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仕事しててこんなときが面白い【豊里】


豊里の文化部で正月に「仕事しててこんなときが面白い」という題で一言二言書いて貰ったら、90人近くの人から返事がきました。
すべての職場から職場配置でない人からも、年齢もさまざま、二十代から七十代の人まで寄せて頂きました。

いろいろある毎日をみんなが楽しく生きている力強さが伺われました。

ロビーのホワイトボードに、一枚一枚張り出しました。

村人はもちろん里帰りの人や初めて実顕地に来た人達も読んでいました。

大手建設会社の海外支社で働く人が最初から最後まで丁寧に読んでいたので、一緒に居た人が「どう思ったのか」尋ねてみたら、「建設会社で以前、人間の幸せについてアンケートを取ったら、1位が社会との繋がりで、お金とか地位はずーっと下位だった」という話をしてくれたそうです。

金の要らない社会での私たちの仕事は、金のためでも地位や名誉ものためでも、食べるためでもない。

そこに何があるのか、自分たちは何を手に入れたのか、なにか大きな幸せに繋がるものがあるなと感じました。

【豊里実顕地 喜田栄子】

1-正月 015

精乳の事務を今年から始めました。品物の追加発注などがあると、ひと手間かかるのですが、牛乳や冷凍品の出荷を間違いなく届ける一役にとてもやりがいを感じます。

和泉慶子

今までのやり方をがらっと変えてやってみるときそこに研鑽の光があたることが面白い。

佐々木久江

楽しいことを探しながら仕事してる。

穐本聡

建設の仕事って毎回違うんです。飽きないなあ。
梶山修

あたしがやるの?ということを何とかやれたとき調子に乗っている。

大江明美

老蘇さんの昔話を話す時の真剣な顔と笑顔が素敵です。何度も何度も聞く話ですが、自分がどんな聴き方をしているか問われます。

佐藤和美
あせらずに、確実に、一歩一歩前に進めていると実感しているとき。

中原庄司
牛と目があった時、アハって感じだよ。

高橋洋子

工夫したいことが出てきて、それをやると又、次の工夫したい事が出て来る。その連続が面白いし、醍醐味の一つ。

次の展開に向けて、それを目標にしてやっている辺かな。

矢島威夫

    


分類して 何かが どこかが整っていくのが 面白い。

向こうに人がみえて 何かが整ってまやりたくなる。

近藤美佐子

いつものことだけど、朝の打ち合わせで連絡研のことを聞いているときのみんなのリアクション。

黙って聞けない自分達であることを毎日のように再確認している。

何かしらの意見 (ご意見番だったり、言っている人の揚げ足を取ったり)など言ったりしてて進歩してない?。。。 少しはあるのかもね。

大江明美
ハゲ、白髪 気にならぬほど 歳をとり

私には、そんな歳になるまで髪のお世話をしたいという大きな夢があります。

      ムリかな・・・

横田実
出発研や飼育研で和気藹々とした雰囲気の中から新たなやり方、方法が出てきた時。

豚や一緒にやっている人の特質、能力がもっと活かされるように、自分に何が出来るのかを考えること。

福田陽光
直販店をやっていて、日常の店員さんや定期市のスタッフに色んな人が関わって、心が流れて成り立って行くのが面白いです。

自分もほんの一部関わらせてもらっています。

これからは直販店にしか置いてない製品も作っていきたいなあ。

井関保彦
作物が相手で面白い。農業は毎年1年生って先人が言ってたけど本当にそうだと思う。

ああでもない、こうでもない、来年はこうしてみよう、と思いながらここまで来ました。

きっと一生それで行くんだと思う。なんでも同じかな?

平本美穂
豚さんの育ちを見守る中、こんな環境を用意してあげたいなと湧いて来た事を提案してみる。(もちろん一人でも進められることもあるが)

研鑚が始まって形になっていく。

豚さんも良くって飼育者も良くってを見出していくって面白い!!

村のみかん収穫に行ける人を出発研で募って行った。畑に着いたとき、空の青、みかん畑の緑とオレンジが飛び込んできた!

