょう。

一志実顕地 園田宏彰