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稲刈り全て終了しました【大潟】


大潟実顕地より届いた新米(豊里実顕地愛和館にて)

大潟実顕地より届いた新米
(豊里実顕地愛和館にて)

9月19日に始まった稲刈り、10月5日に全て終了しました。好天続きで途中一日も休むことなくやり切りました。
コンバインでの稲刈りと同時並行して、ダンプで運んだ籾を乾燥機で水分を調整して置溜庫に移し、籾摺り機で籾摺りをします。

乾燥機は7台、置溜庫は5台あります。色選別機を使いセンサーで着色粒も選別します。玄米にしてトランスバックに詰め込み、業者便で豊里実顕地に送り出しています。

来年の稲作の準備を稲刈りし終わった田圃から始めています。
一志実顕地から運んできた鶏糞をライムソワーや肥料散布機で撒きプラウで反転します。毎年高嶋洋平さんが担当してくれています。

交流メンバーで暗渠工事もします。水捌けの悪い田圃に穴の開いたパイプを何筋も埋め籾殻を敷設し水捌けが良くなるようにします。

また育苗ハウス前に防風ネットを増設し、雪だまりの解消を図ります。
一志実顕地の宮本さんがチーフでやってくれています。雪が降るまで圃場の整備が続きます。

育苗ハウス前に防風ネットを増設

育苗ハウス前に防風ネットを増設

【大潟実顕地 浦崎雄一】

2013年 ヤマギシの新米

大潟実顕地 大西雄介

 今年の稲は、種まき後天候が非常に悪く育苗期間中ハウスを開けられない日が続き、過去に例がないくらい軟弱な苗での田植えとなりました。今年の米はどうなることかと心配しましたが、田植え中から6月は晴れの日が多く一気に平年並みまで回復し、無事稲刈りを迎えることができました。

去年・一昨年と夏の暑さがきつく、あきたこまちにとってはあまりよろしくない気候でしたが、今年は比較的涼しく食味の方も期待できそうです。

 去年はコンバインのトラブルが多かったので2台更新して、僕も新しいコンバインに乗らせてもらいましたが、前のコンバインより性能が格段に良くなっていて、コンバインの性能を生かしきれるよう自分のオペレーターとしての技術を上げていきたいです。

 今年も、大潟実顕地のメンバーだけでなく、全国の実顕地から育苗ハウスのビニール張りから種まき・代掻き・田植え・稲刈りなどの適期作業や期間中の食生活に交流に来てもらい関わって米作りをやってきました。

ヤマギシの新米をどうぞご賞味ください。

今年の大潟実顕地の様子   →