すばらしい!!ワイワイと1本の木に群がる様にして収穫した。たのしかったぁ!

その楽しさが豚さんたちにも通じたかも(私の思い込み?)

舛屋友子
作業をしながら「どうやったらやりやすくなるだろうか? どうしたらもっと手早く効率よくやれるかなぁ?」 と考えていろいろやっていくのが面白いかなぁ。

大森百合子
実顕地づくりの経験長く、人生の大先輩でもある方々の身近にいられるこの偶然を幸運としたい。

自分たちには持ち合わせのない、えもいわれぬその滋味を、暮らしに寄り添うことで各人が味わい、伝播する。 面白い!

長期研に送り出しあい、日常的な研鑽機会も大切にして、「腹蔵なく忌憚無く」でいこうよ、とこんなんかな、あんなんかなと 大いにわあわあやっている毎日。

時に きらり を見い出したような気にもなる。

面白い!

紺野満喜子

「こうしてほしい」という工事提案を受けて、「どうしよう」と関係者で寄って考える。

使いやすさ、効率、性能、コスト、省エネ、耐久性、施工性などなどを何でも出し合って、最良のアイデアを練り上げる。 出来たものもさる事ながら、その過程が面白い。

後藤健

年末牛肉予約取りで地域の人たちの家へ訪問して話をするとき、いつもドキドキワクワクする自分がある。

特に取引先の社長・部長と話をするときが一番ワクワクする自分があるのを、客観的に観れる自分があるのがとても不思議で面白いな~と思っています。

池内道明

洗濯物の干しと、取り入れをやらせてもらっています。

小さい子供のソックスから、大物のシーツまで、人との繋がりを感じながらやることが面白い。広い干し場にいっぱいの洗濯物――気持ちがいい!!です。

池内絵津子
目の前のことに向き合い、取り組んでいると、人との繋がりができ、拡がって見えてくるものがある。 そんな味わいが仕事の中にある。これを面白いというのかな~。

西山郁
ちょっと負荷をかけて仕事をするのが好き。うまくいけば、それにこしたことはない。

うまくいかなくても、いろいろ考えられるので、それもよい。

いつでも全力投球できることは嬉しい。

猪子順司
食生活で・・・

各部門(魚菜・厨房・会場)にいる同世代の人達と、連携し合って進めている時。 やってる事はそれぞれだけど、何かあったらすぐ相談できたり、いつも繋がってる感じがするところ。

