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豊里ファームの野菜は・・・


新たまねぎ詰め放題やってみて

1-玉ねぎ収穫 2013-05-25 9-21-29

井波茂樹

新たまねぎのシーズンです。
瑞々しくて、スライスにして食べると大変美味しい!!

普通たまねぎは、収穫後乾燥させ保存して、出荷します。
新たまねぎは、早生で乾燥させずに出荷します。

この新たまねぎ、たくさん在庫がある。
長期間置けない、早く出荷したい。
しかも今あるのは「極早生」。
供給に出しても大きくて不人気。
選別して箱に入れ、手をかけて仲卸に出しても安価に叩かれ、スーパーでは1個17円、19円で売られており、相場は安い。
次の収穫、早生、中手が待っている。

こんな状況の中、
「豊里ファームなら目玉で使える、チラシに入れよう」
「量を出すなら詰め放題がいい」という案が出ました。

それはいい、それをやろうと思い、
早速5月18日に豊里ファームの店頭でテストしてみました。16コンテナ売れました。
開店と同時に得意そうなおばちゃんが詰め始め、さらに他の人を呼び伝授、あげくのはては「たまねぎ詰め放題」と呼び込みを始めました。

4-玉ねぎ収穫 2013-05-25 10-04-31

ちょっと苦手そうなおっちゃんは奥さんに突っ込まれ、若いお母さんは娘と一緒に楽しそう。

みなさん、どんな風に入れたら多く入るか、試行錯誤。
私も2時間半、呼び込み続けましたが、楽しかったです。

25日26日はチラシにも入っており、どのような展開になるか楽しみです。 

タラの芽栽培

大角宏一

2-玉ねぎ収穫 2013-05-22 16-26-19

茅山さんの畑の一角にタラの木があった。
主のいなくなったタラの木は荒れ放題、誰も管理する人がいないとのことだった。
よくみると棘のない雌タラ、今まで小生が栽培していたのは棘のある雄タラ。
タラの芽は大好物だし、これは面白そうだとやってみることにした。

去年は環境を整えただけで収量は僅か、みなさんにおすそ分けした程度だった。

今年の春は前年の剪定、日当たりがよくなった成果が現れ、かなりの収量が見込まれそうになった。

愛和館ではもう既に伊達さんの作ったタラの芽料理を食べたことだし、会員さんやら活用者の人たちへの贈り物にしようかなと思っていた。

そこへ降って湧いたように豊里ファームの誕生、更に旬の野菜コーナーができるとのこと。
担当者に聞くと、多種多彩の野菜が出品されるのは大歓迎の返事。

さっそく「ぎゅうとら」に行って見本をひとつ買ってきた。4~5個の袋詰め100gで300円、なんと雪国の青森産だった。

大小50本ほどの木から日をおいて3回収穫して2.7㎏(数にして200個ほど)を小出悦子さんらに袋詰めしてもらって、40袋を4月7日豊里ファームの初日に出品した。あっという間に完売。

その後来年のために剪定したが、ちょっと待てよ、4月まだ雪の青森で、もう既にこちらと同じようにタラの芽が生産されている!!何故だ?

インターネットで検索してみた。
なんと青森では雪の降る前に剪定し、その枝を保存して、正月明けてから暖房したハウスの中で芽だしをしている。
しかも一本の木の脇芽ごとに裁断(2~3cmの長さ)それを水耕栽培、なんと賢い方法だこと。
小生のやり方だと頂芽だけしか取れないので一本の木からせいぜい2~3個、青森方式だと一本の枝から少なくとも10個は取ることができる。しかも去年を捨てていた剪定枝を有効に利用できることになる。

これは挑戦し甲斐のある実験、タラの芽の大量生産めざして試行錯誤するのが面白い今日この頃です。

アスパラづくり

林妙佐子

2-玉ねぎ収穫 2013-05-25 9-42-58

10年ほど前に美穂さんがお庭で作ってられて、

「これ、美味しそう」と思ったのが始まりで、苗をもらってやってみましたが・・・うまくいかず・・・。
次は種を蒔いてみて、髪の毛ぐらいの細さから4年目小指程までの太さになり感動。やったが、しかし3年目頃から元気なくなってきて。あれ・あれ?

