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モンゴルでの12回目の特講 


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写真を見る ⇒ 第1995(モンゴル12)回特講

モンゴル特講をやってみて

第1955 (モンゴル12)回 特講は、7月1日から7日まで、標高 2300メーターのBayan Chandmanで参加者 25人、係 3人、通訳1人で開催されました。
10代から40代までの参加者の内、10代 2人、20代 15人と、若者が多く、元気いっぱいの特講になりました。
国や社会への関心がとても強く、丁度私たちが特講を受けた1970年代初頭か、それより少し前の日本に似ている様に感じました!
何かしなければ、何とかしなければ、と友人たちと集まっては話してた自分たちの20代の頃が思い出されてなりませんでした! 今がモンゴル特講の時だと、なんか胸が熱くなってしまいました!
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という言葉が、何度も参加者のくちに当たり前のようにのぼりました。
なんとも心躍る特講の日々でした。
モンゴルのヤマギシズム運動を、ご夫婦ですすめておられるガンゾルグさんが、日本で受けられた特講が第1855回で、今回の特講のちょうど100回前で、また、5年前に飼い始めた馬に今年初めて仔馬が産まれ、今年初めて馬乳酒が作れて、それを今回の特講生が飲ませていただいたこと、とガンゾルフさんが嬉しそうに話してくれました。
今、モンゴルで特講受講者が280人で、来年には300人を超えるでしょう。モンゴルの人口は300万人なので特講参加者がもっと増えれば、必ず国が変わる!と、ガンゾルグさんが熱く語っておられました。
懇親研は、いやいや全くビックリ仰天の出し物で、思わず、なななに!! なんと男子が全員女装!! それも、女子たちの手にかかって、バッチリこってりメイクアップされ、ドレス姿でしなりしなり、パリコレのスーパーモデルのショーで幸七さんも私も思わず息をのみました。

榛名実顕地 平尾和子

最初、一人で行くと聞いて、(え?大丈夫かな)と思ったけど、先に行ってる和子さんと合流ということでひと安心。でもそんな心配は全然いらないぐらい、ガンゾリグ夫妻やビャンさん、他にも入れ替わり立ち替わり手伝いに来る人がいて、自分が海外でやってるという感じがあまりしなかった。係で入ったアディラさんの変な冗談にも癒されました。
最後の方で特講生が何か残していきたいと、みんなで相談してベンチを作る事にしたと言ってて、これやりたい、あれやりたいという気持ちを、即行動に移すエネルギーというか、腰軽さというか、今の日本社会には無いような勢いを感じた。
どうやったら拡げていけるか具体的な話題もあって、自分達が次の特講を創っていくんだ、という意識が強いな、と感じた。
特講生で、近所に住んでいて小さい頃から(何やってるんだろう?自分も行ってみたいな)と18才になったから今回来てみたという男の子がいた。手ぶらで馬に乗って来た(時々戻れると思ってたみたい)というスタイルが印象的で、そんな感じで気軽に参加出来る特講がいいな、と思った。子供が500円玉握りしめて駄菓子屋に来るような。
今、特講を実顕地でやるようになってきて、いろいろと見直したり、変えてみたりはあるけど、特講がどこでも誰とでもやれるというのは変わらないな、と思いました。

美里実顕地 樋口幸七