出発の会、やってみまShow
Spring, Growing 2日目は、豊里実顕地村人ロビーで高等部専科生長谷美奈さんの出発を祝って「出発の会」を開き、会場いっぱいに集まった村人らが見守る中、出発証書が手渡された。
出発の会は、太陽の家の子どもらによる「はりきり太鼓」の演奏で元気よく始まった。
キャベツ畑での実学受け入れをしてきた沖永さんが
「キャベツ畑はいつでも待っています。出発おめでとう。」
とお祝いの言葉を贈り、学園の親を代表して長谷よしこさんが12年間、学園親をやってきた心境やこれからの実顕地創りへの思いを語った。
出発生の長谷美奈さんはこの一年間やってきて一番心に残っている愛和館美化と会場を毎日やってきてのレポートを発表した。レポートの中で予科生にやって欲しいな、こうなったらいいなと思ったことを自分がやるというのでやってみたことで変わってきたことを紹介し、
「あわてて食器を割ったり、おかずをひっくり返したり、水をぶちまけたり、本当に沢山の失敗をしてきたけど、一緒に片付けてもらいながら、優しくしてもらってみてもらってきたなと思う。本当に毎日楽しく成長させてもらいました」
と結んだ。最後に受け入れてもらった村人の名前を一人一人涙ながらに読み上げた。
村人は成長ぶりを聞かせてもらい、笑顔と涙、拍手で送り出した。
最後参加者全員がロビーいっぱいに輪になり歌った「笑顔ひとつで」は、声も次々変わる手の動きもぴったりあって圧巻だった。
少ない人数で朝から一人何役もやりながら進めてきた高等部生は「緊張の糸が切れたら、疲れがでてきた。」
「足もパンパン」
「手だけ死にそう」
と言いながらやりきった充実した顔をしていた。
大人も「予想以上にばたばたとハプニングの連続で、内容は変わったけど子どもの育ちを祝って盛り上げるいいSpring,Growing だったね。」と満足そうだった。
(豊里実顕地 喜田栄子)
太陽さんたちのホントたのしい!一色って、笑顔のはりきり太鼓からはじまりました。美奈ちゃんの出発式、小学生、中学生・・・と。そして親たち。
昨年、学園が新体制に変わったけれど、「かわらないもの」があるんだなあ。
こどもたちの育ちをねがうこころ。Spring,Growing!