七夕茶会【豊里】
この時期は農繁期などで忙しいことと思いますが、七夕茶会でほっと一息ついていただけたらと思っております。
今回はモンゴルからの研修生が初めてお運びをしています。
掛軸
「心静茶味香」心静かなれば茶味香ばし
静かで清らかな心だと、お茶本来の味や香りがそのまま感じることができる。
花・花入れ
蛍袋、半夏生、鉄線、
竹舟形の花入れは天の川を渡る舟に見立てました。
釜「富士釜」
棚「糸巻棚」
織姫の糸巻きに蒼碧釉の水指、棗は梨地、蓋置は蟹
お菓子「星祭」
莨盆
お茶室でたばこを吸うことはありませんが、「たばこでも吸いながらお気楽にどうぞ」という亭主の気持ちを表すものです。
この日は11席のお茶会をさせていただきました。
毎席お道具の紹介はしていますが、その時の顔ぶれによって、話の内容が自然と変わります。
「お花はどこに咲いていたの?」とか「どんな字を書くの?」とか
お茶碗の千鳥の絵を見て、鳥の話が始まり、千鳥を詠んだ歌が次々と披露されたり。
- モンゴルの男性陣も待合で
初めて登場した莨盆では、なつかしい話や煙管を持ってポーズを決めてみたり、
私も教えていただく事がたくさんあって、楽しい事ばかりです。