松本瑞季

一週間に一度の電話を生産物の注文だけでなく、声であえるのを楽しみにしてくれている人がいる事。

今の大阪Kメンバーとやってる今が最高と思ったとき。

売り上げが良かったとき。新しい活用者がふえたとき。

川渕朝子

ボロと水でタダ働き仕事をし続ける。いくら仕事をしてもタダタダ楽しいだけ。いっさいの不満が出ない。その事が面白い。

川渕通生

仕事が自分の思い描いたように進んだ時とか生じた問題を苦労して解決した時。

菅沼伸夫

描くことや、それを実際に形に造り上げていくのが好き、造園や建設など得手なことをやらせてもらっていて毎日が面白いです。

みんなの暮らしの場を造っていくことが喜びです。

御所野茂雄

朝の出発研がおもしろい。やってみてを出し合い、時にはメニューの変更あり、自分が 担当した料理を食べてのみんなの反応に ドキドキ、、、、

その場にいる人に 味付けはみてもらっているから 安心してください。と、こんなところです。

西山友美

私は藁と関わる事が多いが、一緒に作業をする若者に、ぼろかすに言われながら、心が通じていったと感じる時、農家の人と交渉する中で、心が解け合ったと感じる時。

前田和男

牛舎にはいろんな性格の牛がいて、そこに居て見てるだけで面白い。

特に、エサやりの時は、それぞれの個性や持ち味が出たり、その日の様子が見えてきて…

そんな牛舎の毎日は面白いことがいっぱいです。

小池典子

窓口の自動ドアが開いて目と目が合い、どんな用事かな?と想像したり、カウンターの前に立ち言葉を交わさなくても「あ・うん」の呼吸でその人の求めていることを察知し…

萩田直子

心の一旦停止をやり始めてから今が楽しい

また自分にむっときたとき観察できる自分が楽しい・・・怒りはないほうがいいな・・・

でも沸いてくるんだよね。

奥村勝

決めつけ、とらわれのない時はどんどん変化万化していくそういう時は面白いその連続でいきたいです

佐々木俊隆

仕事のほとんどはつらいけど、タンク洗いは面白い。

機械仕事は苦手なので、自分の手で自らきれいに出来るのが嬉しい。

曽田宏治

あれこれ考えて、あれこれ話して、あれこれやってみて、成っていくのが、生きているもののように感じて面白い

猪子知枝子

どういう資料や集計を作ったら今後の方針の策定に役立つのかを考えているときそして、その資料をどうやって作成するかを考えているとき。

武持正久

今、乳牛部で分娩をみさせてもらっているのですが、母子共に元気で送り出せたらうれしくなります。なおかつ、初乳をたくさん出してくれると「おおー!」となりますね。

逢澤英剛

困ったな~と思ったとき、みんなに色々言ってもらって、自分でも思いつかないような展開になってきたり、方向が観えてきたとき、わくわくする 。

折原正昭

私は、自分のやれることをやれるだけしているんだけど、人が多くなるとすごいことが出来ている。足し算ではない感じ。晦日のそばもそうかな。

自分たちのやっていることの価値をもっと感じて生きたい。

貴志真寿美

今日やってみて、明日またチャレンジができる、毎日やらせてもらっていることが嬉しい

梶山リッタ

今日の湯加減はどうでしたか?とか、脱衣室は寒くないですか?とかから少しだけ会話ができてなんとなく気持ちが温かくなるときなど、が好きですね。

生原律子 

しくみが分かったとき。時間が消えるとき 面白い。

今野貞亮
 
洗たくものをたたんでいると・・・あれれれ  手がよろこび  指がうれしがってきます。

志方まゆみ

日々変わる状況の中で大勢の人の食事が用意される。そんな繋がりを毎日味わいつつ若い人の中で一役やらせてもらえるのが嬉しい。

吉田元子

以前よりずっと健康体になれたので・・・

仕事が出来ること自体楽しくて、どんな場面でも面白いです。

色んな人がいて、その中で生きているから面白いのかな。

赤松啓子

水沢への通勤生活も4年。生きものを飼うということは、楽しいことより辛いことの方が多い。

でも充実感がある。打ち込んだ分だけ返ってくるものがあるということ。

柴山研一

活用者の世話をさせてもらって、相手の求めている物と、今おすすめしている物が一致した時、心がピッタリ一致します。 最高です。

福原敏子

仕事をしていく上で、方法、手順、道具また人の動き方などを「もっとこんな風にできないかな」と考えてやってみることが面白い。

どうしていいかわからないようなことでも、とりあえずできることをちょっとやってみるとまた次ぎのことが見えてくるというような時が面白い。

和泉武

和装部門で今はお正月の着物選びをやらせてもらっています。

ひとりひとりに合うものを選ばせてもらいたいと思い、ます枝さんにくっついて「この着物はどうかなあ、この帯は?これじゃないよねえ、あっこれがいいよね」と、その人にぴったり合うものを選んでいる時が、とっても楽しいです♪

沢山の人に美しい着物を着てもらって、幸せな気持ちを味わってもらいたいと思っています。

田口佐由合

どんな時が おもしろいかといいますと想定外がおこりそうなときです。

もう ハラハラドキドキ。去年でしたら 阿山の研学準備がそうでした。引越しから 研学開始までがまあ2週間あるかないかで 熱中症なんか云ってられない感じ。心も体も頭も 全開で うごきます。

