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被災地に焼売を


  


 21日から始めた焼売作り、毎日沢山の人が作りに来ました。

 豊里はもちろん一志・美里・阿山からも、今日は高等部の女の子も♪

 一つ一つ計量しながら、何さんの「ポイントはね…、これがプロの技です!!」という楽しい声かけに、どんどん出来上がっていきます。

 何さんの「被災地に贈りたい」の心と、一人一人の中にある「何かやりたい・やらせて欲しい」の心が響き合って「焼売」という形に顕れてきたように思えます。

 《1個の焼売に心を託し…》27日の便で贈ります。

 炊き出しメンバーの皆さん、石巻の皆さんによろしく。

【豊里実顕地 上山恵理】
震災炊出し用焼売(シュウマイ)作り

何さん(左)

この春から実顕地メンバーに向け焼売作りを始めたところ、贈った先から感涙が吹き出しそうな「美味しかったメッセージ」が寄せられ、この焼売を被災地の人達に是非贈りたいと思うようになりました。

「四国の片隅の日和佐に豊里の豚ミンチを取り寄せ、製作したものを便を探して(日和佐Gには運輸便がありません)運んでもらうよりも、自分が豊里へ行って、豊里の人達と作った方がずっと良いのではないか?」と日和佐Gの日々の寄り合いで一致したので、焼売の皮と竹ベラだけを持って豊里に来ました。

 竹ベラは手作りで、「全量の5本も持って行ったら、きっと余るだろう」と思っていました。しかし蓋を開けてみたら、そこは豊里の懐の深さ…。ドッと人が集まってくれて、予定より半日早く製作が完了しました。

 作りに来てくれた人達の思い(これは関わってくれた人数に比例すると思います)の一杯詰まった焼売を送ることができて、とても満ち足りた気分です。

「豊里の皆さんと関わってくれた三重県地区の皆さん、本当にありがとう…!」

何 共章 日和佐実顕地