しかし何かチャンスがあればやろうと思ってて、蔬菜でやり始めた頃、

「アスパラの苗もらったのがあるけど?やるか?」と声を掛けてもらい、再度、挑戦しています。
少しですがファームに参加することができました。

うれしかった。
調べたり、教えてもらったり、自分のテンションを保ちながら、まだ道半ばです

今年版、筍の売り子の話

呉星順

豊里ファームが始まる頃、我が家の食卓の話題は前田さんの筍の話で持ちきりでした。

前田:「この前の筍の売り上げは、何位だったと思う?」

ゆり:「アッパ(韓国語、お父さんの意味)がそう言うには結構上位だったでしょう?」

前田:「なんと6位でした。次はもっと上位になりたいと思うけど、どうしたら良いと思う?」

そら:「やっぱ、試食かな。」

星順:「筍の掘っている写真とか太陽の家の子たちの絵とか飾ったらいいじゃないの。」

前田:「うん。じゃ、やってみようか。」

次の豊里ファームの日。

ちょうど愛和館の昼のメニューは筍の煮物でした。
大きいメラミンの食器にたっぷり盛ってあった筍を細かく切って爪楊枝を刺して、試食の準備を進めていく。
前田家総動員です。
せっせとビニール袋に値段を貼っていく。
ビニール袋に筍を入れていく。
それをコンテナに入れ、ファームに持って行く。

「ただ今、筍が届きました。掘りたてです」
と、大きい声で知らせる前田さんのやる気が伝わったのか、

どんどん筍が売れていきます。
試食を進めるタイミングもありそうです。
お客さんがちょっと立ち止まって筍を手にとって、眺めて、どうしようかなと考えているような、その瞬間、

「この筍、どうですか?」と勧めてみる。
食べている間、ちょっと話を振ってみる。二言、三言。

ということで、この週の筍の売り上げは、5位でした。
この日の朝、筍を掘ってきてくれた岡田さん、中井さん、奥村さん、志方さん自信たっぷり「堀りたてですよ」と言えました。

掘ってきてくれた人たちの気持ちを受けて、うちの2人の娘たちも、袋詰めをしたり試食を勧めたりしてくれました。

これで今年版、筍の売り子の話はおしまいです。
また来年もよろしくお願いします。 

レモン・レモン・レモン

大窪富子

  

3-玉ねぎ収穫 2013-05-25 9-44-07

ある日の職場研で、中井さんがバケツに見かけの良くないレモンを入れて持ってきて、

「このレモンいっぱいあるんやけどどうしょう?」

切ってみると中身はみずみずしい。

「いっぱいあるって、どのくらいあるん?」

「ものすごくある、2トンくらい」

「それやったら、果樹菜園部で豊里ファ-ムで安く売ろうよ。袋詰め放題とかして」

「国産レモンは皆喜ぶわな」

とか色々出て、実際にレモン収穫の話がまとまり、吉田さんが受け入れに立ってくれることになった。

次の日の連絡研で出したら、
レモンは詰め放題にしてもそんなに食べられないで。
それで袋詰めにして100円で出してみることに。

初めてのレモン収穫には、職場の人たちや声をかけた人、太陽の家の子たちも来ていた。
(レモンの木にはすごいトゲがあるんだと初めて知った。)

袋詰めは佐貝さん夫婦がしてくれることになり、袋をどうしょうか?から小出悦子さん、沖永さんと人が動き出して思っている以上の動きが始まった。

「のぶさん、やれる範囲で売り場に出ること出来る?」

「いいよ!」

1回目、よく売れて「ヤッタァ―」
後半は吉田さんが計量して袋詰め。

収穫、袋詰め、運搬、管理など…、
ファ-ムで買ってくれる人の手に届くまで沢山の人たちが関わった。
そしてレモンも活かされた。沢山のレモンが売れた。 

作付けを増やしてます

喜田仁

4-玉ねぎ収穫 2013-05-23 15-00-40
愛和館の食卓が豊かになるように、季節季節を象徴する野菜で誰も手がけてないものを作ろうと考えながらやっています。
早春の菜の花、葉ゴボウ(今年は草をコンロール出来なくて収穫出来ませんでしたが)、空豆、等々。
また色々な料理に使える玉葱は、外部から購入しなくて済むように、また他Gにも送れるように、村の一斉作業の機会として使ってもらえるように作っています。