いつも 心がけてるのは「手にする仕事を愛する」「万年素人の初々しさ」です。

福島千鶴代

私の仕事は単純なんだけど、いつももっと何かいい方法とか上を目指してやっています。

思ったこと提案していくと社員さんもかなり積極的に考えて出してきてそれで進んでいくのがとっても面白いです。

一緒にやっている人たちの中でのびのびやらせてもらっていて受けてもらっているなあと思っています。

須藤悦子

仕事していては、必死 の一言です(;_;)

面白いだなんて 味わえない日々

たくさんの社員さんがいて、そして家族がいて、諸国の人もいて世界中に拡がり、ややこしいこといっぱいあるけど関わっているなと実感中です(・・;)

職場人達は、気にかけてくれて見守ってくれている あったかさを感じます♪

パソコンが動かなくなったら駆けつけてくれる電算部がいます♪

武持妙子

その人らしい仕事振りにであったときですね。

例えば、介護ロータリー工事。解体される学園食堂のポーチ、高等部男子部前のインターロック、自転車置き場の鉄骨を活かしていこうという御所野さん、佐藤勝男さんの仕事振り。

ならば、私に出来るインターロック洗いをやらせてもらおうと、私らしく。その人らしさを見出していこうとしている自分がうれしい毎日です。

麻野幸子

高等部生・実習生・研学生等作業で受け入れることが多いのですが、そのたびに自分の今やっていることが、それでホントに良いのか、作業方法とか、とらわれていないだろうか、と思います。

そのことを初めてやる人たちの感じることや何気ない一言にきらりと光ることがあったりして・・・

そういうことに敏感に感じられる自分だったりするときにとても面白い、うれしいと思ったりします。

大江裕二

村人窓口の仕事をやっていて面白いと思うこと

・窓口に来る人とのちょっとしたやり取り。 それぞれの人の個性が表れて面白い。 ずいぶん失礼なことを言ってるかもしれません。お許しを。

・提案の配車をやっていて、 提案が重なったのを解決できたとき。パズルを解くような感じで面白い。

・忘れ物がその人に戻った時。 面白いというより嬉しい。

萩田喜七郎

毎朝、社員さんの弁当詰めをやらせて貰っています。

厨房担当の人は日替わりで入ってくれ、二人でお互いの持ち味を引き出し合いながら、今日はこうしてみようか、これでやってみようか、と自在に変わっていくのが楽しいです。

いろんな人とやるのが面白く出来上がったお弁当も輝いて見えます。

清村りつ子

実顕地廻りをしていて、メンバーや豚に受け入れてもらっている時、豚の目と目があい、スーッと気持ちが合って、一体感を味わう時が言葉で表わせない程の心境になる。

全ての生き物は自然に沿って生きている。健康正常な豚肉を食べてもらいたいが、間違いがあった時も事実は元に戻せない。 間違いを正すには法しかないから、そこを分析して調べていく。それが楽しい。

谷畑光彦

新しいことをしているときが面白い。

新しいコンピュータの技術や機械を試しているときとか、新しい仕組みを考えたり作ったりしているときとか。

みんなが当たり前にコンピュータを使えるようにするために、今の実顕地に合った新しいことをいろいろやりたいと思う。

松本哲

白味噌仕立てのお雑煮です。

僕は、里芋、人参の仲間と一緒に入っている大根です。

僕は、仲良し班のみんなと魚菜の人と僕と心を寄せて美しいイチョウ形になるように、なるようにと切ってもらいました。美味しく食べてもらえたかな。

こんな感じで楽しんでいます。

中山若子

最近、仕事が増えて結構いっぱいいっぱいになってたけど、新しい事を覚えたり勉強していくことは面白い!と思ってるのにも気が付きました。

悦ちゃん、小野口さん、土田さん、富岡さん、佐由合さん達が、積み重ねてきた事を見よう見真似でそのままやってみると、 初心者でも一人前のようにやれるのもいいです。

寺沢佳江

先日、4人で来客館ロビーの床磨きをやりました。

「えーっ こここれ磨いたのーっ 《それにしてはきれいになってないなー》」

「えっ《私、一生懸命》やったよ。やりました。」あとの二人が大笑い。

《 》の部分は発していませんが、お互い何となく解り合えるのが面白いです。

佐藤孝子

   


