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『夢と希望の大国!モンゴル』
【書籍】


ゲレルマさん著『夢と希望の大国!  モンゴル』 大草原で助け支え合って暮らす遊牧民(ノマド)の物語

ゲレルマさん著『夢と希望の大国! モンゴル』
大草原で助け支え合って暮らす遊牧民(ノマド)の物語

ダシュドング・ゲレルマさん(多摩供給所社員)が、モンゴルを紹介する書籍を出版しました。

書籍名は、

『夢と希望の大国! モンゴル』
大草原で助け支え合って暮らす遊牧民(ノマド)の物語

ゲレルマさんは現在、ヤマギシの多摩供給所の社員ですが、以前はJICAの職員として公的機関の通訳もやっていたし、海外協力隊員の教育や、さらには川端康成など日本文学の書籍翻訳もやっていました。そして絵も上手という多彩な才能の持ち主です。
前に、モンゴルの遊牧民の昔話を絵に描いて絵葉書をつくったのですが、今回はその絵に物語を付けて、モンゴルの紹介と合わせて、日本地域社会研究所というところから書籍として刊行しました。

前半は、一家が助け合って暮らすことの大切さを教える絵本。
後半は「知られざるモンゴルの魅力と実力」として、モンゴルを紹介しています。
ハードカバーで、絵や写真も多く、なかなか豪華な本になっています。
ゲレルマさんは、この本の売り上げを、ゲレルマさんの弟・ガンゾルグ君を中心にモンゴルで活動しているヤマギシ会員の拡大運動資金の一部として役立てたいと言っています。
来月から、書店にも並びます。(価格は1800円+税)

○ゲレルマさんのメッセージ

 モンゴルでヤマギシの運動が広がり、特講会場ができて、拡大運動も順調に進んでいますが、そんな中、モンゴルでの運動資金、会場の運営などが課題になり、日本にいる私が出来ることは何だろうかと考えたりしています。

 言われて見れば、私は一応「モンゴルの文化人」でした。(笑い!!)

 今まで遠い国のイメージだったモンゴルのことを、日本の皆さん、会員の皆さんにもっと知ってもらいたい気持ちが前からありました。

 今回、モンゴルのことを簡単に纏めてイラストと絵を描いたりして本にしてみました。

 大草原の中、厳しい自然とともに「仲良く暮らして、家族の絆で色々な苦難を乗り越えてきた騎馬民族」の子孫・モンゴル人達に特講が広がることは大きなことです。

 私は、この本の売り上げをモンゴルの運動資金と東日本大震災で孤児なった子供達のために使っていくつもりです。

 皆さん、手にとって読んで見て下さい。きっと何かを感じていただけるでしょう。


合わせて紹介するのが、柳文夫(春日山実顕地)の手作り冊子。
『モンゴルノート─大草原に始まったヤマギシの村づくり』

これは、むらネットでも掲載した柳さんのモンゴルに対する情熱から執筆した「モンゴルノートⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」を、一冊の小冊子にまとめたもの。
手作りですが、なかなかの出来栄えの小冊子。

こちらも、「モンゴルノート」を何とかモンゴル運動に役立たせたいと言う柳さんの熱意で生まれたものです。

柳さんの冊子

柳さんの冊子「モンゴルノート」

○柳さんのメッセージ

 春めいてきましたね。月日が経つのは早いもので、モンゴルの研鑽学校の2回目が開催されます。

 モンゴルの研修生も、技術と日本語の習得に、毎日早朝から元気に研修しています。

 さて、モンゴルのヤマギシズム運動の息吹を伝えるべく、何年か書いてきた「モンゴルノート」が形になり読みやすく、持ち運びにも楽なようにつくれました。

 読んでいると「いつのまにか特講を受けたくなるように・・」と、書いたつもりですがそれは読んだ人におまかせということになりますが、幸いにも、特講未受講のひとが、面白かったという話が多々あります。

 手作りなので、冊子を希望する方には価格としてでなく500円以上のカンパ・協力金をお願いしています。カンパ・協力金は、モンゴルのヤマギシズム運動に使います。

◇ゲレルマさんの書籍、柳さんの小冊子、ともにご希望の方は東京案内所まで連絡下さい。
お送りします。

【東京案内所 松本直次】