石巻最新情報【5月上旬】
食事人数、メニュー
現地の様子
5/15 鹿妻地区の様子
今朝、古川駅で松田希ちゃんを迎え、またぐっと平均年齢が下がりました。 いっそうパワフルに動けそうです。
今日もまた地元から新たなスタッフを迎えました。昨日きた「うっちゃん」のお姉さん「きえちゃん」です。自分は被災は免れたけれど、何か手伝いたいとのことで、一緒に配り手に入ってくれました。
11時半に開店すると同時に一気に人がくる30分から45分が勝負です。 11時からの打ち合わせは、地元の人も一緒にどんな風に食べてもらおうかアイデアをだしあって、食生活の出発研さながらです。
ご飯担当は、満喜子さんから引き継いだ明美さんです。
4升一釜なので結構な力仕事ですが、余裕綽々の様子。今日は4釜でした。朝飯前? ちづこさんは、メニュー板書きに専念。瀬戸さんが作り付けてくれたホワイトボードに筍や胡瓜、豆腐の紹介を書いてくれました。
皆の担当を決めたら。位置について ハイスタート!皆ひたすら役割に専念します。
千浪さんは今日もチャー飯に専念しました。4升分あっという間に完売しました。
今は帰りの車の中、瀬戸さんの運転で快適です。
5/15 中屋敷地区の様子
今日は会員さん家族が5人、中屋敷に来て一緒にやってくれました。
仙台で自らも被災した西田さん夫妻(地震直後に豊里から支援物資を送ってもらった人です)と、埼玉の宮崎さん夫妻(卓海くんのご両親)と娘の希如子さん(高等部専科)です。
両家共に学園の親を長くやってきた実力で、即その場の人になって、すすめていきたいところに入ってやってくれます。希如子も地元の人の話を真剣に聞いていて、今日はこれからの人生に大きな1日になるのだろうと思います。
中島産業の奥さんの和子さんは、地元の人達に「炊き出しに入って、一緒にやって欲しい」と声かけをしています。今日は地元の人が3人手渡しに入ってくれました。
光太郎君やみんながずっとやりたかった「JENと地元の人と炊き出しメンバーの『これから中屋敷をどうしていくのか』の会議」を明日やることになりました。
5/14 中屋敷地区の様子
限られた水で、下水も整っておらず、食器を洗って使っていく段階にはなっていません。
昨日からは、食べ終わったプラスティック食器を重ねて置いてもらうようにしています。ゴミとして燃やしていくしかないのですが、食べ終わった食器はきれいに重ねられて1日が過ぎて行きます。ここに来る人達の気持ちが現れているように感じます。
中屋敷の炊き出しは昼食を用意しています。今日は土曜日で、いつもは見ない子どもたちの姿がたくさんありました。
一番のりは4年生の男の子。オープンの20分前から待ってくれていました。家族の代表で4人分の食事を取りに来たそうです。1年生位の女の子は「前にここで食べた。あったかいゆで卵がとってもおいしかった!」とニコニコしながら教えてくれます。
テーブル席ではだんらんのひとときをすごす親子連れが何組も訪れ、ここが被災地であることを忘れてしまうかのようです。
石巻炊き出しに送り出して
「明子さんから、絹さやの筋を取ったの送って欲しいと提案があった…。」という話が連絡研で出されていました。
「明子さんがそんな提案せんやろ」と思って喜田さんに聞いたら、喜田さんが「あるけどいるか?」と声かけたとのこと。「やっぱりな~。でも、私も筋取りしたの送れたらすぐ使えて、色見もきれいだし送りたいな~」と思っていたのでラッキー!! と、朝浩子さんと恵子さんとでネオポリスに収穫に行きました。
何人も来ていて、10時に帰る時には21キロも穫れてしまった!!。
今、愛和館に出して皆で筋とりしています。「石巻に送ります」の言葉を添えて(^o^)。
途切れることなく人が入りあっています。明日はスナップえんどうの収穫と筋取りの予定です。聡君便に合わせて。
「愛和館でも炊き出しして欲しい」という声がチラホラ楽しく聞こえてきます。V(^o^)V
(5月13日)
鹿妻地区炊き出し5日目の様子
今日のメニューは、「 野菜炒め 、ボイルドウインナー、 味噌汁、 苺」でした。出た食数は、300。テントで食べていかれた食事数は、30です。
今朝、定期バス便で、第1陣の一部の人が豊里に戻ったので、今日から交代で第2陣の新人2人が、鹿妻食堂スタッフにデビューです。
炊き出しやってみての感想です。
鹿妻地区のお母さん『よしこちゃん、 りんちゃん、 うっちゃん』と一緒にやれたのが良かった。津波が来た時の様子を聞いて、本当に九死に一生を得た人達なんだなあと思った。(寺田ちづ子)
映像で見るのと実際に見るのとは違う。衝撃がある。食べにくる人達は、元気があると思ったが、その背景が、いろいろあるんだろうなあと思った。 (大江明美)
5月13日、新たな炊き出しメンバーが来ました。
今までのメンバーも合わせての引き継ぎ研鑽会を持ち、自己紹介もしました。毎回、メンバー入れ替わりの際には集まっていますが、鳴子で暮らしている自分にとってもメンバーとの交流や、炊き出し・泥出しの様子などを聞ける貴重な機会になっています。
入れ替わりの日の金曜日には20人以上の人数が鳴子に宿泊することになるので、最初は宿舎をどうしようかと心配でした。 ぎゅうぎゅうに詰めたら寝れるかな…、自分たちが使っている部屋もどうにか空けて使ってもらうか…と考えていましたが、今まで来たメンバーが使っていない施設の美化・整理をしっかりとやってくれたおかげで、使える宿舎も布団も増えて、宿泊で悩むことはなくなりました。