加藤さんが牛のことを嬉しそうに話してくれるときや、ジャイロさんがすごくいい表情で牛を撫でているのを見たときなんかは、あったかくなります。

私はというと・・・、

毎日午後にエサ・草やりをしているので、私の顔を見ると牛たちが寄ってきてくれる。でも、まだ美味しいものの力には勝てないです。

午前中の検卵で、高橋さんに教えてもらいながら次のステージへと進んでいる最中です。以前は同じ卵に見えていたのがだんだん違いが分かるようになってきて、日々進歩している感じがおもしろいです。

それから、肉眼では見えないような小さな小さな卵が、次にお目にかかる時には30キロの仔牛になっているのが不思議です!

中江果林

衣生活に配置になり、もうすぐ一年。今は、午前中 お風呂や洗面台の準備と。鏡を覗きながら もっともっとその人を美しく映しだすように磨きにかける手に力が入ります。

事柄はいろいろあるけれど一緒にやっているメンバーとハッキリ ズバズバ 言い合える。美化終了の後のように清々しい。

人や環境がかわるということが私も変えた。

高瀬洋子

一週間に一度、自分が担当している牛舎を他の人が代わりにやってくれている。草やり・餌やり・餌ならし等、自分のやり方と違うことがよくある。

最初は不満めいた気持ちがあったが、今は、そのことをそのまま受け入れてみると、自分なりの見方・やり方はどうなのだろうか、本当はどうあったらいいのか、もっとよりよいやり方があるのでは・・・心がどんどん拡がっていく。

中村哲

創意工夫ができるところかな。それもみんなと知恵寄せ合って一歩進んだ時はおもしろい。

正月の人参を幅一センチに切る時、円錐形の人参の太いところを縦に少しカットすれば動かず同じ幅になることを 若子さんが出してくれて、四苦八苦していた人参切りが一気にみんなで進んだ。

喜田栄子

仕事をするにあたって、やる内容について静かに考えているとここがポイントかと思えてくる。ここだと思えたところをやっていくと さらに次のポイントが見えてくる。次第に仕事の見える範囲が広がってくる。

この見えてくるのが面白い。漫然とやっていると、これと思うものが浮かんで来なくて面白くなくなる。

喜田仁

愛和館で人が湯豆腐をなにげなく食べている姿を見ているだけで、なんとなくほっとします。

豆腐を造り始めて十数年、いまだに豆腐造りに自信がもてないでいる自分ですが、長澤さんから「豊里の豆腐って、なにか変わった?」と聞かれて、「いや特に変わってないですが」「以前よりおいしくなった気がする」と言われて、豆腐を造り続けてよかったなあ、と思いました。

やり続けることで、何かが少しづつ、変わってきた気がします。

田口実

歩いているときは、いつも環境の調和を意識する習慣が身についている。妻には「あら捜し」と皮肉がられる。

あっ!石ころが転がっている、枯れ枝が落ちている、危ないな。落ち葉で排水溝がつまっている、水浸しになるな。あそこの庭、草ぼうぼう等々。

衣生活裏のつつじの群落、見事な開花風景!去年の真夏「ヤブガラシ」が密生して窒息しそう。きれいに除去したら緑の葉っぱが蘇った。

今年の春一段と立派な花を見せてくれた。ひとりでニンマリ!!

