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おこめを美味しく『おむすび懇談会』


みんなでわいわい持ち寄りで。

ヤマギシ会関西事務局にて、おむすび懇談会がありました。今回は、供給所メンバーやヤマギシのお米をすでに活用している活用者ら25名が集まって、おむすび懇談会を描いて作っていく目的で集まりました。

参加者より:

いつもと違うメンバーで、大勢で、たべているときって、ほんとうに、たのしいし、食べているもの、どれをとってみても、「おいしい」って感じる。それは、個人的な感覚でしかないかもしれないが、いっしょに何かを味わっている感覚が、ぼくにはある。

30キロのお米を、ぼくたちは、供給所で分け合って買っているが、ななちゃんのいうように、そこでのやり取りが、あんまりできていないなあ。

ただ、このことがきっかけとなって、今では、姉に、ヤマギシのお米を食べてもらえるようになった。なおちゃんがやっているお米を介しての、人とのふれあいは、直ちゃんの中から湧き上がってきたもので、やっているように思う。ご近所に、知っている人に、自分たちも食べているこのお米をともに味わってほしいという気持ちが、そうさせているのだろうか。そうすることで、何か、ふれあったり、つながったり、もっといえば、むすびあったりするような気がしている。

また、おむすび懇やりたいな。(中垣光弘)

今回やってみて、ほとんど心に響くものがなかった。何が物足りないんやろうか・・・
たくさん集まって、よく見る顔ぶれやからだろうか・・・来た人の顔が見えなかったなぁ。せっかく、いろんな人が用意して来てくれた手づくりのお漬物やご飯の友があったのに。
お米(生産物)ありきで進めてこなかっただろうか・・・ただ懇談会を開催することだけにとらわれていなかっただろうか・・・何かにとらわれて本当にやりたいことが見えてなかったように思う。
懇談会を人が見える(人に焦点が当たる)ものにしていきたいとはっきり思った。(奥西茂生)

おむすび懇談会のおむすびというのは米作りから精米、食べる人とをむすぶという意味、結ぶというのは単に繋ぐというだけで無しに絡んではずれないという言葉の意味があるので、そのような場にしたいと思ってる。この30kgのお米をみなで分け合うことを通して、生産者から届けるひと、活用してる人が寄って話し合える場づくりをしていきたい。

今でこそコンビニにですら食べ物はたくさん並んで便利にはなってきている。だけどだからこそ、こうやってわざわざ集まってお米を食べて味わうということに、本来、人として考えることがあるんじゃないかと思ってる。そういったことにこのお米が活躍してほしい。(橋本)

感想にもあるようにまだまだこれからの状態で、やりたい気持ちだけはあるぞという感じでした。今回はお茶碗にご飯を盛り付けての懇談会でしたが、次回はやっぱりおむすびでやりたいねと、次回もまた楽しみです。
おむすび懇談会、一緒に作っていきたい方、こんな状態からのスタートですがいかがでしょうか。今回は豊里堆肥米部会の農家の方二名がご参加くださったのですが、大潟実顕地に関わってきた実顕地メンバーのご参加をぜひお待ちしております。

メニューはごはんと味噌汁・持ち寄りのお漬物とお茶だけ。みんなで食べると美味しい。

(実顕地広報部 沖永建介)