養鶏法研鑽会
福崎孝(76)
おじいさんが若い人に混じってやるのが楽しい。高等部を出発してきた加藤君を牛精肉で受け入れた時期があるけど、イメージで「こいつはダメだな」と思っていた。今回一緒にやってきて「奥さんをもらえたのも当たり前だなー」と思った。人を見る目も同じではダメだと思った。あと、仕事はするけど、テーマでやるのがダメな自分だとわかった。
稲越大介(28)
ヤマギシズム社会観に立ってみるとそのことは容易に分かるとか、原理精神の辺りを研鑽してきてやっていくところが見えてきたかな、、、。父がやろうとしてきた辺りを見てきたらといろいろな人に言われたけど、「頭の悪い人のために」を研鑽していて、父は飛びまわっていて仕事一筋って思っていたけど、知恵や技術を世界中の人にいかしてもらう大欲で、その辺をやろうとしていたのかな…。
梶山リッタ(50)
今日、田川柿の精神をみんなで読んで、分かるまではいかないけど、ヤマギシズム社会観に立ってみると本当なのだろうと、心に焼き付けて。心の中で何かあったらここだなーとか、日常の中で「焼き付けたものと違うなー」と気が付くように、見ていきたい。特講を受けてここまでやってきて、こう云う精神があることに敏感になることができる。Seit fuenf Tagen bin ich am Yokeiho (Huehnerhaltungsmethodekensan). Ein Kensantreffen, an das ich seit 20 Jahren gerne gehen wollte. Vor sechs Jahren, als ich mit Marceline zusammen, die ersten paar Seiten des
Huehnerhaltungsmethodenbuches uebersetzte fuer das Kensantreffen in Oberrode, wuchs in mir der Wunsch noch mehr, einmal mit diesem Text Kensan machen zu duerfen. Dass es noch sechs Jahre dauern wuerde, bis sich dieser Wunsch verwirklicht, haette ich damals nicht geglaubt. Dass ich diesmal dabeisein wuerde, entschied sich auch erst ein Tag vor dem Beginn. Es war der starke Wunsch meines Arbeitsplatzes jemanden zu schicken und nach laengerem hin und her, war das ich. Von den 21 Teilnehmern sind es 13, die sich einen Tag vor Beginn zur Teilnahme entschieden oder besser geschickt wurden. Einfach von einem Tag zum andern alles stehen und liegen zu lassen, das gibt diesem Kensantreffen eine ganz andere Dynamik.
Ich bin riesig froh, die Uebersetzung zu haben, es kommt mir so alles viel naeher. Ich gehe zur Zeit morgens in die Kleiderabteilung. Das Waesche in die Faecher verteilen ist total spannend. Eine ganz neue Art mit jedem Einzelnen zu begegnen.( リッタさんからドイツ語でも感想を寄せてもらいました)
(広報部 喜田栄子)
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ヤマギシズムの社会観の基本は「死を受け入れる」というと
ころからはじまると思うようになりました。エゴのない世界の
出発です。
会旨の「終局に於いて」とはどういうことをやるところかと、
光りを当てると、具体化する生き方だと思います。
その道に沿ったものとして、孫娘にメセージを書きました。
14歳へ 2011/02/23 吉田まきお
あなたは14歳になりましたね。おじいさんは誕生日があって
も特に嬉しいことではないのです。悲しいことでもありません。
生き物は、そして人間は、自分という生き物は必ず死ぬという
法則を心得ておく機会を誕生日だとしています。
世間の常識とは違いますが、生まれたものは必ず死ぬとい
う、生き物に与えられている法則をホンマにそうなんですねと