大角宏一

提案の件で色々な職場から色々な部品の加工依頼が来ます。季節に伴う状況も加わり、動物達、畑の野菜や生活空間にとっても、水の安定が一番の要です。

その時々の表情や、早朝留守の時の連絡も、すべてお互いの会話が嬉しい。提案が来るのが嬉しい。

一方通行でも感謝が返るのも嬉しい。地域の方が気軽に立ち寄るのも嬉しい。

皆がいるのが嬉しい。

山本和秀

私は、自分が「人が好き!」っていうタイプじゃないと思って生きてきましたが、この仕事をさせてもらう中で、団体や個人で参観に見えた初対面の方とも、参観案内や食事で、一緒に行動したり話したりするうちに楽しくなって、いつの間にか「また会いたい」「また是非遊びに来てくださいね」「もっとたくさんの人を連れてまた来てくださいね」っていう気持ちになってること。

そういう自分を「面白いなあ」と思ってみています。

沖永雅子

まずは朝の出発研で私のギャグが受けたとき。

喜田さんの主語述語のない話に突っ込みを入れるとき。

武持妙ちゃんと純さんのトンチンカンな会話を聞いてるとき。

純さんの大ハックション!でびっくりするとき。

春、窓から満開の桜を見ながら仕事が出来るとき。ネオポリスの畑に事務所の皆でワイワイ言いながら作業に行くとき。

た~くさんの金額入力して合計が一発で合ったとき(めったにないけど・・・)

成瀬信子

豊里も含め全国の実顕地からの提案や要請、それが打ち合わせでポンと出されその時のメンバーで知恵を寄せ合い、どうする、ああすると出し合えるのが良い、みんなの気持ちが、そこへ向くのが面白い、牛達の事も忘れてないし・・・・・・

その仔牛が、ちょうど欲っしていて、こちらもちょうどミルクを用意出来て飲み終えた時の、その仔のホッコリとした顔が 何とも言えず嬉しい。

やっぱり、これがやりたいと実感する瞬間

神島君江

肉牛部の子牛の便の検査をしたら、ウイルスが陽性とでた。みんながそれを広げないように出発研で熱がこもる。

検査をしなかったら分からないでいた事が分かると気持が変化する。その牛舎の観方が変わる。基本は子牛と毎日どう接していくかしかない。検査しなくても変わらずやっていく事がある。

辻さんが「ミルクを扱う前に手を洗うことじゃないか。」と言う。すごく的を得ていると思った。

赤松茂

野菜作りには、種蒔き、肥やり、管理作業などに適期があり、その適期を狙って段取りします。もちろん天気予報などかかせません。若い時は仕事に合わせてやりきった充実感がありましたが、この年になると体調に合わせて動くという事が一つ加わります。

適期に適中した時は大喜びです。いつもいつもうまく行くわけではありません。

適期を狙って考えたら段取りするのが面白い。

杉本幸枝

豊里日曜市、土曜市、春日山日曜市で風船をこどもたちにプレゼントしています。剣、花、きりん、犬、うさぎの中から好きなもの、好きな色を選んでもらって作ります。わたしが作っている様子をじっとみていて、できあがったのを渡すとパッと笑顔がこぼれます。そんなかわいいお客さんとの時間は至福のときです。

野菜、果物の売り子も、常連さんや、初めて来ましたという人にも、生産物を食べてもらいたい、この市を楽しく過ごしてもらいたい、試食も明るく、どうぞーと、たぶんそんな気持ちで気楽にやれるのが、楽しくてしかたありません。朝市大好き。

後藤朝子

最近少し豚舎に豚を見に行くようになって、飼育やっている女の人達と豚の話をするのが楽しみ。この間、社員の男の子達から声をかけられて今の母豚の様子を話し合った。 私はこういうのが楽しくて面白くてたまらない。

新年は、一緒にもっと豚と仲良くなって、良い飼育できるようやって行こうねと話した。

一人一人個性があって違っているそんな人達が毎日ワイワイガヤガヤいいながら、楽しくやっている所が面白い。

ちっとの時間でもいいですから、皆さん豚を見に来て下さい。

村中導子

昨年の5月から、厨房部門になりました。初めて作るメニューが、ほとんど。はらはら、ドキドキの毎日を過ごしています。楽しい、面白いとは、まだまだ程遠いような気がしています。

ここでやっているうちに、若い頃に、小さいおにぎりのお店を出してやりたかったんだという、昔の記憶も甦ってくるようになりました。食事した人たちの、おいしかったという声に、ほっとしたり、反省することもしばしば。今年も、未熟ですが、よろしくお願いします。