いろんな人が入れ替わり立ち替わり来てくれることで、賑やかになったし、自分自身の考え方も知らないうちにプラス方向へ変わってきているような気がします。
明日の便で帰るメンバーは今日が最終日。今日到着したメンバーと鳴子の人達との打ち合わせもにぎやかに終わり、また明日からが楽しみです。
一週間、みんなに送り出してもらって、他の事は一切気にせずこちらに専念させてもらい、自分にとっても大きかったです。毎日くたくた、夜はバタンキュー、でも次の朝にはまた自分の中にエネルギーが湧いてきて、という毎日でした。
鹿妻地区炊き出し4日目の様子
今日のメニューは、「うどん(餅入り)、小松菜煮浸し、金時豆甘煮 」でした。
出た食数は、270。テントで食べていかれた食事数は、35です。
今朝出発する時、鳴子Gの楽園村会場を片づけた時見つけた名札をもって出ました。昨日手伝いに来てくれたお母さん達と名前を覚えあって、又、食べる人にも名前を知ってもらってと、私達も名札をつけて動きました。
りんちゃんが、「 あんた達も入って手伝いなさい」と声かけて、 新しくふえた2人のメンバーに、「 お名前は?」と聞くと、「 ピコちゃんでーす」「 ミッキーにしてください」とそのノリのよさに、受け入れた私もたじたじ。
食べに来てくれる人達も「 昨日はおいしかった!」と、ニコニコ明るいのですが、ゆっくり話を聞かせてもらうと、被災当時の悲惨な様子を思い出し、涙が出てくるようです。 話の後 、「そんなこと言っててもね。 生きていかなきゃね。」と、笑顔が戻ります。
私達も そんな人達に出会って、 熱いものが引き出され、もっとやりたい気持ちになります。
今日の第一番は、出し方について地元の母ちゃん達と一緒に考えられたこと。
その間、男の人たちはテント周りの片付けを して、きれいになって、 水運び等もやってもらって、やっと開店出来るかと思ったら ・・・スプーンがない!! 最初の数人には、お箸で食べてもらいました。
すぐ近くの人は、「明日は手伝うよ」と声をかけてくれたり、 家にある米を使ってとのことで、家迄 取りに行かせて貰いました。
隣の空き地では、大阪から来た美容師さん4人が、ボランティアで カットしていて、お昼にカレーを食べて貰いました。 なんとか初日が終わり、今は鳴子に帰る途中です。
満喜子さん談 『 タダのまつりみたい』。 この物資に心をたくした人達から、 つながっている自分達であることを再確認しました。
そんなところで、 今日からおもいきりやらせてもらいます。 豊里から積み込んでもらった、花鉢やプランターも 通りがかりの人達の目に とまり、 開店を心待ちにしてもらっています。
昨日、鹿妻地区炊き出し拠点づくりの第1歩として、お借りしたアパート前のテント貼り予定地周辺の片づけと消毒を行いました。
側溝の整備もして、排水の確保も出来ました。アパートの中は、前に住んでいた住人の方と連絡を取っており、了解を頂いた後、内部の片付け美化に入ることになります。電気、ガス、水道は、JENの人が、手配をしてくれています。
昨日朝到着した炊き出し用機材と資材、長机、長イス、花壇類は、専修大学の キャンパスにあるJENの倉庫に仮置きしてあり、拠点の準備状況にあわせて現地に運びこむ予定です。もう1班は、鳴子Gで楽園村会場の美化と布団乾燥作業を行いました。
明日から、いよいよ炊き出し開始予定です。今日一日、できる限りの準備をしてみようと、今朝鳴子Gを出発しました。
+晩御飯(散らし寿司)!+手作り柏餅!+ガソリンで、 車も心も満タンです。 本当に、全国実顕地から送り出してもらって、石巻に向かいます。
高橋護、穐本聡、瀬戸千浪さんの3人です。
地元での協力者や炊き出し場所を探すところから始まります。 どんな展開になるか、楽しみです。
第1陣は、5月7日(土)に出発予定です。
豊里Gの炊き出し支援委員会への連絡・問い合わせは、 佐藤純までお願いします。
sato_j@yamagishi.or.jp
午前中少し雨が降っていたけど、11時前には上がっていたみたい。今日も250食以上だと思います。アガペの人はトラックにコンパネを積んできていてテントもう1はりとテーブルと椅子も作って食堂も広くなりました。
『仲良し食堂』の看板も新しくなったので今度メール送ります。
松本供給所の浅田さんと佳子ちゃんが、め組というボランティア団体で来ていて5日迄いるそうです。息子の心太郎さんが、め組で動いているそうです。遠藤さん(※)は時々来てはいろいろ情報をくれます。今日初めて食べに来た阿部さんの家がまだ手付かずというので男の人達が泥出しに行ってきました。明日も行くそうです。その周辺の家もほとんど手付かずと言っていて女の人も1~2時間でも炊出しの後、泥出ししたいと言う声もあったり。食事と明日の段取りと今日やってみてで3時間近く楽しくやっています。お酒の入っている人もいます。
テントは快適とまでは言わないけど毛布があるから寒くない。下もしっかり敷いてあるから多分大丈夫??
(※遠藤さん;スピーカーで炊出し広報してくれている。地元の被害者。車ごと流されて助かった人。)
何か遊びはやっているんですか?例えば200食のところ150食にしてみたり・・・・