一つでやろうとする心【豊里ファーム】
6月の終わりに、豊里実顕地全員対象の「豊里研鑽会」がありました。
2班に分かれて、半期やってみてで出し合いました。
話題はやはり豊里ファームのことが中心。
その中で、ファームがきっかけになり今までなかった動きが出ているのが心に留まりました。
「一つでやろうとする心」が寄って、それがまたもっと寄りたくなって、次々と具体的な動きが生まれているようです。
その中から、乳牛部と精乳部、蔬菜部と果樹菜園部の動きを紹介してもらいます。
【豊里実顕地 沖永雅子】
何を作っていこうかと研鑚が進みそう
蔬菜部 長澤文則
豊里ファームを活気あるお店にするには、野菜と果物の種類を増やす事が重要な事なんです。
蔬菜部は、供給とスーパーなどの市場へ出荷するために、主力野菜の生産に力を注いできています。その為、野菜の種類は限られているのです。
そこで、少量でも様々な種類の野菜や果物を作っている果樹菜園部のメンバーに、豊里ファームへの出品を呼びかけたのです。
今まで、自家用として自分達が食べていた野菜や果物が売場に並ぶ訳ですから、これは画期的な事ですね。
自分達が食べなくても地域の人に食べて欲しいという気持ちですからね。
今は、同じ作物を数人が作っていますが、今後は自分が作りたいというのもありますが、各自が何を作っていこうかという研鑚が進みそうです。
今後が楽しみですね。
皆で知恵を出し合って
果樹菜園部 大窪富子
豊里ファ−ムに向けて、蔬菜部からの声かけで5月に果樹菜園部と初めて一緒に研鑽会を持ちました。
現状を出し合うところからファ−ムを盛り立て、より良き方向に向かって…。
果樹菜園部は自家用の野菜・果物をそれぞれで作っています。
これまで豊里ファームに、レモン、びわ、すもも、にんにく、ハ−ブ、玉レタス、青じそ、ズッキ−ニ、タラの芽、切り花などを出してきました。
研鑽会を2回やってみて思ったのは、今後、継続して色んなものを出し続けていくには、職場の皆で知恵を出し合ってより高きを目指していくことで、また、このことで職場づくりも進んでいくような気がします。
蔬菜部との研鑽会は、これから月に1回定期的にやっていくことになりました。
寄る顔ぶれが面白い。
乳牛部 村岡悦史
牛乳販売のテーマで関係者で寄るようになってしばらくたちました。
この顔ぶれが面白い。
精乳の曽田・五味・内田とも子・和泉慶子、養豚の和泉、産業事務所から武持妙子、ファームの生原律子、スポットで中川雅子、乳牛飼育から上中・村岡といった、牛乳つながりのこんな面々で毎週寄っています。
牛乳や乳製品、牛のこと、寄って出し合うと初めて知ることばかり。
知らなかったことを知っていく過程がまた面白い。
寄り始めた当初は、販売促進目的の意味合いが強かったけど、毎週寄って牛乳販売のテーマを肴に出し合う、そのこと自体が大きいと思う今日この頃。
皆で出し合って進んでいけたらいいなー
食品製造部 和泉慶子
今年からファ−ムがはじまり、それに向けて乳牛部と精乳部の販売メンバ−が週1回乳製品の販売についての研鑽会をもつようになりました。
牛乳80℃と120℃の風味の違いやヤマギシのヨーグルトが80℃牛乳で作られてる事など色々勉強会もしました。
乳牛部の参観もファ−ムの参観ツア−と一緒のコ−スでやってみたりしました。
週1回みんなで寄ることで色々な角度から考えられるようになったと思います。
これからも皆で出し合って進んでいけたらいいなーと思います。