5-玉ねぎ収穫 2013-05-23 15-00-55

毎年の収穫時期に出来具合を見ながら次の作付の計画を建てています。

今年の玉葱は作付け当初、気温が低かったり、早く植えすぎて苗が小さく、どうなるかと思いましたが、気温が低かった分病気の発生もほとんど無く、良くできました。

特に、極早生、早生は玉太りも良く重量的には計画の1.5倍でき、長期保存も難しいし、保存期間内に消化しきれるかどうしようかと思って悩んでいましたが、ある研鑽会で豊里ファームに出したらどうか声があり、急遽豊里ファームに出すことになりました。

6-玉ねぎ収穫 2013-05-23 15-02-03

出すにあたっては、袋詰めは面倒だし時間がかかると思いましたが、未選果で詰め放題で出したらどうかと。
しかしそれはちょっとなと思いましたが、世間的には豊作なようで市場価格は昨年の半分くらいで、昨年のように業者に出すよりも、豊里ファームの毎日営業の目玉商品になれば良いかなと思いました。
おかげで、保存期間内での消化の目途がたちました。

3-玉ねぎ収穫 2013-05-22 16-27-52

豊里ファームに出す野菜は品目が多く賑やかな方がいいなと思い、まだこれから植えられるもので他の人たちが作っいるものとダブらないものを選んで、作付けを増やしています。

夏の草管理が上手くいくかなと思いながら。 

ファームにサニーレタスを出して

杉本幸枝

畑に何も植えていない所が一ヶ所あって、そのままにしておいたら草ばかりはびこってどうしようも無いと思いながら育苗ハウスへ行ったら、成長しすぎのサニーレタスの苗が残っていました。

大森君にもらってさっそく植えました。4月中旬の事です。5月20日頃には大きくなって収穫時期で、食生活へ5~6コン届けましたが、折しもどこの畑からもたくさんサニーレタスが来てノーサンキューぎみです。

「そうだファームに出したら良いんだ」と思いついたのはよいが、なにしろ店へ野菜を出荷するのは初めてのことで、そのまま出すのか、何かに包むのか沖永さんに電話して、袋を用意してもらいました。

土曜日の朝はちょっと早起きして朝取りで50袋出荷しました。

何か野菜を作るとき、多すぎないかなぁ、どうかなぁと迷うのですが、ファームが出来てからは多かったらファームに出せば良いというのがあるので、迷わずに作れます。

もし売れないときは、食生活で引き取ってくれます。
一般農家では売れ残りの処分に困るそうですが、それも心配無用です。

次は見事な玉レタスが育っています。食生活へ出荷する分は充分あります。
その中で堅く巻いた立派なものを出そうと思います。
レタスにムラサキのはちまきを巻いて出荷するのを楽しみにしています。 

呼び込む知恵と情熱

斉藤守重

1-玉ねぎ収穫 2013-05-21 16-57-51

毎日のようにネオポリスに通ってやってみると、いろいろなことが見えて面白い。
まさに昨日は今日ではない連続。

何一つとして無駄なことがない常に次につながるのが面白い。

豊里ファームを描いての野菜作りが始まって、ますます面白くなってきた。

今まではあれば出すという感じだったが、これからは毎日となれば、ファームに来てくれる人に楽しんでもらえるような地元産の新鮮な品揃え、ネオポリスの広い土地を有効に活用してみんなに喜んでもらえるような企画が待たれるし、そしてファームを入口にして次は実顕地に呼び込む知恵と情熱に力を注ぎたい。