新関好子

職場で仕事をしているとき、折々に『こころの一旦停止』を試みる。

そうすると、稼働中の機械の音、出来上がってきたものの姿、そして、各所に配置されたひとりひとりの働きぶりが、素直に入ってくる。

そうした「今」に、自分がやったらよいことが湧いてきて、そうしてみる。

そんな、素直な、穏やかな “瞬間:とき” が、そして、その連続が、とても嬉しく、楽しいです。

その自分を、観察しているときが面白い。

清村武雄

市のシャボン玉コーナーで、気が付けば子供よりお父さんの方がシャボン玉作りを熱心にやっている姿が、いつ見ても微笑ましい。

市の日の昼食は、必ずうどんと鶏飯だよっというお客様の声が嬉しい。

元ジャラコの土地をこんなふうに使ったらどうか、とあれこれ言ってくれるお客様の声がおもしろい。自分の土地のように話してくれるんだよね~。

井関絹子

週二回お風呂美化という仕事をしている。村の仕組みの一細胞として広い洗い場にポリシャーを掛ける時、その一点に集中します。磨いてくれるのは機械と洗剤です。心の一旦停止をする。今ここにいる。自分が磨いているのではないポリッシャーが均等な動きが出来るように補助の役割をしている。洗剤の泡が均等に拡がるように機械を押す。泡と機械と人間の三位一体を楽しむ。

多くの人・ものの助けを受けて生きている。一人では到底生きては行けない。今を知る。この時間と動きは二度と無い人生の一コマです。小さな世界で大きな充実を得ます。村の暮らし大好きです。

吉田牧生

種を一粒ずつトレーに撒くところから始まり約半年かけて“花”に育つ。その育ちを見ていき、手を打っていく、周りの環境を整える、ことが毎日の仕事です。やりながら新しい発見や次への改良策を見出した時は静かなる面白さを感じる。

春は「苗の店」で切り花を販売させてもらってるが、買ってもらえることがすごく嬉しく励みとなる。

毎年末は正月用の生け花を約50組近く用意させてもらっていて、松きりから始まって仕上げまで約1週間、数人の人たちの力を借りながらで、その花をいろんな姿に活けてもらえるのが最高におもしろい。

大窪富子

食生活で仕事をしていて、以前は皆に食べてもらう、料理を作るとき、かなり緊張して、作っていました。 最近は、ほどよい緊張感はありますが、調理していて、なんか楽しいな!と思うようになりました、理由はないのです、やっていて、自然に湧いてくるんです。

先日、こんな事がありました。

お正月用の豚の角煮を川田さんと作ることになり、昨年のやり方を説明した時に、豚肉を茹でてから、油で揚げるのですが、油で揚げると、肉が硬くなるので、やりたくないと言ってきました。蒸すので、やってみたいと言うのです。

昨年までやって来たやり方で、結構簡単にやれるので、私としては、気にいっていたのですが、それはそれ、皆さんに美味しい豚の角煮を、食べてもらいたいので、川田さんの言うやり方で、今年はやってみる事にしました。

スチームコンベクションも新しくなったので、色々と調理の幅が広がりました、今年の豚の角煮は、鍋で煮ていません。 こんな事がやれるとき、仕事をしていて、面白いと思います。

お正月に豚の角煮を食べてみて、感想を聞かせてください。

鹿野とも子

ある日の出発研での出来事。

小出悦ちゃんが出発研が終わろうとしているとき“誰かパン並べしてくれないかな”と云った後に“なんだかやりたくなくなった”と云った時、悦ちゃんが急に可愛いいと思いました。

なんでもそつなくやってのける悦ちゃんの緊張がはじけた瞬間を見たような気がしてホッと嬉しくなりました。

思わず“私やる”と叫んでいました。

そして店に行って始めたら、朝ちゃんも一緒にやってくれて二重に楽しくなりました。

実顕地でやってるダイゴ味を短い時間のなかで味わったような気がしました。

南出厚子

人との出会い、がいちばん面白い(嬉しい)です。

西宮では2年前から「トントン隊」といって、100軒くらいにチラシを入れて各家を訪ねて生産物の紹介をする活動をしています。 その中から新しい活用者がたくさん生まれました。

