豊里肉牛部でカーフレールが始動
「カーフレールを導入します」という話しが肉牛部に出されたのは、確か昨年の9月ころだったと思います。
カーフレールって何?というところからのスタートでしたが、まずは10月に肉牛部から数名、北海道の農場へ視察に行かせてもらいました。
帰ってからは、どこにカーフレールの牛舎があるといいだろう、新しく建てずに使っていない牛舎をうまく使えないかな、
ハッチをどんな風に並べようか、換気と尿切れ(排水)は大事にしたいよね、などなど1つ検討すればまた次の検討事項・・・、建設と検討が同時に進んでいきました。
まだまだ検討したいことが山ほどある中で、牛はどんどん生まれて、いよいよカーフレール牛舎に入る第一号が生まれるぞ!!というところで少し形になったかなという感じです。
「十分描いて、立派に完成して、人の体制も整えて、さぁスタートします!」というのではなく、「やりながら寄って、検討して、形にしていこうよ」という感じのスタ
ートでした。
1頭ずつハッチで育つメリットもあるだろうし、群れで育つメリットもあると思うので、豊里肉牛部がカーフレールをどんな風に活かして飼育をしていけるか、そこがこれからの課題かなと思います。色んなことが初めてで、毎日検討したいことが出てくる。
牛にとって、飼育する人にとってと考えるポイントも次々出てくる。そんな日々をみんなで知恵寄せて、考えていくことをまずは楽しめたらいいのかなと思っています。
豊里肉牛部
アルバムを見る⇒肉牛部カーフレール
昨年10月、他社を見学に行きそこから知恵を寄せて作ってきたカーフル(個体別自動哺乳ロボット)が動き始めました!!
みんなで知恵を寄せ合って、
今まで以上に良くなるようにチャレンジの日々です。
- 先ずは今使っている牛舎にハッチ(牛の家)を置いて描き始めました
- 牛舎の内装は
- 屋根を張り始めました
- コンクリート打ちが始まりました
- ミルク室の壁は竹本君が
- ミルクが通るレールの取付
- ミルクが通るホースとミルクを保温するためのお湯が通るホースが入っています
- 換気扇の取り付け
- ミルクを作る機械が入って
- 機械の設定中
- 牛舎を掃いて
- 洗って
- 給水器はこんな感じ…?
- いよいよハッチの組み立て
- 畑君と長悦さん
- ミルクを飲もうとするとハッチが動く!うーんどう対策しようか…考えております
- 241列16頭両側で32頭(カーフレール1台分)
- 敷料を入れて部屋完成
- 子牛が顔を外に出してミルクを飲むには…?
- こんな感じかな…?鹿野さん思案中 ↡できました!
- (生後3日は手やり4日目からカーフレールに…)
- まずは肉牛部で参観
- 5月27日最初の子牛が入居しました!!
- 初乳を飲ませています
- これが動く自動哺乳機カーフレールです
- 祝カーフレール始動
すご~い!また素晴らしい施設が出来ましたね。牛舎がますますきれいに近代的になって、快適職場になればよいですね。
牛さんたちにはますます、ストレスはなくミルクが飲めるのでしょうね。