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進化する供給、進化する平飼い有精卵


ヤマギシの有精卵新パッケージ

ヤマギシの有精卵新パッケージ

これからの、”ヤマギシズム実顕地生産物供給”を描く上での有精卵生産。
というものをここ数年描いてきました。

有精卵の全体生産量や社会情勢等、あらゆるものが変化していく中で、やはり供給も有精卵生産も進化していくものだ、そうしていきたい!そう思ってやってきましたが、ただ情勢に合わせて、時代に順応して、いくだけでは進化とは言えない。
やはり、供給とはなんなのか生産物活用とはどういうことをいうのか、そんなことを研鑽し、描いてきたように思います。

はっきりしたものなどありません。しかしなにか形には顕してきたように、現れてきたように思っています。

形に顕した辺りで、一つ大きなものを。

この度、ヤマギシの平飼い有精卵の規格が変わります。
これまで、有精卵の主力製品規格として長年、1キロパック(14H,15H,17H,18H)を発砲スチロール製の容器で生産してきました。

それを今回、パルプ(紙)製のパックに変更することにしました。
状況的な変更理由も色々とありますが、そのことよりも自分たちの描くもの、顕したいものがこのパックに込められている新規格です。

中身としては、僕は、ヤマギシズム社会式養鶏とは、幸福社会を顕す養鶏で、そこで生み出される卵は一つ、一つが幸福社会を実現する使者として贈り出されていると思っています。

特に有精卵というものは生命そのものであるし、大きいものも、小さいものも、形の変わったものも全てが本当に最大限活かされることを願っています。そういうものをどう生産物として形にし、贈り出していくか、そこには規格、容器も大きな役割があると思います。

エネルギー効率、再生可能資源活用そのような点や、卵自体にとっての衝撃吸収力、卵の呼吸の阻害低減、急激な温度変化等による結露の低減、各種サイズの同梱性能等様々な有効な点がありますが、全て何事もなにを願っているのかその願いの出所のようなところを探り、顕してきたように思います。

この資材は韓国製で以前より韓国実顕地で採用されていて安定した供給を実現されているようです。どのような願いで採用されてきたかは僕は知りませんがなんだか嬉しいような気持ちです。

なにかそこに、愛があるような 僕が今、そこを考え、出所と感じているからでしょうか・・・。

一言でいうと、活用者、生産者共に鶏を飼うような社会、そんな社会を描いてということかな。
そうなるとどっちもないでしょう。

【内部川実顕地 今井律】