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『ここの家』豊里いちご狩り


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5/11(土)豊里実顕地に「ここの家」の皆さんがいちご狩りに来られました。

大阪府和泉市にある、社会福祉法人 障害者と共に生きる生活の場「ここの家」は、1978年に「障害をもった子の親の会」を発足。14年後の1992年に「ここの家」を、7名のメンバーで開所し、20年を過ぎた現在では50名近くのメンバーさんが、通所されているそうです。

私達家族も参画前に20年間和泉市に住み、親の会と「ここの家」とは15年間一緒にやらせてもらっていました。そのつながりで、3年前にいちご狩りの話になりました。

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第1回目は約60名で、くもり空だったので緑地公園の陶房での野外食。
第2回目は約100名で、野外食の予定が冬並みの寒風になり、急きょ村人ロビーでの昼食となりました。
第3回目の今年は約120名の方が来られました。

晴れ続きの中、5/11(土)は一日中雨天となり、今年は人数と雨天での車イス移動など考え、講堂で昼食となりました。

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今年も受け入れについて沖永雅子さんと、一つ一つ条件をクリアしながら、場所の事、移動の事、豊里ファームでの買い物のこと等、変化しながら進んでいく中で、本当に来てくれる人の顔が浮かび、もうその時点で、一緒に動いている様に思いました。

条件がいろいろあることで、より一人一人と近くなれるのを実感しました。

雨の中ではあったけど、講堂でゆっくりと昼食をして、牛乳がおいしい、トマトが 胡瓜が、おにぎりのごはんがと、それぞれがおいしいとたくさんの声がかかりました。

いちごハウスには、入口までの通路に車イス用にグリーンカーペットがひかれていました。ハウスの中も大森さんが、いちごハウスを建てる時に自分が車イスに乗って通路や高さを描いたと言われていた通り、どの人もゆったりと雨も気にせず、おいしいイチゴに、にこにこ笑顔。食べるのもそこそこに誰かのこと思ってか、たくさんのお土産用のいちごをパックに詰めて買って帰られました。

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帰りのバスの中での感想出しで、皆さんが喜んでもらった様子を、すぐに連絡をもらって、本当にうれしかったです。

また来年も! 出来ればお天気でね。

ここの家 豊里イチゴ狩り

ここの家 豊里イチゴ狩り

【春日山実顕地 春木泰子】