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【エイプリルフール】いよいよ電気の全量自給始まる【豊里】


この文章は2012年4月1日エイプリルフールの記事として書かれたものです。
以下のような事実はありませんが、描きであったり試験を行っていたりという動きはあるとのことです。(2012/4/2 【むら-net編集部】)

左には牛舎、奥に堆肥場が見える。

豊里実顕地で昨年6月より準備を進めてきた堆肥燃焼発電所が完成です。
これから試験段階へと進み、三重県知事の了承を経ておおむね7月には稼働できる見込みとなります。

堆肥燃焼発電とは、実顕地で牛乳やお肉とともに日々生産される牛舎や豚舎からの堆肥を燃料として燃やすことで、タービンを回し電気を発生させるという、いわばバイオマス発電です。

実顕地で生産されたものを原料とするためフットプリントが軽くなり、送電線によるエネルギーロスも減り、また化石燃料を極力使わないのでCO2排出量はゼロ換算となるので環境へのメリットは計り知れません。

堆肥は重要な資源

地元の稲わらや飼料米を餌にして牛が育ち、牛からは牛乳やお肉が、牛の糞は材木の樹皮やチップと混ぜられて堆肥が、母牛から産まれた子牛は各地へ出荷、牛乳とお肉は人間が食べ、堆肥は発電所へ、燃えカスは堆肥に混ぜるとさらに良質な肥料となり、稲ややさいを育て人間が食べます。

捨てるものの一切無い自然循環の中で電気のある豊かな暮らしが営まれるわけですね。

まだ試験段階ですが、予定どおり稼働すれば豊里実顕地の電力は概ね自給できるかもしれません。
これをきっかけに、電気自動車への買い替え、オール電化への切り替えなどが進めていけたらと考えていますので、みなさんご協力をお願いします。

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と、いうような実顕地を夢いっぱいに描いてみました。

4月1日、そうです。
今日はエイプリルフールでした。

【むら-net編集部】