先日も12月に入って始めた地域の方から電話があり、是非話を聞きたいということで行ってきました。

その方はマクロビオテックやヨガの先生で、今までにもいろんな生産者と繋がって安全な食品を入手されてきたそうですが、 肉はどうしても見つからなかったそうです。

個人ではなかなかそういう生産ができないようです。それで、ヤマギシのお話をして、販売車も見てもらったところ、とても喜ばれ、2万円のお買い物もされました。子どもさんが3人いて、楽園村にも興味を示されていました。

まだ、出会っていないこういう人との出会いを求めて、今年も地道に「トントン隊」をやっていきます。

鎌田茂樹

この頃、フッと浮かんでくる言葉がある。昔々のことだけど。

基本研で一年を振り返ると、仕事も人も規模も目に見えて拡がり、そんな中でやれたことできた事を自慢げ?に出し合った。 そんな時一人の女の人が

「職場の拠り処のカップ、茶碗、お皿、急須が一つも割れなかった」としみじみ語った。

えッ!なに言ってんだよ!カップや茶碗がどうしたって!それがやれたこと? 「?と!」 が入り乱れた不思議な気持ちだった。

でも今は任された仕事にそれなりに取り組んで、結果を出しやれた気(なんだか独りよがりみたいな)なってたけど彼女の話は出発点からして、まったく違う自分が今まで味わったことのないような世界かも知れないし、味わってみたい。仕事とは言えないかもしれないが。

鈴木義樹

義務でやっても事柄は進むが、それでは人生楽しくない。 まして全人幸福を担おうとする我々であってみれば、日々の一齣一齣が歓び・楽しみであって然るべき…

と、前説はさて置き。

肉牛の毎朝の出発研に、ほぼ顔が揃うのは、互いの体調・心境等を知り合うのに役立っていることは言うまでも無いが、寄ろうする姿勢が、メンバーの中にしっかり根付いてる証左。

しかも、「肉牛劇場」とでも云うべき面白さであれば、自然と一日の作業は快適に進むと云うものだ。特にそれを目指した訳でもないのだが、長年の積み重ねが伝統となり、他G・他職場から「肉牛の出発研は面白い」との噂が伝播。

この職場に所属するものとして嬉しいかぎりだ。恐らく、職場としては世界一じゃないかな…。

石川雄三

あれ! 古い日付のパンが並んでいる、しかも半分食べてある、私はこんなの並べてない、と思い、食べ残しは並べないで、自分で処分して下さい、と書きました。

次の日、すごく古い日付のパンが一番後ろに並べてありました、そうか、何だかわからない込められているものを感じました、 処分する物はこの箱に入れてください、と書きました。

今は、箱に入れてあります、私が間違って前日のをそのままにしたのも箱にいれてくれてあります、こんな様なことが、毎日いろいろあって、一人一人思いが違う、と言うことの気づき、発見、何かとても面白いです。

小出悦子

仔牛が大きかったり、逆子だったりの時などで、母牛が難産で苦しんでいる時は介助(足にロープをかけて引っ張る)します。 その時は母牛の必死の息みに合わして引っ張ります。先ず足が出て頭が出てと、仔牛が元気に産まれ出た時は、母牛と共に何か一役をやれた気分になって醍醐味を味わうことが時々あります。

それと牛舎が糞や尿で汚れて湿っている床をローダーできれいにして、新しいチップを敷いてやると、牛達ははねたり走り回ったり、牛によってはチップの山に顔を突っ込んだりして喜んでいます。

まあ、牛を毎日お世話する中で、牛達が喜ぶ姿を観て、自分も喜びになって、面白さ(?)につながっている様な気もしますが・・・ まだまだですわ(笑)

上中康司