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令和、新時代への幕開け


令和、新時代への幕開け

 

どんな場もみんな自分表現全開

いつでも新しい実顕地

 

印刷⇒平成から新しい時代へ6

年間テーマ

○令和、新時代への幕開け

 

6月度テーマ

○どんな場もみんな自分表現全開

○いつでも新しい実顕地

 

今年も、大潟の田植え交流へと各地から若者達が送り出され、今シーズンの米作りが始まりました。そんな便りがたくさんの写真とともに村ネットに紹介されています。どこまでも続く田園風景、大潟実顕地へ思いを馳せた人も多いのではないでしょうか。

またこの間の、各地の村づくりの様子も次々と投稿されています。

オーストラリアやタイへの海外交流、初めてのことをやってみる中で、自らの中から湧き上がってくるものを感じ取ったり、日ごろの暮らしの中では見過ごしていくようなことへも目を向けたり、新しい自分を発見したり、そんな体験が伝わってくるようです。

最近では、各酪農部で導入を始めている、搾乳ロボットの会社がユーザーである大規模酪農家を招待し、イタリアで開催されたイベントに参加した感想も届いています。ヨーロッパ各地をはじめ、アメリカ、カナダ、アルゼンチン、ロシアなどから参加があり、4日間に渡って行われたそうで、興味深い内容となっているのではないでしょうか。

また、春日山で10年間続けてきたぴよっこ合宿が今年度からは豊里で。名前も「ママぴよ」として生まれ変わり、スタートしました。もっと広く、新しい人も「なんか楽しそう!行ってみようかな?」と思える様な形を探りながらのスタート。2泊3日の幼年合宿も同時開催。今回は、生活や遊びのスタッフに色々な人で少しの時間からでも入り合ってやってみたのも大きかったようです。子どもたちは、食後のわずかな時間も池の鯉を見たり活動の庭での遊びも元気いっぱい。幼年舎では絵本読んだりオモチャで遊んだり絵描いたり、それぞれやりたい場所で仲間と一緒に。どの場も皆んな自分表現全開 !

子ども達から私達まで誰にとっても、「どんな場もみんな自分表現全開」実顕地とはそんな場でもあることに、幼年さんから気づかされるようです。

豊里では、鰹のタタキの時や精肉したての生肉でのチキンカツなど、段取り無しでやってみたり、段取りを考えカッコを作って動いてみたりいろいろやってみているそうです。どちらでやっても楽しかったり、かっこを作って埋まらなくてメニューをやめたこともあったけど、かっこがあるとかないとか、楽しさとか、やれたとかやれなかったとか、どこを見ていくんだろう?そんな実動を通しての話題で賑わっているそうです。

春日山では、飯田から庭木の剪定交流の提案があり、住生活部の4人が3泊4日で送り出されました。その過程では、関わっている菜園の定植があるから自分は行かないと決めていた人も、研鑽会でそんな気持ちや、回りの人も思うことを気軽に出し合う中で、一晩たったあくる日の職場の出発研では「行ってみよう」となったそうです。その人の中で決めているものが解け変わっていけるもの、いつでも新しい自分を見出していけるもの。結果としての、交流へ行って剪定ができたかできなかったかということではなく、大切にしていきたいものがあるように思えてきます。

そういった意味での「いつでも新しい実顕地」とはどんな実顕地を描いていくのでしょうか。これまでの仕組みや形態を、古いものから新しいもの変えていくということでもなく、そのようなことをきっかけにしていくことはあったとしても、日々新しい自分自身を見出していける、そんなお互いでやっていこうとするところにこそ実顕地をつくっていく醍醐味があるのではないでしょうか。

今月は研鑽学校Ⅱが一志実顕地で、続いて養鶏法研鑽会が豊里実顕地で開催される予定です。半期に1度の自動解任の月でもあります。

共に研鑽していきましょう。

実顕地研鑽部