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韓国実顕地40周年会員の集い


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4月20日土曜日、何日前から雨の予報だったにも関わらず会員達が続々と集まってきました。午後4時には傘をさし、実顕地参観に出発し愛和館や新しく立てた家、鶏舎を順番に見て回りながら久しぶりに会った喜びやお互いの近況を話し合い、何十年ぶりに実顕地に来た会員もいて実顕地がどう変わって来たか目で確認出来る時間を過ごしました。

次は記念植樹です。実顕地側の提案に寄り一位の木を二本一般道路からよく見える丘の上に植えました。
皆んなでの夕食は会員達が会費を出し合いバイキング専門会社に頼み、会社の人達がセットから片付けまで全部受け持ってくれたのでワイワイと食事を楽しみながら参観や研鑽会に集中出来てとても和気あいあいな一時が流れました。食事の始めはこの集会の発案者であり実行員の一人でもある柳サンヨン氏から集会開催の経緯報告があり李ナムゴク氏により祝辞、尹ソンヨル氏により乾杯詞が続きそれは心が静かに暖かくなる言葉で四十周年を迎えることの意味を新たに考えさせられました。

そして、夜の研鑽会。2時間の予定でしたが皆んなで語り合う中でフット気づいたら3時間が過ぎてしまいそれでも語り尽くしたとは言えない気持ちを抱えながらの記念撮影はハンギョレ新聞社の記者さんがカメラを変えながら撮ってくれました。撮影の合言葉はヤマギシのシーでした。
研鑽会のテーマは(その時の私今の私です。皆んなそれぞれ特講を受けた当時の心境を語りそれが今の自分の本質的なところになっていること、なお特講のテーマが今でも自分に問いかけていて考える機会を与えているという話がそれぞれの言葉で続きました。特に怒りについての研鑽は今でも進行中で怒りに対しての様々な意見が出されその場が特講の延長線であるような感じでした。そういう話を聞いているとどれも自分にも思い当たることがあるようでした。なぜか実践の書のヤマギシ氏のメッセージを思い浮かべましたネ!
一時は、1990年代だと思いますが韓国で共同体運動や社会運動の先鋒に立っていた人達や宗教団体の人が多数特講に参加していてそういう人達も今回何人か駆けつけてくれていて韓国のそういう運動にヤマギシスピリット、その人の表現です、が如何に影響を与えていたか、本質的なところではヤマギシスピリットが如何に基になっているかを熱く語り特講が直接ヤマギシ運動になっていなくても見えないところで社会を動かす力になっていることを実感しました。

最後に李ナムゴク氏が今資本主義が世界を席巻しているがそれは無所有社会になるための過渡期のようなものだと語りそれは理解出来そうな出来なさそうな、でもなるほどと思う何かがありなかなか余韻の残る研鑽会になりました。
今回この企画があったことで久しぶりに実顕地に足を運んだ人も多く年一、二回は集まりたいねとかこれから五十周年、八十周年にも寄りたいねという話も出されこれからが楽しみになりました。
五十周年の時には早めに世界の皆さんに招待状を送りますので大々的にお祝いし多く語り合いたいと思います。
アルバムを見る⇒韓国実顕地40周年会員の集い

韓国実顕地  呉 星順