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6月度豊里交流会より


毎月開催の豊里交流会。今月は養鶏法メンバーも急遽発表に加わり、にぎやかで楽しい交流会でした。(プログラムは写真でどうぞ)
その中から研学2に行ってみての発表を紹介します。

豊里実顕地 喜田栄子

清村りつこ 研学2に行ってみてその後

研鑽学校を出発してきて10日ほど経ちます。
食生活の出発研が、私意を尊重し公意を見い出す研鑽の場だったと改めて気づかされました。
昨日食べてみてどうだったか、昨日はその時点での公意を見い出してそうやって
みたけど実際はどうだったかな?量は足りた?じゃあ次回はどうする?
今日はどんな出し方をしたらいいか。冷や汁食べたいって声をかけられたよ、すもも痛むから早く出したいけど、びわが届いたね、とか。気温が上がって韓国焼肉のテーブルメニューは暑いから、せめてみそ汁はカウンターにしよう、とか。
冷やし中華の麺をお皿に取るだけでも行列ができるからカウンターにトマト出したいけど切るのに又行列ができるからテーブルに出そうねとか。
いろんな方向からいろんな立場から出し合って公意が見い出されていくのが面白い
です。その時そこにいる人達と見い出してやっていくけど、振り返ってあの時は本当に公意が見い出せたのかなぁーと、みんなの中に出す場があるからこそ、安心して思い切りやれるのがいいなあと思います。
公意行が、決まりでも約束でもなく、とっても温かく優しいものっだて2週間やってみて実感しています。食べている人達はどんな風に思っているのかなって、食べる人たちと一緒に公意を見い出せたらいいなぁって思っています。

研鑽学校に行ってみて、というのもちょっと出したいです。
研鑽学校の概念が180°変わりました。ものすごく楽しくて楽でした。
テーマも特別なものではなく、餃子を食べた日の夜は「この餃子おいしいねとはどういうことか」とか係さん合わせて14人でしたが「この部屋に14人いるというのは事実ですか」とか「私が私意を尊重するとはどんな感じかな」とか。
お出かけもいろいろして紀南Gに梅収穫体験に行ったり、一志Gの新GPの参観をさせてもらったり、磯部の養豚場参観と伊勢神宮参拝とか、聞きつけて下の田圃に蛍狩りにも行きました。6月生まれの2人のお誕生会もさせてもらい、心が震えるほど一体を味わったりしました。日常の延長線上に研鑽学校があって特別なものという感じがしませんでした。研鑽会では、呼吸するように反応し合い目の前の人の言葉が自然に自分の中に入ってきました。機械も錆びたら定期的にメンテナンスが要るように人も同じで錆びたと思ったら研学に行ったらいい、と係さんに言ってもらい又錆びたら行こうと思っています。
今回は豊里から私一人で会員さんの方が多い研学でした。会員さんが子供が3人いて参加しにくいと出したら、別の会員さんが新幹線に乗ってご飯を作りに行ってくれたという話を聞き、そういう心意気を私も真似していきたいです。

松本哲

研鑽学校を今までやってきて、自分にもたぶんみんなにも「研鑽学校はこういうもの」みたいなイメージが出来上がっているような気がしています。
もちろん研学の目的や狙いはあるけど、研学に対する変なイメージがあるならそれはぶち壊そう、研学を面白くしようと思って、今回の研学2はいろいろやってみました。

4日目は弁当を持って紀南に梅収穫。庄亮さん達がとても喜んでくれて、お土産にジュースをたくさん貰いました。
帰りはサービスエリアに寄って、みんなでミカンパン。

7日目はモクモクの温泉へ。阿山から5分くらいで行けるので。露天風呂良かったです。

一志での作業も、いつもは作業だけで帰ってくるけど、今回は参観と食事もしてきました。
自分の中になんとなく「食事は研学でするもの」みたいなイメージがあったので、それをやめたかった。

11日目、伊勢神宮と磯部農場に行きました。
NHKの「ブラタモリ」(4日の放送が伊勢神宮の話だった)を前日の晩にみんなで見て予習したので、行ったことある人も見え方が違って面白かったです。
おかげ横丁で豪勢に昼ご飯も食べました。あと、赤福氷と日本酒ソフトクリーム。
磯部農場と安乗の宿舎に行ってみんなと話できたのも良かったです。

誕生会もやりました。研学なので公意を見出すというのでやろうと思って、迷う人にケーキを買ってきてもらおうと、貴志さん・土田久子さん・井上聖子さんに行ってもらったのですが、みんなの希望(モンブランがいい、フルーツがいい、チョコレートケーキが)とかさんざん集めてから行ったので、いろんな種類のをたくさん買ってくるのかと思っていたら、買ってきたのは大きなバースデーケーキ。
誕生会をしたい、みんなで一緒のケーキを食べたい、という思いが大きかったそうです。
それを見て「これが食べたかった!」
楽しい誕生会になりました。

やってみてとても楽しかったし、楽しかったことからテーマの研鑽が出来たのがとても良かったです。
例えば一体の研鑽は、今回は「一体とは何か」のようなテーマでの研鑽会はほとんどしてないけど、
伊勢や誕生会などで味わったことから考えることで、真面目に一体の研鑽会をするよりも進んだ感じがします。
いろいろやってまず楽しんで、楽しい気分で楽しかったことを題材に研鑽する、研鑽学校はこんな感じがいいなと思いました。
多分次は9月位、係すると思うのですけど、今から何しようかなっていろいろ考えています。

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