お腹に納めておくのです。虫などが死んでいるのを見たり、蝉
の一生などは分かりやすいですね。まあ自分という生き物は、
虫とも生命の仲間であると共に、かれらと同じように何時軽く
死ぬかもしれないという条件は全く等しいのです。
常に身体の細胞は生滅しながら刻々変化しているもので構
成されています。言ってみれば、その細胞の組み合わせのボ
デイーです。毎日刻々変化生滅しているのですが、人間には
それが分かり難いのです。まあそんなモンで出来ている身体
なんだと理解しておきます。だからシャボン玉の親戚でもある
のです。
これはお釈迦さまに教えて戴いたことです。それに生物学一
般知識でもあります。
しかし人間一人ひとりには知識としてはあっても、誰もそうだと
納得理解していないとお釈迦さまがおしゃていることを、ガン
手術をやってから納得しました。
病気をしても大概は、長生きしたいという欲に負けてその死
ぬ法則にあることを受け入れないです。死ぬのは嫌だという気
持ちになることは当然のこととして、それに支配されて生き延
びたい執着が以前より強くなるのです。エゴの虜になるのです。
そして不幸な暗い人生を歩み続けます。
だから若いときから「死」ということが怖いことでも、避けること
でもなく自然界の法則であるということを理解しておくのはとて
大事なことなのです。それが幸福に生きていくのに欠かせない
智慧なのです。
ここはお釈迦さまの教えで一番自分が理解できたものです。
山岸巳代蔵先生はもともと私はないものと言われていたのです
が、お釈迦さまの教えを通してそれが理解できました。これは
とてもだいじな智慧ですね。自分・自分という執着心を捨てる
一番簡単な方法なのです。あ~法則なのかと受け入れるとね。
だからとても可愛い孫娘に、元気盛りの子にこのような話しをし
ているのです。
おじいさんのこれの一番の効用は落ち着けることです。何し
ろ落ち着けますね。
明日の心配がないのです。そしてあれ不思議、前よりも元気な
のです。明日コロッでいいですものね!あなたも実際は同じ状
況にあるというのがこの法則なのですよ。
古代より人間がつくってきた文明・科学はこの逆で活動してき
ました。変化することを受け入れない、受け入れたくないという
人間のわがまま思想が基本なのです。
写真も一番いい例かな!一瞬の出来事を固定しておくのです。
実際はどんどん変化して変わっていくのですが。変化に抗する
のです。その為の写真です。そして写真をよく見ると紙です。
それに点点の濃淡が印刷されただけのものなのです。^0^
落ち着いてこのように事実を観察してみると、人間のやってい
ることはほとんどこの類なのです。そしてそれが地球環境を壊
すところまでやってきたのです。確かに便利になり興味あるも
のが多いのですが、幸福に繋がるものはほとんど無いのです。
ヤマギシの村はそういうところを根元的に見直して、みんなと
智慧を出し合って生きていこうと、大家族でやっているのです。
それが「自分は明日死ぬかも知れないですがいいですか、ハ
イ分かりました」と軽く受け入れていくと、地球環境破壊のストッ
プにまで繋がることになると思います。それは文明構築の根本
が他の生命と平等な位置に立って生きるというところに変わる
のです。そこから学問や技術の考え方もすべて、変革してきます。
それに今日一日思い切り充実して暮らせるのです。明日の心
配もしないのです。
何しろ昨日は過ぎ去ったもの、未来(明日)は未だ来ないのです。
あるのは今なのです。 部活でも一緒だと思います。目標はあり
ますが、やるのは今日を、この一時間を、この今を、この瞬間に
集中して生きるのです。
なにしろ、「自分は明日死ぬかも知れない。ハイわかりました」
と毎日自分に言い聞かせているだけで、賢く生きていけるので
す。人間として立派な大人に育っていけると思います。謙虚にな
るし、他の生命に対してもとても優しくなります。
それに何より気持ちが落ち着いてくるのです。試験にも強くなり
ますよ。
ゴミになる考え方はどうせ死ぬんだったら何をしてもいいという
無知な考え方はこれはダメです。これも結構いそうです。それに
世の中のあきらめ派は、環境を人の所為(せい)にして、引きこも
るか、死ぬか、壊すかですね。心の中の「怒り」のエネルギーが強
い人はそうなるのですね。怒りがエネルギーです。
だから怒りの管理はとても大事なのです。でも明日死んでもいい
という人は落ち着いているので、アホらしくて怒れません。明日死
ぬというのに怒っていたらもったいないですものね。
そうです。今を充実してやるのです。明日の心配なしにです。
それに笑えます。笑う人には世界が寄ってきます。怒ると世界と
対立です。人と仲良く、世界と仲良くするのには笑う人になるこ
とですね。明日までそして永遠に生き延びようとすると心配で笑
えません。
何があってもあっそう^かです。さてこれをどう楽しみながらいこ
うか!と常に挑戦ですね。今日一日、今の挑戦ですね。これな
ら誰もやれるよね。 元気でね!